武蔵小金井駅|落ち着いた住宅街と賑わう駅前が共存する街

武蔵小金井駅は、東京都小金井市にあるJR中央線の駅です。新宿駅まで約25分、東京駅までも40分弱とアクセスが良く、通勤や通学に便利な立地にあります。駅周辺には商業施設やスーパーも多く、日々の買い物にも困らない環境が整います。一方で、駅周辺から少し離れると静かな住宅街が広がり、落ち着いた暮らしやすい環境も魅力。さらに、近隣には小金井公園や武蔵野公園といった都立公園があり、自然に触れられるスポットが多いことも特徴です。今回は、武蔵小金井駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。

目次

武蔵小金井駅

所在地東京都小金井市本町6丁目
路線・乗降者数JR中央線 56,713人
前後駅東小金井駅←武蔵小金井駅→国分寺駅

参照:JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」

武蔵小金井駅前の特徴

武蔵小金井駅は、駅周辺の地名である「小金井」の名を取り命名されました。「武蔵」がついているのは、既に栃木県に「小金井駅」(東北本線)、多摩鉄道(現・西武鉄道 西武多摩川線)が「新小金井駅」を設置していたためと言われています。また、「武蔵小金井」は、武蔵小山・武蔵小杉と合わせて三大『ムサコ』と呼ばれています。

駅の周辺には大学や高校が複数あり、日常的に学生の利用が多いのも特徴。駅からのバス路線が充実しており、周辺エリアへのアクセスも良好です。

各出口の特徴

北口

北口を出ですぐバスロータリーからは、多摩エリアへ向かうバス路線が充実。駅前には大型の量販店があり、日用品の買い物にも便利です。北方向へ進むと、広大な敷地を持つ都立公園「小金井公園」があり、地域の人たちを中心に多くの人に親しまれています。

南口

南口にもバスロータリーが整備されており、駅前には高層マンションが複数立ち並びます。商業施設や大型スーパーが揃う一方、南側には商店街が続いています。市役所や市民ホールなどの公共施設も南口側にあり、常に活気があるエリアです。

武蔵小金井駅周辺の飲食店情報

武蔵小金井駅周辺の飲食店数

308件

業態別飲食店数

和食77件
洋食・西洋料理25件
中華16件
アジア・エスニック8件
カレー9件
焼き肉・ホルモン8件
居酒屋67件
ラーメン11件
カフェ・喫茶店63件
バー28件

参照:食べログ(2025年11月現在)

和食や居酒屋が多いエリアです。地元住民だけでなく、サラリーマンや学生などの層をターゲットにした飲食店も多い特徴があります。

武蔵小金井駅の人気カフェ

WISE MAN COFFEE 武蔵小金井駅南口店

武蔵小金井駅から徒歩5分ほどの場所にあるカフェ。武蔵小金井に2店舗を構え、本店は多磨霊園方面へ向かう霊園通りから一本入った静かな住宅街にあります。
世界中を巡ったオーナーが、ゆったりとコーヒーを楽しめる場としてオープンした店で、店内は木の落ち着いた内装が、洗練された心地のよい空間をつくっています。幅広いコーヒー豆を取り扱っているため、香りや風味の違いを楽しめるうえ、アレンジコーヒーの種類も豊富。名物メニューは、ふわとろ食感のフレンチトーストで、これを目当てに来る人も多いのだとか。

和風ジェラート おかじ Tokyo

武蔵小金井駅から徒歩7分ほどの場所にある、和素材を使ったジェラート専門店。公園の目の前にあり、店頭にはベンチが設けられています。メニューが豊富で、さつまいも、りんご、イチジクなど旬の食材を使ったものから、酒粕やほうじ茶、黒蜜きな粉、濃厚ミルクなども美味しいと評判。どれも素材の良さを生かしたやさしい味わいで、行列ができることもある地域の人気店です。

マルグリット

武蔵小金井駅から徒歩5分、住宅街の一角にあるケーキ屋さん。店内は、木目を生かしたアンティーク調の落ち着いた雰囲気。窓際に数席イートインスペースがあり、ケーキと一緒にコーヒーや紅茶などのドリンクメニューを楽しめます。人気No.1は、サクサクのビスケット生地と濃厚なチーズが絶品のチーズケーキ。夏限定メニューのかき氷は、パウダー状で口どけの良い氷に程よい果汁のシロップがマッチしていると人気の一品です。

