南砂町駅|再開発で進化を続ける街

南砂町駅は、東京都江東区にある東京メトロ東西線の駅です。大手町駅へは電車で約10分と、都心へのアクセスが良好なため、駅周辺では再開発が進んでおり、大型商業施設やマンションなどが立ち並んでいます。さらに、駅周辺エリアの改修も進められ、街全体が新しく整備されつつあります。子どもが多く治安も良いことから、ファミリー層にも人気のエリアです。今回は、南砂町駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。

目次

南砂町駅

所在地東京都江東区南砂3-11-85
路線・乗降者数59,562人
前後駅東陽町駅←南砂町駅→西葛西駅

参照:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2024年度一日平均)」

南砂町駅前の特徴

駅の南側は臨海地域で、かつては工場や倉庫が立ち並ぶエリアでした。現在も配送会社の倉庫が点在していますが、医療施設や公園、大規模商業施設、集合住宅の建設が進行中です。駅の近くにはショッピングセンターが2か所あり、日常の買い物だけでなく、休日は多くの人で賑わいます。さらに、江東区役所南砂出張所や江東区立江東図書館などの施設もあり、街の中心地としての機能も持ち合わせています。

駅周辺は緑地や公園なども整備されており、緑豊かな環境が広がっています。小さな子どもを持つ若い家族も多く、特にファミリー層に人気があります。

各出口の特徴

1番出口

1番出口の南側には配送会社の倉庫が並び、北側には集合住宅が立ち並ぶエリアが広がります。バスやタクシー乗り場などはありませんが、駅徒歩圏内に運転免許センターがあり、周辺住民だけでなく東京の東部エリアに住む多くの人が訪れる場所となっています。

出口4・5

出口4および出口5は、2024年に新設された出口です。タクシー乗り場は道路を挟んだ向かい側にあり、一帯は再開発が進行中です。周辺には飲食店などが入る大型複合施設や集合住宅が立ち並び、整備された公園も点在しています。

南砂町駅周辺の飲食店情報

南砂町駅周辺の飲食店数

136件

業態別飲食店数

和食37件
洋食・西洋料理20件
中華14件
アジア・エスニック10件
カレー5件
焼き肉・ホルモン5件
居酒屋20件
ラーメン10件
カフェ・喫茶店11件
バー6件

参照:食べログ(2025年9月現在)

全体的に飲食店の数が少ない傾向があります。また、ショッピングモールに入居しているテナントも多く、主にファミリー向けの店舗が多いことも特徴です。そのため、現在は居酒屋なども少ないですが、今後再開発が進むと共に徐々に増えていくことが期待されます。

南砂町駅の人気カフェ

aoiケーキ店

南砂町駅から徒歩2分ほど、住宅街の一角にあるケーキ店。店内にはイートインスペースがあり、隠れ家のように落ち着ける雰囲気が魅力。白を基調とした空間に木の温もりを感じる家具が並び、ログハウス風のナチュラルな内装で統一されています。席数は多くはありませんが、ゆったりとした時間を過ごすことができます。軽食として楽しめるキッシュプレートのほか、季節のフルーツを使ったケーキやタルトが人気。特に夏季限定の桃を丸ごと一つ使ったインパクトのあるスイーツ「ももまる」は、中にはヨーグルトのようなさっぱりとしたカスタードクリームが詰まっていて、これを目当てにくるお客さんも多いのだとか。他にもメロンやチェリーを使ったケーキやタルトなどもあり、フルーツ好きにはたまらないお店です。

カフェスパッソ

南砂町駅から徒歩8分、トピレックプラザ内のイオンに入るカフェ。店内は広々としており、混雑も少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中で過ごせます。ドリンクと一緒にパスタやサンドイッチなどの軽食も食べられ、どれもリーズナブルな価格設定と評判。買い物の合間やちょっとした休憩にも便利な穴場カフェです。

カフェ ブリッコ(CAFE BRICCO)

