心斎橋駅周辺は、ショッピングやグルメ、観光の魅力が詰まったエリアです。御堂筋や心斎橋筋商店街、アメリカ村、道頓堀といった人気スポットが集まり、連日多くの人で賑わいます。今回は心斎橋の魅力や周辺施設の情報に加え、飲食店の開業を検討中の方に向けて、駅周辺の飲食店情報や店舗賃料相場も紹介します。
心斎橋駅
所在地 | 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-16 |
路線・乗降者数 | 大阪御堂筋線 169,005人 ※長堀鶴見緑地線は御堂筋線の心斎橋駅で集計 |
前後駅 | 大阪御堂筋線 本町駅←心斎橋駅→なんば駅 長堀鶴見緑地線 西大橋駅←心斎橋駅→長堀橋駅 |
参照:Osaka Metro「路線別駅別乗降人員(2023年11月7日 交通調査日)」
心斎橋駅前の特徴
大阪市中央区に位置する心斎橋駅は、大阪メトロ御堂筋線・長堀鶴見緑地線が乗り入れる主要なターミナル駅です。開業は1933年で、御堂筋線の開通とともに誕生しました。大阪の主要ビジネス街・繁華街へのアクセスが良好で、多くの通勤・観光客が利用する駅です。
駅周辺は、大阪屈指のショッピングエリアとして知られています。心斎橋筋商店街は、江戸時代から続く歴史ある繁華街で、国内外のブランドショップや飲食店が軒を連ねます。また、「アメ村」ことアメリカ村は若者文化の発信地として人気があり、個性的なファッションやカルチャーを楽しめるエリアです。
さらに、御堂筋沿いには高級ブランド店やオフィスビルが立ち並び、ビジネスと商業が融合するエリアとなっています。歴史と現代が調和した心斎橋駅周辺は、観光・ショッピング・ビジネスの拠点として、多くの人々に親しまれています。
各出口の特徴
1番出口
御堂筋東側、長堀通北側に位置し、心斎橋筋や丼池筋、三休橋筋方面へのアクセスが便利です。南船場2・3丁目や博労町2・3丁目にも近接しています。
2番出口
地下街「クリスタ長堀」への直結出口です。雨の日でも濡れずにショッピングや飲食を楽しめます。
3番出口
御堂筋西側、長堀通北側に位置し、佐野屋橋筋や渡辺筋、四つ橋筋方面へのアクセスが良好です。南船場4丁目や博労町4丁目にも近いです。
4-A出口
御堂筋東側、周防町筋に面し、心斎橋筋1・2丁目エリアへのアクセスに適した出口。パルコ心斎橋や、大丸心斎橋店に直結しています。
4-B出口
御堂筋東側、周防町筋に面しています。シティバスのりばも近く、バス利用にも便利です。
5番出口
心斎橋筋、丼池筋、三休橋筋、中橋筋に近接し、心斎橋筋1丁目や東心斎橋1丁目エリアへのアクセスが良好です。出てすぐの位置に心斎橋筋商店街があります。
6番出口
心斎橋筋、丼池筋、三休橋筋、中橋筋、周防町筋に近接し、心斎橋筋1・2丁目や東心斎橋1・2丁目エリアへのアクセスに便利です。6番出口からも心斎橋筋商店街に行けます。
7番出口
御堂筋西側、佐野屋橋筋、周防町筋、四つ橋筋に面し、心斎橋OPA連絡通路や、御堂筋献血ルームCROSSCAFE、西心斎橋1・2丁目エリアへのアクセスが良好です。
8番出口
御堂筋西側、佐野屋橋筋に位置し、ホテル日航ビル連絡通路や西心斎橋1丁目エリアへのアクセスに便利です。宿泊施設や周辺の飲食店への移動がスムーズです。
心斎橋駅周辺の飲食店情報
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心斎橋駅周辺の飲食店数
4,734件
業態別飲食店数
和食 | 1433件 |
洋食・西洋料理 | 605件 |
中華 | 202件 |
アジア・エスニック | 253件 |
カレー | 125件 |
焼き肉・ホルモン | 273件 |
居酒屋 | 1375件 |
ラーメン | 194件 |
カフェ・喫茶店 | 592件 |
バー | 1020件 |
