東京都豊島区に位置する大塚駅は、有名ホテルの開業などで再開発の進んでいる街です。駅周辺には飲食店が多く、ランチ時はビジネスパーソンで賑わっています。また夜は歓楽街として人気です。今回は、大塚駅の特徴や周辺施設をご紹介。さらに現在飲食店の開業を検討中の方に向けて、駅周辺の飲食店情報や店舗賃料相場も解説します。
大塚駅
| 所在地 | 東京都豊島区南大塚三丁目 |
| 路線・乗降者数 | JR山手線 52,252人 |
| 前後駅 | JR山手線 巣鴨駅←大塚駅→池袋駅 |
大塚駅の特徴
大塚駅は山手線の中でも巨大ターミナル駅にあたる池袋駅の隣に位置しています。戦前から歓楽街として栄え、レトロな雰囲気の漂う活気ある街です。居酒屋をはじめ飲食店が数多く立ち並んでおり、2018年には大塚駅のディープさを活かした昭和レトロな複合飲食施設「東京大塚のれん街」が誕生しました。
歓楽街として有名な大塚駅ですが、近年は住みやすさを意識した街づくりが進められ、住宅街としても人気が上昇しています。また、夜だけでなくランチの時間帯には近隣に勤める方の需要もあり、一日中人通りの多い街です。再開発事業の一つとして「星野リゾート OMO5 東京大塚」もオープンし、遊びも暮らしも楽しめる街として今後も発展が見込まれています。
各出口の特徴
北口
大塚銀の鈴通り商店街を中心とした歓楽街として有名なエリアです。チェーン店だけでなく昭和の時代から続く個人経営の居酒屋やおしゃれなレストランなど様々なジャンルの飲食店が立ち並んでいます。また、星野リゾート OMO5 東京大塚がオープンした影響もありインバウンド需要も見込めるエリアです。
南口
南口には駅直結の商業施設「アトレヴィ大塚」があります。スーパーやドラッグストア、アパレルショップといった生活に必要なお店が入っており、学校や仕事帰りの方の需要を獲得しています。周辺には飲食店や鮮魚店のあるサンモール大塚商店街があり、住宅街エリアと繋がっています。
大塚駅周辺の飲食店情報
大塚駅周辺の飲食店数
743件
業態別飲食店数
| 和食 | 213件 |
| 洋食・西洋料理 | 68件 |
| 中華 | 64件 |
| アジア・エスニック | 64件 |
| カレー | 30件 |
| 焼き肉・ホルモン | 19件 |
| 居酒屋 | 169件 |
| ラーメン | 41件 |
| カフェ・喫茶店 | 88件 |
| バー | 87件 |
大塚駅周辺は和食と居酒屋の多いエリアです。広々とした大衆居酒屋のようなお店から、個人経営の落ち着いたお店まで、幅広いスタイルの飲食店が軒を連ねています。特に駅の北側にある大塚銀の鈴通り商店街にお店が集中しています。
大塚駅周辺の人気カフェ
店内は緑が多く森の中にいるようなデザインのため、都会の喧騒を忘れて癒されたい方に最適な空間です。座席数が多く広々しているためカフェ利用はもちろんPC作業にもおすすめの環境です。11時から翌朝5時まで営業しているためカフェバーとしての利用も可能です。
木のぬくもりを感じられる落ちついた雰囲気のカフェです。ベビーカーでの入店が可能でお子様連れでも気軽に入れるお店です。コーヒーは1つ1つ淹れられたハンドドリップコーヒーで本格的なコーヒーがいただけます。コーヒーだけでなくプリンやテリーヌなどのスイーツも絶品です。
アンティークな雰囲気のおしゃれなカフェです。店内のインテリアや使われている食器全て統一感があり、写真映え間違いなしの人気カフェです。季節のフルーツがたっぷり使われたケーキやプリンなどのスイーツが人気で、見た目は可愛らしく、お味も最高のケーキが楽しめます。
店舗賃料相場
大塚駅の店舗賃料相場情報（直近1年間）
| 平均坪単価 | 23,479円 |
| 最高坪単価 | 83,333円 |
| 最低坪単価 | 8,095円 |
大塚駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）
| 2024年 | 23,715円 |
