月島駅|下町の雰囲気が漂う、もんじゃ焼きの街

月島駅は東京都中央区に位置し、東京メトロ有楽町線と都営大江戸線の2線路が乗り入れする駅。もんじゃ焼きが有名な街で、「月島もんじゃストリート」と呼ばれる通りは観光客にも人気です。下町情緒漂う街である一方、駅周辺には高層ビルも多く都会的な雰囲気もあります。今回は、月島駅の特徴や周辺施設、飲食店情報をご紹介。月島駅周辺での開業を検討されている方に向けて、店舗賃料相場についても触れていきます。

目次

月島駅

所在地東京メトロ有楽町線 東京都中央区月島1-3-9
都営大江戸線 中央区 月島1-5-4
路線・乗降者数東京メトロ有楽町線 67,069人
都営大江戸線 59,007人
前後駅東京メトロ有楽町線 新富町駅←月島駅→豊洲駅
都営大江戸線 門前仲町駅←月島駅→勝どき駅

参照:東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」東京都交通局「各駅乗降人員一覧」

月島駅前の特徴

月島駅が生まれたのは1988年。帝都高速度交通営団(東京メトロ)有楽町線の駅として開業しました。2000年になると都営大江戸線の駅も開業。東京駅まで約16分、新宿駅まで約24分とアクセスの良い駅で、利用客は年々増加傾向にあり開業当初の2倍近くにのぼります。

下町のイメージが強い月島駅ですが、駅前はムーンアイランドタワーやキャピタルゲートプレイス ザ・タワーなどのタワーマンションが建っており、都会的な雰囲気。スーパーやドラッグストアなども点在しており、生活に必要なものが手に入りやすい環境です。

各出口の特徴

1~5番出口

清澄通りと新富晴海線が交わる交差点付近に出られる出口。中央区月島区民センター、月島区民館、月島総合運動場などに向かう際に便利です。東京都立大学晴海キャンパスに向かう学生にも利用されています。

6~7番出口

月島西仲通り商店街(もんじゃストリート)に近い出口。住吉神社や月島スポーツプラザに行く際もこの出口を利用します。

8a・8b出口

キャピタルルゲートプレイス ザ・タワーへのアクセスに便利な出口です。下層階は飲食店やクリニック、美容院、コンビニなどが入っています。

9番出口

ムーンアイランドタワーに直結している出口です。タワーの1階にはドラッグストアや飲食店、クリニックが入っています。

10番出口

勝どき駅方面の出口で、目の前には中央区月島区民センターがあります。

月島駅周辺の飲食店情報

月島駅周辺の飲食店数

411件

業態別飲食店数

和食199件
洋食・西洋料理62件
中華13件
アジア・エスニック17件
カレー10件
焼き肉・ホルモン20件
居酒屋134件
ラーメン8件
カフェ・喫茶店26件
バー63件

参照:食べログ(2024年8月現在)

月島駅で有名なもんじゃ焼き屋を含む、和食や居酒屋の多いエリアです。おしゃれなカフェも多く、古民家な作りのカフェ、フクロウと触れ合えるカフェなどさまざまな店舗が点在しています。

月島駅周辺の人気カフェ

リトル スパイス ザ カフェ ミライ 

月島もんじゃストリート近くにある一軒家カフェ。原料にこだわったスコーンを提供しており、外はサクサク、中はふんわりとして美味しいと好評。種類豊富なスコーンのテイクアウト目的で足を運ぶお客さんも多い模様です。飲み物は定番のコーヒーやポットでたっぷりと提供される紅茶の他、スパイスをきかせたジンジャードリンクなども用意。ゆったりとした空間で美味しいお菓子とドリンクを楽しめ、心地よく過ごせます。

日替わりCafe&Bar モンデンキント

店名通り、毎日店主が変わる古民家カフェ・バー。お菓子屋さんが店主の日であったり、カレー屋さんが店主の日であったりと、日によってまったく異なるメニューが提供されるユニークなお店です。店内はカウンターの他に小上がりがあり、昭和レトロな雰囲気。特に木曜限定のお菓子屋さんの日が人気で、カヌレやバスクチーズケーキなどの絶品のスイーツを目当てに足を運ぶ人が多いようです。

フクロウのみせ

フクロウと遊べるカフェ。フクロウカフェの元祖といわれるお店で、かわいいフクロウたちがお出迎えしてくれます。スタッフさんにお願いすると、手や肩、頭などにフクロウを乗せてくれるので、見るだけではなく触れ合うことができます。洋服を汚さないようにローブも借りられるので、安心してフクロウと触れ合えます。ドリンクはコーヒーや紅茶、ジュース類の他、ビールやワインといったアルコールもオーダー可能です。

