中板橋駅|地元密着の商店街があるアットホームで住みやすい街

中板橋駅は、東京都板橋区にある東武東上線の駅です。池袋駅まで電車で約7分と都心へのアクセスが良く、通勤や通学にする方に便利な立地です。駅周辺には商店街や公園、小学校などがあり、生活がしやすい環境があります。また、駅の北側には環七通り(国道318号)、南側には川越街道(国道254号)が通り、車を利用する人にも利便性が高い場所です。今回は、中板橋駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。

目次

中板橋駅

所在地東京都板橋区弥生町33-1
路線・乗降者数東武東上線 26,869人
前後駅大山駅←中板橋駅→ときわ台駅

参照:東武鉄道「2023年 駅情報(乗降人員)」

中板橋駅前の特徴

中板橋駅は、石神井川から水を引いた「板橋遊泉園プール」への利用客向けに、臨時駅として開業。周辺地域の住宅開発が進み、定住者が増えたことから昭和8年に常設駅となりました。

駅周辺は、商店や住宅が混在しており、アットホームな居心地の良さを感じます。地域に根差した商店や飲食店が多く、落ち着いた生活をしたい人にとって住み心地のよい街といえるでしょう。

各出口の特徴

北口

北口を出るとすぐに中板橋商店街が広がり、地元密着型の商店や小さな飲食店、カフェなどが並びます。昔ながらの八百屋や米店、花屋、スーパーなどがあり、地域住民にとって日常の買い物に便利なエリアです。商店街では、お祭りや福引などイベントも開催されています。近くに小学校や保育施設が点在しており、子育て世帯も住みやすい環境が整っています。

南口

南口は住宅街エリアです。大小の集合住宅や戸建てが多く、落ち着いた雰囲気があります。小さな商店や会社、クリニックなども点在しています。公園や小さな神社などがあり、散歩や子どもの遊び場として利用されています。

中板橋駅周辺の飲食店情報

中板橋駅周辺の飲食店数

323件

業態別飲食店数

和食105件
洋食・西洋料理34件
中華21件
アジア・エスニック22件
カレー9件
焼き肉・ホルモン17件
居酒屋81件
ラーメン24件
カフェ・喫茶店29件
バー20件

参照:食べログ(2024年12月現在)

地元密着型のお店が多いです。駅北口には中板橋商店街が広がり、昔ながらの定食屋や居酒屋、喫茶店などがあります。一方、南口周辺は静かな住宅街の中に小さな商店や飲食店が点在しています。地域の人々向けのリーズナブルな価格設定をしている店が多く、幅広い世代に利用されています。

中板橋駅の人気カフェ

ワンルームコーヒー

中板橋駅から徒歩約5分の場所にあるカフェ。2013年開業し、2019年に現在の場所へ移転。店名の「1 ROOM」は、シンプルでミニマムな空間の中にある「暮らしの豊かさや癒し」を提供したいという思いから名付けられています。店内はウッド調のインテリアで統一され、席間隔も広く、ゆったりとした落ち着いた雰囲気が特徴です。1組2人までの利用制限があり、静かに過ごしたい方におすすめ。人気メニューは「あんバタートースト」や「クロックマダム」「チーズケーキ」「コーヒーゼリー」など。店主が作る美しいラテアートも評判です。

ヒグベーグル&カフェ

中板橋駅から徒歩15分のところにあるベーグル店兼カフェです。店内はレンガ造りをイメージしたアメリカンアンティーク調のインテリアで、ニューヨークやブルックリンの雰囲気を感じられる空間です。ベーグルは湯だね製法で石臼挽き粉を配合した生地を使用し、もちもちした食感が特徴。ベーグル単品のほか、ベーグルサンドイッチやスコーン、マフィンなどの焼き菓子もあります。

欧風菓子 白鳥

中板橋駅南口から徒歩1分の場所にあり、緑色の看板が目印の洋菓子店です。1966年創業で、一階はケーキ店、二階は喫茶室、三階は工房になっています。看板メニューは、店名にもなっている白鳥をモチーフにしたスワンシュークリーム。型は使わずすべて手作りで、クリームは軽く上品な味わいです。先代から受け継いだレシピをそのまま守り、地域の人に愛され続けています。

参照:食べログ(2024年12月現在)

店舗賃料相場

中板橋駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価18,755円
最高坪単価61,111円
最低坪単価9,003円

中板橋駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)

2024年18,755円
2023年15,996円
2022年15,783円
2021年14,582円

参照:飲食店ドットコム「中板橋駅の賃料相場情報」(2024年12月現在)

中板橋駅周辺の特徴

街の特徴

駅名の由来は、川越街道の「上板橋宿」と、中山道の「下板橋宿」の中間に位置するためといわれています。中板橋駅ができた後1957年に周辺の地名である「中板橋」が新設されており、歴史上「中板橋」という宿場町は存在しません。

都心へのアクセスが良好ですが、駅周辺は落ち着いた環境で生活ができるため、利便性の高い場所といえます。北口と南口には小規模な商店街があり、それぞれ地元の人々でにぎわっています。近くには石神井川が流れ、川沿いには桜並木が続いており、春は花見スポットとして多くの人が訪れます。

近隣の公共施設・商業施設

板橋区立氷川図書館(963m)

板橋区立山中児童遊園(450m)

近隣企業オフィス

(株)KYORITSU(1.2km)
リンテック(株)(1.3km)

近隣学校

弥生小学校(235m)

板橋区立上板橋第一中学校(336m)

東京都立北豊島工科高等学校(523m)

日本大学 医学部キャンパス(796m)

祭り・イベント

なかいたさくら祭り

中板橋駅から徒歩1分の石神井川沿いの桜並木周辺で毎年春に行われるイベントです。地元の飲食店の屋台が出店し、花見をしながら食べ歩きを楽しめます。

なかいたへそ祭り

中板橋商店街で毎年夏に行われているイベントです。祭りの名前は、中板橋が板橋区の中心(へそ)に位置することに由来しています。ベリーダンスや琉球エイサー、参加型の浴衣踊りなどが楽しめます。同じタイミングで商店街ではサマーセールや福引などが行われ、街全体が活気にあふれます。

主要通り

中板橋商店街

中板橋駅北口を出てすぐに広がる商店街です。八百屋、惣菜店、ベーカリー、カフェなど、さまざまな店舗が立ち並びんでいます。昔ながらの商店も多く、温かみのあるレトロな雰囲気です。季節ごとに地元住民向けのイベントが開催されています。

川越街道(国道254号)

日本橋から川越まで続く街道で、中板橋駅から南へ徒歩10分ほどの位置にあります。都心部や埼玉方面へのアクセスが良く、車やバスで利用する人が多い道路です。昭和初期に自動車の普及とともに新道が建設され、現在の川越街道になりました。歴史上、徒歩で使われていた街道は、「旧川越街道」と呼ばれています。

人気スポット

石神井川沿いの桜並木

石神井川に沿って続く桜並木は、中板橋を代表する景観の一つです。散歩やジョギングに最適で、四季折々の自然が楽しめます。春には満開の桜が川面を覆い、地域住民や観光客でにぎわいます。

地元密着型の個性的な店が集まる中板橋駅

中板橋は、地元住民から愛される温かみのある商店街や自然豊かな石神井川沿いの風景が魅力の街です。個性豊かな個人経営の飲食店が多く、新しく開業を検討してる人にもおすすめです。「居抜きの神様」では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

2021年より、ライフスタイル系メディアを中心に活動。農学部卒、食品2社、IT企業事務職を経験。企業や個人の発信の悩みに寄り添い、文章を通じて魅力を引き出すサポートをしています。

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