千代田区・新宿区・文京区の3つの区にまたがる飯田橋駅。JRや東京メトロなど3社5路線が乗り入れ、東京のどこへアクセスするにも便利な駅です。高層ビルが並ぶビジネス街であると同時に、江戸時代の建築物が残る神楽坂もあり、歴史と現代の魅力が融合されています。今回は飯田橋駅の基本情報と、街の特徴や人気の飲食店情報を紹介します。
飯田橋駅
所在地 | 東京都千代田区飯田橋4丁目 |
路線・乗降者数 | JR総武線 62,060人 東京メトロ 東西線・有楽町線・南北線 138,426人 都営大江戸線 24,744人 |
前後駅 | JR 総武線 水道橋駅←飯田橋駅→市ケ谷駅 東京メトロ 東西線 神楽坂駅←飯田橋駅→九段下駅 東京メトロ 有楽町線 江戸川橋駅←飯田橋駅→市ケ谷駅 東京メトロ 南北線 後楽園駅←飯田橋駅→市ケ谷駅 都営大江戸線 牛込神楽坂駅←飯田橋駅→春日駅 |
参照:JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」・東京メトロ「2022年度一日平均乗降人員」・東京都交通局「各駅乗降人員一覧2022年4月~2023年3月」
飯田橋駅前の特徴
飯田橋駅の始まりは1928年、かつて飯田橋駅西口付近にあった牛込駅と、飯田町駅が統合することで開業しました。当時は印刷技術の向上により紙の需要が高まっていたため、地方で作られた紙が集められる駅として利用されていました。今も飯田橋駅付近に出版社や印刷会社が多いのはその名残と言われています。
駅周辺には「飯田橋サクラテラス」「飯田橋ラムラ」などのショッピングモールや、オフィスビル・タワーマンションが建ち並び洗練された雰囲気です。オフィスや大学が集まるエリアのため、ビジネスマンや学生の利用が多いのも特徴。平日は通勤や通学、休日はグルメやショッピングと、駅前は常に人で賑わっています。
各出口の特徴
西口
オフィスや住宅、商業エリア併設の複合施設「飯田橋グラン・ブルーム」直結で、ビジネスマンや買い物客の多い出口です。東京理科大学や法政大学などのキャンパスに向かう学生や、神楽坂に訪れる観光客の姿もよく見かけます。
東口
自動車の交通量が多い目白通りへと続く出口です。周辺にはオフィスビルが多く、ビジネスマン向けにチェーン店から個人経営のお店まで、さまざまな飲食店が出店しています。
飯田橋駅周辺の飲食店情報
飯田橋駅周辺の飲食店数
1,411件
業態別飲食店数
和食 | 486件 |
洋食・西洋料理 | 231件 |
中華 | 100件 |
アジア・エスニック | 50件 |
カレー | 41件 |
焼き肉・ホルモン | 50件 |
居酒屋 | 420件 |
ラーメン | 72件 |
カフェ・喫茶店 | 130件 |
バー | 251件 |
駅周辺に1,400件もの飲食店が出店しており、非常に外食需要のあるエリアです。特に和食・居酒屋はどちらも400件以上確認でき、高いニーズが伺えます。どのジャンルも平均して件数が多く、バラエティに富んだ食が楽しめるエリアと言えるでしょう。
人気店
飯田橋駅から徒歩4分の場所にある日本料理のお店です。かつて芸者の母屋だった古民家を改装した、大正浪漫を感じられる内装が特徴的。旬の味にこだわった会席コースを提供しており、目や舌で四季の移り変わりを感じることができます。2階は個室のフロアとなっているので、親しい人とゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
飯田橋駅より徒歩4分にある、落ち着いた和風モダンの内装が心地良い居酒屋です。カウンターやテーブル席の他に、越前和紙を使用したお座敷もあり、神楽坂らしい江戸の風情が感じられます。和牛寿司にキャビアを載せた料理など、高級素材を惜しみなく使用したコースメニューは絶品。接待や会食、デートなど大切な方との食事にも最適です。
飯田橋駅より徒歩8分にある焼肉店です。ランチタイムは和牛100%のハンバーグセット、ディナータイムはアラカルトやコース料理などを提供しています。看板メニューの「恋包み牛タン」は、牛タンでネギ塩を包んだ見た目にも可愛らしい一品。清潔感がありおしゃれな内装は女性からも人気で、デートやお祝いなど特別な日の使用におすすめです。
店舗賃料相場