参照:食べログ(2024年8月)

店舗賃料相場

月島駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価29,159円
最高坪単価53,083円
最低坪単価13,750円

月島駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)

2024年29,910円
2023年28,626円
2022年29,760円
2021年22,520円

参照:飲食店ドットコム「月島駅の賃料相場情報」(2024年8月現在)

月島駅周辺の特徴

街の特徴

月島は1982年、隅田川河口に大東京港を建設する計画の際に埋め立てられた土地です。埋め立て当時は工業地帯として栄え、その後は住宅地域として発展していきました。関東大震災や太平洋戦争の被害を受けなかったことから、江戸情緒を感じる下町の景観が残っているのが特徴。一方で駅前は高層ビルやタワーマンションなどが建ち並んでおり、新旧入り混じる街です。

駅直結のタワーマンションであるムーンアイランドタワー、キャピタルゲートプレイスザ・タワーの中には飲食店やコンビニ、クリニック、ドラッグストア、スーパーなどが入っており、住環境が充実しています。再開発事業も進んでおり、2027年頃には月島3丁目地区に新たなランドマークとなるタワーマンションが建設される予定です。

また、もんじゃ焼きの発祥の地として知られ、街には「月島もんじゃストリート」と呼ばれる通りもあるため、観光スポットとしても人気です。川に囲まれた街であることから、ウォーターフロントの夜景が美しいことでも知られています。近隣の晴海埠頭からは高層ビルや東京タワー、レインボーブリッジなど東京ならではの夜景が楽しめ、観光客にも人気があります。

近隣の公共施設・商業施設

スーパー文化堂月島店(146m)

中央区立月島図書館(320m)

グルメシティ月島店(324m)

石川島公園(456m)

月島西仲通り商店街(479m)

近隣企業オフィス

月島機械(株)(77m)

(株)大冷(245m)

CBC(株)(273m)

(株)エヌアイデイ(493m)

東海運(株)(493m)

近隣学校

中央区立晴海中学校(486m)

東京都立晴海総合高等学校(467m)

東京都立大学 晴海キャンパス(484m)

祭り・イベント

住吉神社例大祭

3年に1度行われる、住吉神社の例大祭。八角神輿や獅子頭の宮出し、御輿を船に乗せる船渡御などが有名です。江戸の風情を感じられるお祭りとして知られ、多くの見物客でにぎわいます。

主要通り

西仲通り

月島駅と勝どき駅の間にある通りです。「月島もんじゃストリート」の名で親しまれ、観光客でにぎわっています。500m以上の通りは1番街~4番街まで区分けされており、入口には番号が振られています。

清澄通り

隅田川の東側に沿うように墨田区吾妻橋から中央区勝どきまでを結ぶ通り。ムーンアイランドタワーやキャピタルゲートプレイスザ・タワーといったタワーマンションや、中層マンション、ビルが並んでおり、人通りが多く活気があります。

人気スポット

月島もんじゃストリート

月島を代表する、もんじゃ焼きのお店が数多く並ぶスポット。下町情緒あふれる通りには、50店舗以上のもんじゃ焼き屋が軒を連ねます。自宅で焼ける、もんじゃ焼きの材料セットがお土産として人気。国内はもちろん海外からの観光客も多く、活気にあふれています。

石川島公園

石川島播磨重工業の造船所跡地につくられた公園。隅田川や晴海運河に面しており、ウォーターフロントの美しい景観を楽しめます。公園からはスカイツリーも望め、散歩コースとしても親しまれています。

もんじゃ焼きで有名な月島駅

下町情緒感じる街並みと、利便性の良いタワーマンションや高層ビルが共存する月島駅。美味しいもんじゃ焼きを食べられる「月島もんじゃストリート」はもちろん、おしゃれなカフェなども点在しており、街ブラにぴったりの街です。水辺に面する土地で景観が美しく、特に夜景が見事なスポットであるため、デートスポットとしても人気があります。再開発によって今後も人の出入りが増えることが予想されるため、これから飲食店開業を検討されている方にもおすすめのエリアといえるでしょう。

「居抜きの神様」では、前業態の内装設備を活かせる居抜き物件を多数取り扱っています。開業コストを抑えるのはもちろん、準備の手間を省いてスピーディーな開業が叶います。月島駅周辺での飲食店開業を検討されている方はぜひご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ライター歴7年。担当する案件はコスメ、ジュエリー、マネー、飲食関係などさまざま。ライターの傍ら、美味しいまかない目当てに知人の飲食店のお手伝いをすることも。読む人にとって分かりやすく、親切な記事を目指します。

コメント

コメントする

目次