参照:食べログ(2025年11月現在)

店舗賃料相場

武蔵小金井駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価18,723円
最高坪単価34,878円
最低坪単価6,813円

武蔵小金井駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)

2025年18,902円
2024年17,287円
2023年17,289円
2022年13,313円

参照:飲食店ドットコム「武蔵小金井駅の賃料相場情報」(2025年11月現在)

※2025年11月20日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。

武蔵小金井駅周辺の特徴

街の特徴

武蔵小金井駅は、1924年に花見客のために「武蔵小金井仮乗降場」として設けたことが始まりで、その後1926年に正式な駅として開業。駅の西側には車両センターがあり、JR中央線を支える拠点のひとつとして機能しています。

駅舎はアーチ状のデザインが特徴的で、明るくきれいな雰囲気が印象的ですが、かつての駅前には「開かずの踏切」と呼ばれる踏切がありました。その後、駅が高架化し踏切は廃止され、街並みもきれいに整備されました。駅周辺にはタワーマンションや大型スーパーが建設され、飲食店も増えて、便利で活気のある雰囲気が広がっています。

周辺で特に有名なのが広大な敷地を誇る小金井公園で、週末には多くの人でにぎわいます。また、周辺には複数の大学や中学・高校が点在しており、学生の利用が多いのもこの街の特徴です。

近隣の公共施設・商業施設

小金井市役所(344m)

小金井消防署(326m)

幡随院公園(446m)

近隣企業オフィス

大和証券(株) 武蔵小金井営業所(231m)

あいおいニッセイ同和損害保険(株) 東京西支店小金井支社(614m)

近隣学校

小金井第一小学校(444m)

東京都立多摩科学技術高等学校(498m)

東京都立小金井工科高等学校(513m)

祭り・イベント

小金井阿波おどり

小金井阿波おどりは、毎年夏に武蔵小金井駅南口周辺で行われる地域の祭り。1979年に商店街の活性化を目的として始まり、地域の商店会や市民団体が主体となって運営されています。阿波踊りの祭りとしては東京都内でも有数の規模を誇り、当日は駅周辺が活気に包まれます。

主要通り

小金井街道(都道15号)

小金井街道は、東京都府中市から清瀬市へと続く東京都道。武蔵小金井駅の南北をまっすぐに貫く主要道路です。
以前は、JR中央線と交差する場所に「小金井街道踏切」があり、「開かずの踏切」として知られていました。その後、2007年に下り線が、さらに2年後に上り線も高架化され、渋滞が大幅に解消され周辺の交通環境が改善されました。

人気スポット

小金井公園

武蔵小金井駅から徒歩20分ほどの場所にある都立公園。玉川上水を越えた場所に位置するに面積約80ヘクタールの広大な敷地の公園で、園内には広場や雑木林、桜並木、弓道場、SLの展示、16面のテニスコート、バーベキュー場などがあります。敷地内には、歴史的建築物を移築保存する野外博物館「江戸東京たてもの園」もあり、多くの人が訪れる人気スポットとなっています。

毎年春には「小金井さくら祭り」が開催され、約50種・1700本の桜がライトアップされるほか、特設ステージでダンスや和太鼓などのパフォーマンスが行われ、多くの来場者でにぎわいます。

小金井 宮地楽器ホール

武蔵小金井駅から徒歩3分の場所にある文化施設。2012年3月に開館し、大ホールと小ホールの他に、練習室や和室なども併設。音楽コンサートのほか、落語などの伝統芸能、映画上映といった様々な催しが行われています。開館当初の正式名称は「小金井市民交流センター」でしたが、市内に拠点を持つ宮地楽器が命名権を取得したことで、現在の名称となりました。

都心アクセスと緑豊かな公園が魅力の武蔵小金井駅

武蔵小金井駅周辺は、中央線で新宿や東京へのアクセスが便利で、駅周辺には商業施設や飲食店が充実しており、生活利便性の高さが魅力です。また、小金井公園や武蔵野公園などの広大な緑地があるため、自然に触れながら過ごすこともできます。地元住民に加え、ビジネスパーソンや学生も多く訪れる街で、安定した集客が期待できるため、新規開業にも向いています。「居抜きの神様」では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

2021年より、ライフスタイル系メディアを中心に活動。農学部卒、食品2社、IT企業事務職を経験。企業や個人の発信の悩みに寄り添い、文章を通じて魅力を引き出すサポートをしています。

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