飲食店の内装には暖色系のカラーがおすすめ!色が持つ特徴についても解説

飲食店の内装には暖色系のカラーがおすすめ!色が持つ特徴についても解説

飲食店の内装をする際に、店内のテーマカラーを決めるのは重要なことです。色彩は人間の心理に深い影響を及ぼすため、売上にも関わってきます。この記事では、おすすめの色や色彩が持つ特徴について解説をしますので、これから飲食店の内装を手がける方は、ぜひ参考にしてください。

1.色彩は集客に影響を与える

人間の心理は、目から入ってくる色の情報により大きく左右されるものです。ここでは、色彩が集客に与える影響について解説をします。

(1)おすすめの色は「暖色系」

飲食店の内装のテーマカラーは、暖色系でまとめるのをおすすめします。赤やオレンジ、黄色などの明るい色を見ると、人の血圧や脈拍数は上昇し食欲も増進する傾向があるのです。

したがって来店客がたくさん食べたくなるため、注文数が増えて売上がアップするようになります。また、料理を美味しいと感じやすくなるので、お客様の満足度も同時に上がるのもうれしいポイントです。したがって、壁やテーブル、イスなどの内装を暖色系でまとめるとよいでしょう。

(2)食欲を減退させる色は「寒色系」

青色を始めとする寒色系は食欲を減退させる色彩といわれています。青色などの寒色系の色は、「冷たさ」や「冷静さ」を与える色彩効果があるので、食欲が抑制されてしまうのです。

飲食店ではお客様に食欲旺盛になってもらわなければ売上が上がらないため、壁やテーブル、イスなどの内装はなるべく暖色系がよいとされています。しかし、例えばカクテルバーや海沿いのレストランなど、お店のコンセプトが「クール」「スタイリッシュ」「マリン」など青色をイメージさせる場合なら、寒色系を使うのもよいでしょう。

2.色彩が持つ特徴

ここでは、それぞれの色彩が持つ特徴を表にまとめました。イメージとして参考にしてください。

カラー特徴向いている飲食店

・料理をおいしく見せる

・食欲を増進させる効果

・時間の経過を早く感じさせる

・ファーストフード

・気持ちを落ち着かせる

・食欲を減退させてしまう

・海や空を連想できる

・カフェ

・バー

オレンジ

・食欲増進の効果がある

・ゆったりとくつろげる

・陽気で楽しい気分になる

・洋食レストラン

・居酒屋

黄色

・食欲増進の効果がある

・元気でにぎやかな印象

・落ち着かない空間になることも

・ファミリーレストラン

・バイキングレストラン

・心を癒す効果がある

・使い過ぎると逆効果になる

・アクセントとして使うとよい

・カフェ

・洋食レストラン

3.まとめ

今回は飲食店の内装の色について、おすすめの色や色彩が持つ特徴について解説をしました。飲食店の売上には、色彩が与える心理的効果が影響を及ぼすとされています。お店の内装のテーマカラーを決める際には、コンセプトに沿った色を程よい程度に使いこなすことが重要です。「居抜きの神様」では、店舗の内装費用を抑えられるお得な物件をご紹介していますので、ぜひご活用ください。