東京都中野区に位置する中野駅は、都心へのアクセスが良く、日本有数の繁華街新宿まで最速4分、東京駅まで乗り換えなしでアクセスできる交通利便性の高い駅です。今回は、中野駅の特徴や周辺施設をご紹介。さらに現在飲食店の開業を検討中の方に向けて、駅周辺の飲食店情報や店舗賃料相場も解説します。
中野駅
所在地 | 東京都中野区中野五丁目 |
路線・乗降者数 | JR中央線 126,079人 東京メトロ東西線 134,499人 |
前後駅 | JR中央線 高円寺←中野駅→新宿 東京メトロ東西線 中野駅→落合駅 |
参照:JR東日本「各駅の乗車人員 2023年度」 東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング 2023年度」
中野駅の特徴
中野駅は歴史が長く、1889年の甲武鉄道(現JR中央線)開通に併せてつくられた明治時代からある駅です。関東大震災以降は震災の影響と交通利便性の高さから、移住者が急増。人口増加に伴い商店街が多数形成され、市街地化が進んでいきました。
現在、中野駅にはJR中央線と東京メトロ東西線の2路線が乗り入れており、都内主要エリアへのアクセスがしやすい駅となっています。乗降人員数は中野区一で、駅周辺には商業施設や商店街が多く、一日中賑やかなエリアです。近年はサブカルチャーの聖地としても注目されており、観光客も利用する駅となりました。
各出口の特徴
北口
北口には中野を代表する商店街「中野サンモール商店街」があります。少し下町の雰囲気を感じる北口には、チェーン店から個人経営のお店まで幅広いジャンルのお店が営業中。近くに大学や企業のオフィスがあることから、学生やビジネスパーソンが行き交っています。
南口
南口には「中野マルイ」があるほか、食料品店や日用品店が多数営業しています。南口は北口よりも生活感が強く、地域住民の利用が多いエリアです。バスターミナルやタクシー乗り場が併設されているため、中野駅から移動する方も多く利用します。
中野駅周辺の飲食店情報
中野駅周辺の飲食店数
967件
業態別飲食店数
和食 | 270件 |
洋食・西洋料理 | 111件 |
中華 | 46件 |
アジア・エスニック | 35件 |
カレー | 33件 |
焼き肉・ホルモン | 44件 |
居酒屋 | 351件 |
ラーメン | 64件 |
カフェ・喫茶店 | 103件 |
バー | 166件 |
中野駅周辺は居酒屋が多く、夜は繁華街として賑わっています。大手チェーン店から、個人経営のお店まで、幅広いスタイルの飲食店が軒を連ねており、近隣に大学があることから学生向けのコストパフォーマンスに優れた店舗が人気です。また若い世代や観光客向けのカフェやバーも多いです。
中野駅周辺の人気カフェ
中野駅北口から徒歩5分ほどのところにあるナチュラルテイストなカフェです。ガラス張りで日差しが差し込む店内には木目調のインテリアが使われていて、あたたかさを感じられます。ドリンクメニューはもちろんフードメニューも豊富でカフェの利用だけでなくランチでの利用も可能。使われている食器も素敵なカフェです。
昭和レトロな空間のカフェです。店内はネオンサインをはじめ、一昔前の日本を感じられるカラフルなインテリアで囲まれていて、写真映え間違いなし。テーブルはゲームになっていて遊びながらティータイムを楽しむことができます。日本の昔のゲームが遊べるということもあり、観光客にも人気のお店となっています。
中野駅北口から徒歩5分の場所に位置する韓国風コーヒースタンドです。白を基調とした店内は無機質ながらも、洗練されていておしゃれな空間。どこを切り取っても写真映えします。本格的なカヌレとラテアートが楽しめるほか、様々なドリンクメニューと季節限定スイーツがあるので飽きることがありません。
店舗賃料相場
中野駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 32,983円 |
最高坪単価 | 84,746円 |
最低坪単価 | 8,151円 |
新中野駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)
2024年 | 32,983円 |
2023年 | 29,233円 |
2022年 | 31,942円 |
2021年 | 27,795円 |
参照:飲食店ドットコム「中野駅の賃料相場情報」(2024年12月現在)
中野駅周辺の特徴
街の特徴
中野は江戸時代から交通の要衝として多くの人が行き交うエリアで、妙法寺へ参詣に行く人々が利用する宿場町、商業の街として栄えてきました。明治時代以降は、甲武鉄道(現JR中央線)の開業に伴い住宅地や商店街が開発され、現在に至るまで活気のあるエリアになっています。
中野駅周辺には「中野ブロードウェイ」や「中野マルイ」をはじめ大型商業施設が建ち並んでいるほか、商店街も活気があり、近年は秋葉原に次ぐサブカルチャーの街として注目を集めています。また、近隣には有名大学のキャンパスが3つ、大手企業のオフィスが多数あるため、学生の街、ビジネスの街としての面も持ち合わせる多様性のあるエリアです。
近隣の公共施設・商業施設
中野マルイ(90m)
中野ブロードウェイ(250m)
中野区立中野四季の森公園(500m)
近隣企業オフィス
東映アニメーション(株)(450m)
キリンホールディングス(株)(450m)
(株)丸井グループ(450m)
近隣学校
明治大学(600m)
帝京平成大学(800m)
早稲田大学(950m)
祭り・イベント
中野駅前大盆踊り大会
中野駅北側にある中野セントラルパーク周辺で行われる夏のイベント。「中野の唄と踊りを生唄で」をテーマにしたこのイベントでは、地元の中野音頭を始め、東京音頭や炭坑節などさまざまな地域の民謡盆踊りを中野区民謡連盟の生演奏で踊ることができます。テレビなどのメディアでも注目されており、2023年は6万人もの観客が訪れました。
主要通り
駅の北口広場からまっすぐに伸びるアーケード商店街です。サブカルチャーの聖地とも言われる中野ブロードウェイ方向へ道が続いているため常に人通りが多く、観光客に人気の場所です。商店街には110店舗のお店があり、そのほとんどが飲食店です。下町の雰囲気漂う中野サンモール商店街には、大手チェーン店をはじめ個人経営のお店も数多く営業しています。
中野駅南側にある商店街で、北口に比べると生活感の強い商店街です。主に地域住民が利用しており、スーパーマーケットや日用品店がメインではありますが、飲食店も多く日中から夜まで一日中人通りがあります。観光客は少ないものの、北口の商店街に負けないほどの活気があります。
人気スポット
中野駅から徒歩3分ほどの場所にある中野ブロードウェイは、アニメやマンガ、ゲームなどサブカルチャーの聖地として人気のスポットです。幅広い層向けのお店が並ぶ秋葉原に対して、中野ブロードウェイはレアなグッズや絶版本などコアなファン向けのお店が多数営業中。サブカルチャー好きの観光客も足を運んでいます。
中野駅北側の区役所近くにある都市型公園です。周囲は高い建物に囲まれていますが、大きい公園で緑が多いため、自然を感じることができる場所です。公園近くには商業施設や大学のキャンパスがあり、近隣住民や学生が数多く利用しています。定期的にイベントが開催されており中野駅の代表的な公園となっています。
いろんな顔を持つ多様性溢れる中野駅
商業の街として発展してきた中野駅。駅前には商店街や大型商業施設が建ち並び、一日中人通りの多いエリアです。有名大学のキャンパスや、大手企業のオフィスが多いこともあり、学生街、ビジネス街としての面も持ち合わせ、地域住民から観光客、ビジネスパーソンまでさまざまな人が行き交う多様性溢れる街です。若い世代や観光客からはサブカルチャーとの聖地として近年注目を集めています。
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