墨田区ってどんな街？

2023.12.01

墨田区は、東京スカイツリーや浅草寺などの観光名所があり、国内外から多くの観光客が訪れるエリアです。また、伝統的な工芸品や食文化が根付いており、日本の歴史や文化を感じられる場所も多いです。
このような背景から、墨田区では、伝統的な日本料理や地元の食材を活用した創作料理が人気を集めています。また、観光客向けのカフェやレストランも需要があります。

【墨田区の主要な駅の情報】

●東向島駅

東向島駅は明治35年に白鬚駅（しらひげえき）として開設されましたが、明治41年に一度廃止されます。その後、大正13年に玉ノ井駅（たまのいえき）として営業を再開し、昭和62年に現行の東向島駅に改称されました。しかし当時の地元民が改称を反発したことにより、現在でも駅名標には「東向島（旧玉ノ井）」と表示されています。

駅周辺は、下町の雰囲気が広がる昔ながらのエリアです。街の至るところに町工場があり、隅田川沿いにも工場が集中しています。大通り沿いにはマンションや団地、一本入ると戸建て住宅が多く、休日や夜には閑静な住宅街になります。

・東向島駅の乗降客数

東武伊勢崎線

16,860人

参照：東武鉄道「駅情報（乗降人員) 2022年度」

・東向島駅の業態別飲食店数

和食	86件
洋食・西洋料理	27件
中華	23件
アジア・エスニック	16件
カレー	8件
焼き肉・ホルモン	11件
居酒屋	88件
ラーメン	20件
カフェ・喫茶店	45件
バー	9件

参照：食べログ（2024年3月現在）

和食と居酒屋が多く立ち並ぶエリアです。駅周辺にはラーメン店や中華料理屋の他、寿司やファーストフードのチェーン店など、コスパ重視の飲食店が軒を連ねています。またテイクアウトできるお好み焼き屋や、地元民に愛される洋食屋、カフェなどの個人経営のお店も営業中です。

・東向島駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

2024年	11,930円
2023年	13,731円
2022年	16,911円
2021年	12,664円

参照：飲食店ドットコム「東向島駅の賃料相場情報」（2024年5月現在）

＊東向島駅の詳細な街レポはこちら

●錦糸町駅

錦糸町駅は、1894年に総武鉄道（現在のJR総武線）の駅として開業。当初は、貨物駅として地域の物流拠点の役割を持っていました。戦時中、錦糸町駅周辺は空襲により甚大な被害を受けましたが、戦後に復興事業が進められ、駅周辺は再び商業および住宅地として開発。

現在は、地域の歴史や文化を感じられる「古き良き東京」の風情を多く残しながら、商業施設やオフィスビル、観光地が密集するエリアとして発展しています。

・錦糸町駅の乗降客数

JR線

93,915人

参照：JR東日本「各駅の乗車人員 2023年度」

・錦糸町駅周辺の業態別飲食店数

和食	327件
洋食・西洋料理	134件
中華	70件
アジア・エスニック	66件
カレー	35件
焼き肉・ホルモン	55件
居酒屋	343件
ラーメン	68件
カフェ・喫茶店	108件
バー	133件

参照：食べログ（2024年12月現在）

錦糸町駅周辺には、和食を中心にさまざまな飲食店が集まり、居酒屋やカフェも充実しています。駅直結の商業施設にも、手軽に食事を楽しめるお店が並んでいます。

・錦糸町駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

2024年	22,260円
2023年	21,542円
2022年	21,894円
2021年	24,969円

参照：飲食店ドットコム「錦糸町駅の賃料相場情報」（2024年12月現在）

＊錦糸町駅の詳細な街レポはこちら

●とうきょうスカイツリー駅

2012年、東京スカイツリーの開業にあわせて名称を変更したとうきょうスカイツリー駅。かつての駅名は「業平橋駅」ですが、1902年の開業時は「吾妻橋駅」、1910年から現在の浅草駅が開業するまでは「浅草駅」と呼ばれていました。

とうきょうスカイツリー駅の最大の特徴は、東京スカイツリーや東京ソラマチへの最寄り駅であること。東京スカイツリーの展望台はもちろん、東京ソラマチ内のすみだ水族館やプラネタリウム「天空」などの観光スポットが集まっているため、国内外の観光客に人気です。

