飲食店内設備に関するポイント|高額売却を叶える秘訣を解説

設備を点検する男性

飲食店を売却する際、店内設備の状態は買い手にとって重要な判断材料となり、売買価格に大きく影響します。事前に店内設備を整理・確認しておくことで、スムーズな交渉や高値での売却が期待できるでしょう。飲食店の売却を依頼する前に、店内の設備について確認すべきポイントをお伝えいたします。

目次

ポイント① 店内の各設備を点検・メンテナンスする

飲食店を売却する際は、空調や水回りを中心に店内設備の状態を点検・メンテナンスすることが重要です。エアコンや水道、トイレ、ダクトといった空調、水回りの設備は、修理が必要な場合に多額の費用や時間がかかります。空調や水回りに不具合があると、買い手が購入を断念する可能性もあります。また故障した設備を放置していると、信頼を損ねるだけでなく、価格交渉時に不利になることも。

店内の全設備をリスト化し、購入時の年式やメーカー、状態を書き出しましょう。設備の状態を把握し、必要なメンテナンスを行います。故障しているものがあれば、必ず譲渡仲介人に申告してください。

なおエアコンや電気設備などは、一部貸主が所有しているものがある場合があります。貸主所有の物は譲渡対象にならないので、必ず確認しておきましょう。

ポイント② リース物を把握する

リース物は造作譲渡の対象にできないので、明確に分けておきます。リース契約書を確認し、リース対象物を洗い出してリース残高と満了期間について整理します。

リース物によってはリース料金の残額を全額支払って買い取り可能ですが、できない場合もあるので注意が必要です。リース契約を新しい買主に継承する方法もありますが、その場合は店舗の売却側が連帯保証人になる必要があることも。

店舗の売買交渉が始まった後でリース物があることが判明すると、その後の交渉が不利になることもあります。リース物がある場合は事前に譲渡仲介人に伝えておきましょう。

ポイント③ 店内の清掃を心がけ、清潔に保つ

店舗売却の募集を決めた時から、店舗物件は「商品」です。買い手は物件の細部まで確認するため、店内の清掃を心がけて清潔に保ちましょう。特に厨房設備やエアコン周辺、トイレといった汚れが目立ちやすい箇所は念入りに清掃します。自分では清掃が難しい箇所は、専門業者に依頼するのも効果的。

また倉庫に放置されたゴミがないかを確認することも大切です。廃棄物が放置されていると印象が悪くなり、買い手の購入意欲を損ねる可能性もあります。不用なものは事前に処分しておきます。処分費用を減らすためにリサイクル業者に相談するのもおすすめです。

希望者がいれば、可能な限り早く現地を見学してもらうこともポイントです。見学希望者にいつでも対応できるよう準備しておきましょう。内見に立ち会う際は、良い印象を与えられるように配慮してください。

飲食店の売却をスムーズに行うなら「買取の神様」へ

飲食店を売却する際、店内設備の確認は売却交渉をスムーズに進めるための大切な準備です。設備の状態を明確にし、必要なメンテナンスを行うことで買い手に安心感を与え、信頼を得られるでしょう。また店内の清掃を心がけ清潔に保つことも大切です。

「買取の神様」は、300店舗以上の飲食店の買取経験がある不動産会社です。グループ会社において10業態100店舗以上の開業及び経営経験があり、物件所有者や管理会社との交渉もすべて承ります。また、一般的な不動産会社で発生する仲介手数料が不要なので、費用を削減して移転・閉店したいとお考えの方におすすめです。無料で相談や査定も承っておりますので、移転や閉店を検討される際はぜひ一度お問い合わせください。

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この記事を書いた人

元システムエンジニア、ライター歴10年のアラカン主婦です。楽しみは成人した娘とのカフェ巡り。娘に流行のスィーツを教えてもらってます。顧客サポートやマニュアル作成の経験を活かした分りやすい記事を目指しています。

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