心斎橋駅周辺は大阪を代表する繁華街ということもあり、和食からアジア・エスニック料理店まで多彩な飲食店が軒を連ねています。特に目立つのが、居酒屋やバーといったお酒を扱うお店。地元住民に加え、国内外の観光客で賑わいを見せています。
心斎橋駅周辺の人気カフェ
心斎橋駅から徒歩約5分の場所に位置するカフェです。店内はクラシックで落ち着いた雰囲気が漂い、ゆったりとした時間を過ごせます。ドリンクメニューはコーヒーに特化。ブレンド2種類とシングルオリジン10種類程度が常時用意されているなど、コーヒー好きにはたまらないラインナップです。金・土は24:00、それ以外の曜日でも23:00までと、夜遅くまで営業しているのも人気の理由の一つです。
心斎橋駅から徒歩約2分、ビルの2階にあるカフェです。看板メニューの「バターブレンドコーヒー」は、焙煎直後のコーヒー豆に有塩バターを染み込ませたもので、深いコクとまろやかな味わいが特徴です。100種類以上のカップが用意されていて、自分に合うもので提供してもらえるのは嬉しいポイント。トーストやケーキ、サンドイッチなどの軽食もあり、特にシフォンケーキやチーズケーキが人気です。
国内トップクラスのバリスタがブレンドする、自家焙煎のコーヒーを専門に扱うカフェです。メニューには、シングルオリジンのスペシャルティコーヒーが揃い、注文ごとにハンドドリップで丁寧に抽出されます。季節限定のスイーツや自家製の焼き菓子と、コーヒーとのペアリングを楽しむこともできます。高品質な豆の選定と焙煎へのこだわりが、コーヒー愛好家から高い評価を得ている人気店です。
店舗賃料相場
心斎橋駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 26,029円 |
最高坪単価 | 78,571円 |
最低坪単価 | 6,050円 |
心斎橋駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
2025年 | 25,477円 |
2024年 | 26,317円 |
2023年 | 25,786円 |
2022年 | 25,882円 |
参照:飲食店ドットコム「心斎橋駅の賃料相場情報」(2025年1月現在)
心斎橋駅周辺の特徴
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街の特徴
心斎橋は大阪を代表する繁華街で、ショッピングやグルメ、観光の名所として広く知られています。御堂筋沿いに位置し、高級ブランドショップが立ち並ぶエリアと、アーケード商店街「心斎橋筋商店街」が交差することで、多様な雰囲気を楽しめる街です。特に心斎橋筋商店街は長さ約600メートルにわたり、アパレルや雑貨、飲食店が軒を連ねる大阪有数の買い物スポットとなっています。
地名の由来は、江戸時代にまでさかのぼります。江戸初期の1622年頃、この地に岡田心斎という商人が私財を投じて長堀川に橋を架け、それが「心斎橋」と呼ばれるように。以来、この橋を中心に発展し、街の名前として定着しました。
歴史的に見ると、心斎橋は江戸時代から商業の中心地として栄え、大阪の「船場(せんば)」と並ぶ繁華街となりました。明治・大正時代には、西洋文化の影響を受けた百貨店や劇場が次々にオープンし、モダンな街並みを形成。戦後はさらに発展し、心斎橋筋商店街やアメリカ村といったエリアが若者文化を牽引するようになりました。
現在の心斎橋は、伝統とトレンドが融合するエリアとして国内外から多くの人が訪れます。老舗店舗が残る一方で、最先端のファッションやカフェ文化が発信される場所でもあり、観光客にも人気です。また、近年ではインバウンド需要の増加により、多言語対応の店舗や免税店が充実し、国際色豊かな街へと進化しています。
近隣の公共施設・商業施設
ハンズ心斎橋店(97m)