駅周辺は浅草が近いこともあり、うなぎ屋や蕎麦屋など、昔ながらの下町らしいお店が点在しています。

・とうきょうスカイツリー駅の乗降客数

東武鉄道伊勢崎線

15,959人

参照：東武鉄道「乗降人員 2023年度1日平均」

・とうきょうスカイツリー駅周辺の業態別飲食店数

和食	183件
洋食・西洋料理	68件
中華	29件
アジア・エスニック	30件
カレー	29件
焼き肉・ホルモン	28件
居酒屋	126件
ラーメン	38件
カフェ・喫茶店	132件
バー	56件

参照：食べログ（2025年2月現在）

東京スカイツリー直結の商業施設「東京ソラマチ」内では、観光客向けに和食の高級店からカジュアルなレストランまで、多彩な飲食店が営業しています。SNS映えするカフェや話題のスイーツ店もあり、トレンドに敏感な世代の心を掴んでいます。

・とうきょうスカイツリー駅の平均賃料相場年別推移（2022年〜2025年）

2025年	28,548円
2024年	23,219円
2023年	19,251円
2022年	21,622円

参照：飲食店ドットコム「とうきょうスカイツリー駅の賃料相場情報」（2025年2月現在）

●押上駅

押上駅の誕生は1912年、京成電気軌道（現在の京成電鉄）の駅として開業しました。東京スカイツリーの最寄り駅であるため、副駅名の「スカイツリー前駅」と案内されることもあります。なお、東武伊勢崎線のとうきょうスカイツリー駅とは隣接しています。

東京メトロ半蔵門線、都営浅草線、京成押上線、東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）の4路線が乗り入れ、観光や通勤、通学のために多くの人が利用する駅です。複数の路線の直通運転により、神奈川・千葉・埼玉方面へのアクセスもしやすくなっています。

駅周辺にはスカイツリーや東京ソラマチなどの大型商業施設や、すみだ水族館・プラネタリウム「天空」といったレジャー施設が集結しています。人気の観光地として賑わいを見せる一方で、駅から少し離れると、東京の下町らしさが感じられる住宅街としての顔を見せます。

・押上駅の乗降客数

東京メトロ半蔵門線	174,863人
都営浅草線	213,651人
京成押上線	209,421人
東武伊勢崎線	99,407人

参照：東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング(2023年度一日平均)」、東京都交通局「各駅乗降人員一覧」、京成電鉄「駅別乗降人員（一日平均）」、東武鉄道「乗降人員 2023年度1日平均」

・押上駅の業態別飲食店数

和食	157件
洋食・西洋料理	64件
中華	28件
アジア・エスニック	28件
カレー	24件
焼き肉・ホルモン	27件
居酒屋	120件
ラーメン	34件
カフェ・喫茶店	120件
バー	52件

参照：食べログ（2025年3月現在）

スカイツリーや東京ソラマチの玄関口である押上駅周辺には、観光客に人気のおしゃれなレストランやカフェが並んでいます。駅から少し歩くと、下町らしさを残す老舗の和食店も多く営業しています。立地を生かし、東京ソラマチの高層階から富士山や隅田川が眺められるダイニングバーも人気です。

・押上駅の平均賃料相場年別推移（2022年〜2025年）

2025年	23,171円
2024年	24,426円
2023年	19,681円
2022年	17,993円

参照：飲食店ドットコム「押上駅の賃料相場情報」（2025年3月現在）
※2025年3月24日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。

＊押上駅の詳細な街レポはこちら

●菊川駅

菊川駅が開業したのは1978年のこと。都営地下鉄の中でも比較的新しい駅のひとつで、周辺の住宅地や商業エリアの発展とともに利便性を高めてきました。利用客の多くは地元の住民や、通勤・通学客です。都心にほど近いものの比較的落ち着いた環境のため、ファミリー層や単身者が多く暮らしています。

駅の近くには「マルエツ」「ライフ」「オオゼキ」と、スーパーが3店舗もあります。また、駅を中心に飲食店が広がっていて、「大阪王将」「ジョナサン」「串カツ田中」を始めとしたチェーン店が多い印象です。一方で、下町ならではの個人店も点在しており、地元住民を中心に賑わいを見せています。

・菊川駅の乗降客数

都営新宿線

23,140人

参照：東京都交通局「各駅乗降人員一覧」

・菊川駅周辺の業態別飲食店数

和食	112件
洋食・西洋料理	40件
中華	29件
アジア・エスニック	11件
カレー	13件
焼き肉・ホルモン	13件
居酒屋	94件
ラーメン	19件
カフェ・喫茶店	52件
バー	28件