南砂町駅から徒歩5分、SUNAMO内のCAINZに入るカフェ。買い物のついでに気軽に立ち寄れる立地が魅力で、ひとりカフェとしても利用しやすい空間が広がります。人気の理由はお手頃価格なメニュー。モーニングセットはマフィン1つとドリンクで300円、ソフトクリームはなんと100円で食べられます。手軽に立ち寄れるため、休日は買い物客で混雑することがあり、ゆっくりと過ごすならば平日の利用がおすすめです。

参照:食べログ(2025年9月現在)

店舗賃料相場

南砂町駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価15,456円
最高坪単価29,987円
最低坪単価6,324円

南砂町駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)

2025年15,191円
2024年16,774円
2023年15,235円
2022年13,634円

参照:飲食店ドットコム「南砂町駅の賃料相場情報」(2025年9月現在)

※2025年9月21日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。

南砂町駅周辺の特徴

街の特徴

南砂町駅は1969年に開業。駅の南側には東京メトロ東西線と並行するように永代通りが走っています。駅から南へ進むと夢の島、西へ進むと荒川の河川敷へと続いています。荒川の河口に面したエリアで、特に駅南側は工業地帯であり、かつては工場や運送会社の倉庫が多く立ち並んでいました。

近年は駅周辺を中心に再開発が進められ、大規模な複合施設や集合住宅が次々に建設されています。都心へのアクセスが良好なことも相まって、現在はファミリー層に人気のあるエリアへと変化しつつあります。

近隣の公共施設・商業施設

江東区立江東図書館(436m)

南砂三丁目公園(250m)

近隣企業オフィス

(株)日経統合システム(713m)

日本メジフィジックス(株)(682m)

近隣学校

第三砂町小学校(448m)

南砂小学校(590m)

江東区立第三砂町中学校(163m)

祭り・イベント

富賀岡八幡宮 例大祭

南砂町駅から徒歩約10分の場所にある富賀岡八幡宮で、4年に一度、8月下旬に開催される大祭。巨大な神輿を先頭に、各町会の神輿が連なって街を練り歩きます。見どころは、神輿に向かって沿道から勢いよく水が浴びせかけられる「水かけ」で、東京の夏を象徴する風物詩として親しまれています。

主要通り

砂町銀座商店街

南砂町駅から北へ徒歩15分ほど進んだ場所にある商店街。全長約670メートルにわたり、約180の店舗が軒を連ねており、現在でも昭和の雰囲気を色濃く残しています。毎年夏には七夕祭りが行われたり、毎月10日には「ばか値市」と呼ばれる大安売りが開催されたり、イベントも盛ん。都内の三大銀座商店街のひとつとして知られ、地域の人々だけでなく、週末は近隣から多くの人が集まります。

人気スポット

仙台堀川公園(砂町運河跡)

南砂町駅から徒歩約10分の場所にある公園。都内最大の親水公園で、総延長3.7kmの細長い公園になっています。春の桜並木や新緑、夏から秋にかけての紅葉と、四季折々の自然の表情が見られるのも魅力のひとつ。地域の憩いの場として親しまれています。

トピレックプラザ

南砂町駅から徒歩5分に位置する大型複合商業施設。かつてこの地にはトピー工業東京製造所があり、その跡地に建てられました。1975年にスポーツ施設、1977年にスーパーが開業しましたが、その後一度閉店・解体され、2000年に新たな商業施設としてリニューアルオープン。現在では、南砂町エリアのみならず区内外からも多くの買い物客が訪れる人気スポットで、休日は多くの人で賑わいます。

暮らしやすい住宅地と大型商業施設が広がる南砂町駅

南砂町駅周辺は、東西線で大手町まで約10分とアクセスが良好でありながら、公園や商業施設が整い、子育て世代が住みやすい街です。昔ながらの商店街や再開発で誕生した複合施設や集合住宅などがあり、地域住民だけでなく近隣エリアから幅広い客層が日常的に多く集まります。安定した集客が期待できるエリアとして、新たに飲食店を開業する方にもおすすめです。「居抜きの神様」では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

2021年より、ライフスタイル系メディアを中心に活動。農学部卒、食品2社、IT企業事務職を経験。企業や個人の発信の悩みに寄り添い、文章を通じて魅力を引き出すサポートをしています。

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