心斎橋オーパ(137m)
大丸心斎橋店(169m)
南警察署(524m)
大阪市立島之内図書館(755m)
近隣企業オフィス
南海化学(株)(512m)
東洋シヤッター(株)(539m)
(株)ドウシシャ(557m)
小野薬品工業(株)(837m)
(株)名村造船所(844m)
近隣学校
(株)歯学教育スクール(266m)
ヴュールルージュ美容専門学校(362m)
大阪ダンス&アクターズ専門学校(564m)
ヒコ・みづのジュエリーカレッジ大阪(820m)
相愛大学 本町学舎(979m)
祭り・イベント
御津宮(御津八幡宮)の「夏祭」は、毎年7月14日と15日に開催される伝統的な祭事です。この祭りでは神輿渡御(みこしとぎょ)が行われ、地域の人々が一体となって賑わいます。特に、女性たちが担ぐ「ギャル神輿」は見どころの一つ。赤いハッピを着た女性たちが練り歩く姿は圧巻です。
道頓堀川万灯祭

道頓堀川万灯祭は、毎年7月1日から8月31日まで開催される大阪ミナミの夏の風物詩です。深里橋(四ツ橋筋)から日本橋(堺筋)までの約800メートルの区間に約1,300灯の提灯が飾られ、川沿いを幻想的な光で彩ります。点灯時間は19時から翌2時までで、浴衣姿で散策する人々や、川沿いの飲食店で景色を楽しむ来訪者で賑わいます。
主要通り
御堂筋
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御堂筋は、大阪市の中心部を南北に貫く主要道路で、梅田から難波までを結ぶ全長約4キロの大通りです。心斎橋エリアは高級ブランド店や商業施設が立ち並び、洗練された雰囲気が特徴です。幅約44メートルの広々とした道路沿いにはイチョウが植えられ、秋には黄金色に染まる美しい景観が楽しめます。また、冬にはイルミネーションが施され、多くの観光客や買い物客で賑わいます。
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心斎橋筋商店街は、大阪・心斎橋エリアを代表するショッピングストリートで、長さ約600メートルにわたるアーケード商店街です。江戸時代から続く歴史ある商店街であり、現在はファッション、雑貨、グルメなど多彩な店舗が並び、国内外から多くの観光客が訪れます。天候を気にせず買い物が楽しめるのも魅力の一つです。常に活気に満ち、大阪らしいにぎやかな雰囲気を味わえるスポットです。
人気スポット
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アメリカ村は、心斎橋の西側に位置する大阪の若者文化の発信地です。1970年代頃からアメリカ西海岸の古着や雑貨を扱う店が集まり、「アメ村」として親しまれるようになりました。現在では、ストリートファッションや個性的なカフェ、ライブハウスが集まり、若者や観光客で賑わっています。ランドマークの「三角公園」は待ち合わせスポットとしても有名で、アートや音楽イベントも頻繁に開催されています。

道頓堀は、心斎橋の南側に位置する大阪を代表する観光スポットです。グリコの看板や戎橋などの名所があり、大阪らしいにぎやかな雰囲気を楽しめます。たこ焼きやお好み焼き、串カツなどの名物グルメが豊富で、食い倒れの街としても有名です。また、道頓堀川沿いには飲食店が立ち並び、夜にはネオンが輝く幻想的な景色が広がります。
活気に満ち溢れ、昼夜を問わず人で賑わう心斎橋駅
心斎橋駅周辺は大阪を代表する繁華街ということもあり、飲食店や人気スポットが集まっています。アメリカ村や道頓堀といった観光スポットもあるので、連日たくさんの観光客が訪れます。昼夜を問わず人で賑わっているため飲食店の需要は高く、新規出店に適したエリアと言えるでしょう。
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