| 2023年 | 21,483円 |
| 2022年 | 19,839円 |
| 2021年 | 22,433円 |
参照：飲食店ドットコム「大塚駅の賃料相場情報」（2024年11月現在）
大塚駅周辺の特徴
街の特徴
大塚という地名は1629年頃にはあったと言われており、その由来は古墳と推測されています。1903年の日本鉄道開通にあたり、大塚駅周辺は住宅街として開発が進みました。その影響で飲食店が増加、映画館や商業施設も建てられ都内屈指の繁華街へと発展していきました。第二次世界大戦時には空襲の被害を受けましたが、歓楽街として復興、現在に至るまで活気ある街を維持しています。
現在の大塚駅は飲食店が立ち並ぶ豊島区有数の歓楽街です。駅周辺の再開発によって新型シティホテルが誕生し、外国人観光客が増加、インバウンドの需要が見込まれる街になっています。レトロな雰囲気が残る歓楽街ではありますが、再開発によって遊びも暮らしも楽しめる街へと変化しています。大塚駅は池袋駅までのアクセスが良い上に学校や病院など生活に必要な施設が揃っているため住宅街としても人気のエリアです。
近隣の公共施設・商業施設
アトレヴィ大塚（179m）
帝京平成大学図書館（800m）
大塚公園（860m）
東池袋中央公園（865m）
近隣企業オフィス
タイガー魔法瓶（株）（300m）
ユニー・ファミリーマートホールディングス（株）（934m）
（株）良品計画（957m）
（株）不二家（1.1km）
近隣学校
豊島区立西巣鴨中学校（300m）
東京国際大学 池袋キャンパス（685m）
帝京平成大学 池袋キャンパス（805m）
東邦音楽大学 文京キャンパス（968m）
祭り・イベント
東京大塚阿波おどり
南大塚で昭和47年から開催されている夏の風物詩で、大塚の夏には欠かせないイベントの一つになっています。東京大塚阿波おどりは地元の商店街の方々が、縁日や遊客で賑わっていた戦前の姿を取り戻そうという思いで始まったものです。現在に至るまで企業などのスポンサーを付けず、地元の商店街や観光協会が中心となって開催されており、観客と踊り手の親近感や地元の温かさを大切にされているイベントです。
主要通り
駅の北口にある商店街で、大塚のメインストリートです。古くから歓楽街として賑わってきた場所のため、飲食店が多く営業しています。ランチ営業しているお店も多いため、夜だけでなく日中も人通りの多い商店街になっています。
宮仲公園通り
大塚駅北口から上池袋の交差点まで続く約1kmの大通りです。再開発によって建てられた星野リゾートOMO5東京大塚がある通りで、ホテルやマンションが建ち並んでいます。
大塚駅南口にある商店街でレトロな雰囲気が漂っています。チェーン店から個人経営のお店まで幅広いスタイルの飲食店が営業している他、鮮魚店や食料品店もあり、生活に必要なものを揃えることができます。
人気スポット
大塚駅から徒歩3分ほどの場所にある天祖神社は、鎌倉時代末の1321年頃に創建されたと言われており約700年の歴史がある神社です。当時、大塚周辺の領主であった豊島氏が伊勢の皇大神宮の神さまを迎え、祀られたのが始まりとされています。ご祭神は天照大御神さまで、毎年9月17日には例大祭があり、その前後の土日には百基もの神輿や山車が繰り出す盛大なお祭りが行われます。
豊島区有数の歓楽街として栄える大塚駅
昭和の時代から歓楽街として栄えた大塚駅。チェーン店だけでなく、古くから営まれている個人経営のお店まで幅広いジャンルの飲食店が営業しています。レトロな雰囲気の残る大塚駅ですが、駅周辺の再開発と共に遊びも暮らしも楽しめる街として変化。大型シティホテルのオープンなどを通して、治安の良いイメージも定着しています。商店街や駅前の商業施設には、多くの飲食店が日中から夜まで営業しており、どの時間帯でも人通りのあるエリアです。
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