飲食店を出店するには立地が重要!物件選びに大切な3つのポイントについても解説

飲食店を出店するには立地が重要!物件選びに大切な3つのポイントについても解説

飲食店を出店するときに、重要なポイントとなるのは店舗の立地です。飲食店の成功は立地条件がよいかどうかで勝負が決まるともいわれており、お店のコンセプトに合った立地の店舗を選ぶ必要があります。この記事では、飲食店の立地について解説をしますので、これから出店を検討している方はぜひ、参考にしてください。

1.立地選びに大切な3つのポイント

立地選びにはお店のコンセプトに合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、物件選びに大切な3つのポイントについて解説をしましょう。

(1)家賃が手頃

まず、重要なポイントは家賃です。毎月発生するため、無理なく支払える金額でなければなりません。いくらお店のコンセプトに沿った好立地でも、家賃が高ければ利益を上げることは難しくなります。

例えば駅前にある路面店の場合、立地はよいですが家賃が高い傾向なので回転率を上げなければ高い収益は見込めません。家賃は固定費なので、売上に関係なく同じ金額がかかります。経営努力でコスト削減できるものではありませんので、「この家賃を払い続けても利益を出せる要素はあるのか」ということをしっかり見極めることが必要です。

(2)ターゲット層が来やすい周辺環境

お店のコンセプトに合った周辺環境を選ぶのも大切なポイントです。例えば、「会社帰りのサラリーマンの飲み会」「家族連れで楽しめる洋食レストラン」「若い女性がスイーツを楽しむオシャレなカフェ」など、お店の業態により最適な立地条件にはそれぞれ違いがあります。

アフター5の飲み会ならばオフィス街の駅近物件、家族の外食なら広々とした郊外型の店舗、若い女性がターゲットならオシャレな街にある洒落た店舗がぴったりでしょう。ターゲット層が来やすい周辺環境にある物件を探すようにします。

(3)人通りが多い

お店の前の人通りも確認したいポイントです。予約中心のお店では特に問題はありませんが、飛び込み客もターゲットにしている場合は重要な要素となります。人通りが多ければ、日頃からお店の存在をPRすることも可能であり、お客様が入る確率も高いので集客力を上げることができるからです。

人の集まる場所の方が通りがかりのお客様を取り込みやすいので、特に居酒屋やカフェなどは賑やかな場所を選ぶとよいでしょう。

2.立地の種類別の特徴

ここでは、飲食店の立地ごとの特徴について以下の表にまとめました。出店するお店の種類により「向き・不向き」があります。

【立地の種類別の特徴】

店舗の種類特徴向いているお店
路面店

・人通りの多い繁華街や大通りに面したビルの1階

・家賃や保証金などが高い

・店舗内外装や営業時間などは自由

・ファーストフード

・カフェ

・居酒屋

・ラーメン店

ビルイン型店舗

・駅前の雑居ビルなどにテナントとして入居

・内外装、看板などに制限がある

・居酒屋

・バー

・カラオケ

・カフェ

商業施設型店舗

・ショッピングセンターや百貨店にテナントとして出店

・家賃が高い

・集客に手間がかからない

・飲食店全般
ロードサイド型店舗

・幹線道路や生活道路沿いに建つ店舗

・地価は比較的安い

・大型チェーン店などに最適

・大型飲食店

・ファミリーレストラン

3.まとめ

今回は飲食店を出店する際の立地について解説しました。飲食店が成功するかどうかは、立地条件によるといっても過言ではありません。お店の業態やコンセプトにマッチした物件を選ぶことが大切です。

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