飯田橋駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 27,417円 |
最高坪単価 | 95,101円 |
最低坪単価 | 10,872円 |
飯田橋駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)
2024年 | 26,977円 |
2023年 | 27,277円 |
2022年 | 26,341円 |
2021年 | 28,014円 |
参照:飲食店ドットコム「飯田橋駅の賃料相場情報」(2024年4月現在)
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飯田橋駅周辺の特徴
街の特徴
飯田橋という地名は、天正時代にこの地域を徳川家康に案内した、飯田喜兵衛という人物から来ています。彼の案内が気に入った徳川家康は、視察後にこの土地を「飯田町」とするよう命じました。以降この地域は飯田町と呼ばれ、明治時代に作られた橋が「飯田橋」と命名されたのちに、昭和に入って町名となりました。
オフィス街やビジネス街として栄えている以外に、縁結びで有名な東京大神宮があるため、年間を通して参拝客も多く訪れます。江戸時代から花街として栄えてきた神楽坂には、老舗の料亭や履物屋が並び、古き良き日本文化が楽しめるのも特徴。江戸城に近かったことから日本庭園などの緑も多く、自然と利便性のバランスが良いため住宅地としても人気です。
近隣の公共施設・商業施設
飯田橋セントラルプラザラムラ(173m)
飯田橋サクラテラス(260m)
小石川後楽園(411m)
文京区役所(899m)
LaQua(901m)
近隣企業オフィス
大興電子通信(株)(209m)
(株)ユーグレナ(320m)
大王製紙(株)(331m)
(株)KADOKAWA(444m)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)(821m)
近隣学校
津久戸小学校(255m)
私立暁星中学校(604m)
暁星高等学校(588m)
東京理科大学 神楽坂キャンパス(417m)
中央大学 後楽園キャンパス(720m)
祭り・イベント
神楽坂まつり
神楽坂通りにて毎年7月に行われるお祭りです。ほおずき販売や屋台が人気の「ほおずき市」と、地元有志による「阿波踊り」が行われます。地元の方々が手がける熱気あふれるお祭りで、石畳や古い建物が残る神楽坂通りで、日本の伝統や文化を感じることができます。
主要通り
神楽坂通り
飯田橋駅西口を出てすぐ、「神楽坂通り商店街」がある街のメインストリートです。通りには老舗の和菓子屋からチェーンの飲食店までさまざまなジャンルのお店が並び、昼夜問わず活気に満ちています。大通りから横道に入ると風情ある小路につながっていて、落ち着いて食事ができる隠れ家のような飲食店が営業しています。
目白通り
駅東口に面する大きな通りです。千代田区の靖国通りから練馬区までの都道の通称でもあります。車の往来が激しく、駅の近くには高層ビルが並んでいます。駅から一本入るとおしゃれなカフェやレストラン、チェーンの居酒屋など多彩な飲食店が軒を連ねています。
早稲田通り
駅西口側を通る、靖国通りから外苑東通りの弁天町交差点までの通りの名称です。オフィスビルや学校の多い通りで、幅広い年齢層の方が行き交っています。学生やビジネスマンに向けたランチのお店が多数営業しています。
人気スポット
飯田橋駅西口から徒歩3分の場所にある神社です。明治13年に伊勢神宮の遥拝殿として建築され、「東京のお伊勢さま」の愛称で呼ばれています。神前結婚式発祥の地であり、縁結びのパワースポットとして全国的に有名です。若い女性を中心に、恋愛成就を願う参拝客が多く訪れます。
伝統と最先端が共存する飯田橋駅
江戸時代から続く歴史と、近代的なオフィスビルが共存する飯田橋駅。ビジネスマンや学生の飲食需要が多く見込めるので、これから飲食店を出店したいと考えている方におすすめのエリアです。「居抜きの神様」では、開業までの費用や工事期間を大幅に削減できる居抜き物件を多数取り扱っています。他で紹介されていない好条件の物件も案内できますので、ぜひ一度ご相談ください。
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