西九条駅は、大阪府大阪市此花区にあるJR西日本大阪環状線と桜島線(ゆめ咲線)、および阪神なんば線の駅です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ向かう際の乗換駅として知られ、京セラドームや神戸方面へのアクセスにも便利なため、毎日多くの通勤・通学・観光客が利用します。駅周辺には住宅や工場が広がり、個人経営の飲食店も多く、下町らしい温かみのある雰囲気が漂います。川に囲まれた、臨海部にほど近いエリアで、広場や公園が点在しているの特徴もあります。今回は、西九条駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。
西九条駅
所在地 | 大阪府大阪市此花区西九条1-32-18 |
路線・乗降者数 | 29,681人(JR西日本) 40,831人(阪神電気鉄道) |
前後駅 | 野田駅←西九条駅→弁天町駅(JR大阪環状線) 野田駅←西九条駅→安治川口駅(JRゆめ咲線) 九条駅←西九条駅→千鳥橋駅(阪神なんば線) |
参照:JR西日本「なんでもランキング」/2024ハンドブック阪神「駅別乗降人員・駅所在地(2023年11月の1日平均)」
西九条駅前の特徴
西九条駅は、1898年にJR線の駅が開業し、1964年に阪神電車の駅も設置されました。JRと阪神電車の両路線が利用でき、各地へのアクセスが非常に便利です。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや京セラドームへの向かう観光客の乗り換え客が多い駅でもあります。駅前にはリーズナブルな個人経営の飲食店が点在し、工場と住宅が混在する下町の雰囲気が漂います。一方、近年は新しい高層マンションや集合住宅が増え、大型のホームセンターやスーパーなどの商業施設も充実。ファミリー層にも人気が高まるエリアとなっています。
各出口の特徴
1番出口
JRと阪神電車の出口で、多くのビジネスマンが行き交います。大通り方面から高架をくぐると、パチンコ店や昔ながらの商店や飲食店が軒を連ねます。特に高架下には居酒屋が並び、夕方以降は地元の人々でにぎわいます。
2番出口
大通りに面したJRと阪神電車の出口で、周辺にはオフィスや飲食店、マンションが建ち並んでいます。一歩路地に入ると、静かな住宅街が広がります。
3番出口
大通りとは反対側にある阪神なんば線の出口で、駅前には駐輪場が設置されています。周辺には住宅と工場が混在しており、どこか懐かしさを感じる下町の風景が広がっています。
西九条駅周辺の飲食店情報

西九条駅周辺の飲食店数
238件
業態別飲食店数
和食 | 95件 |
洋食・西洋料理 | 15件 |
中華 | 11件 |
アジア・エスニック | 7件 |
カレー | 11件 |
焼き肉・ホルモン | 16件 |
居酒屋 | 102件 |
ラーメン | 7件 |
カフェ・喫茶店 | 33件 |
バー | 10件 |
和食や居酒屋が多いエリアです。特に駅前は地元住民やビジネスマン向けの居酒屋が多く、日が暮れるとにぎわいを見せます。
西九条駅周辺の人気カフェ・喫茶店
西九条駅から徒歩2分の場所にある喫茶店です。2階建ての店内は、豊富な席数とレトロな雰囲気でゆったりくつろげる空間が広がります。モーニングから営業しており、ボリュームあるメニューが人気。ランチタイムにはオムライスや定食などのメニューが食べられます。地元の常連客が多い一方で、商談や営業の際に立ち寄るビジネスマンの姿も。つい長居してしまう居心地のよさが人気のお店です。
西九条駅から徒歩約5分の場所にある夜営業のスイーツ店です。看板メニューのクレープをはじめ、プリンやスムージーなどのスイーツも楽しめます。店内は白を基調にまとめられており、可愛らしい雰囲気。一番人気はクレームブリュレのクレープで、もちもち食感の生地にたっぷりの濃厚クリームが包まれています。テイクアウトも可能なので、気分に合わせて店内でも持ち帰りでも気軽に利用できます。
西九条駅から徒歩2分の場所にある喫茶店です。店内には、オレンジ色のカウンター照明や、赤いサテン生地の椅子などが設置されており、懐かしい昭和の趣を感じます。コーヒーはサイフォン式で淹れられ、ミックスジュースはフルーツたっぷりで美味しいと評判です。モーニングやランチタイムは喫茶営業、夜になるとスナック営業になり、地元の常連客でにぎわいます。
店舗賃料相場
西九条駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 14,510円 |
最高坪単価 | 17,600円 |
最低坪単価 | 9,218円 |
西九条駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
2025年 | 13,892円 |
2024年 | 11,084円 |
2023年 | 13,417円 |
2022年 | 13,532円 |
参照:飲食店ドットコム「西九条駅の賃料相場情報」(2025年4月現在)
※2025年4月26日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。
西九条駅周辺の特徴

街の特徴
西九条の駅名は、江戸時代初期に存在した「九条島」にちなんでいます。1684年、河村瑞賢による安治川開削によって島は二つに分かれ、東側が九条村、西側が西九条村と呼ばれるようなりました。周囲を川に囲まれたこの地域は、現在ではユニバーサル・スタジオ・ジャパンをはじめとする臨海部施設への玄関口となっています。
駅周辺には住宅地や工場が点在し、個人経営の居酒屋や飲食店が立ち並ぶ、どこか懐かしい下町の風景が広がります。また、JR線と阪神電車の両路線が利用できるアクセスの良さから、通勤・通学に西九条駅を利用する人も多く、近年は大型のマンションや集合住宅が増えているエリアでもあります。
近隣の公共施設・商業施設
大阪市立此花図書館(888m)
朝日橋公園(439m)
野田緑地(542m)
近隣企業オフィス
大日本塗料(株)(293m)
(株)大森屋(801m)
近隣学校
西九条小学校(157m)
大阪府立咲くやこの花中学校・高等学校(477m)
私立昇陽中学校・高等学校(467m)
英風女子高等専修学校(765m)
祭り・イベント
毎年秋に西九条コミュニティ広場で開かれる区民のお祭りです。会場には焼きそばなどを提供する飲食ブースが並び、舞台でのプログラムやパレードも実施されます。また区内にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパフォーマーやキャラクターたちによる特別なステージショーも楽しめます。
主要通り
阪神電車西九条駅前の大通り沿いに広がる商店街。個人経営の飲食店や商店が立ち並び、特に居酒屋が多いため、仕事帰りのビジネスマンや地元の人々でにぎわいます。
人気スポット
安治川トンネル

安治川の川底を横断する歩行者・自転車専用のトンネルです。全長約80メートルのトンネル内は、安全性を考慮し昼間の時間帯には警備員が常駐。かつては車両用のトンネルも併設されていましたが、安治川大橋の開通やトンネル内の排気ガスの問題により現在は閉鎖されています。
西九条駅から徒歩約5分の場所にある文化施設。子どもたちの豊かな人間性を育むことを目的に1979年に開設されました。ホールでの舞台鑑賞や発表、各種講座、地域団体との文化活動など、さまざまなプログラムを実施しています。子どもたちが芸術や文化に親しめる機会提供しており、家族で楽しめる施設です。
下町風情と近代化が混在する西九条駅
西九条駅周辺は、地域住民に密着した温かな雰囲気がありながら、USJや市内各地へのアクセスも良好という特徴ある街です。地元住民やビジネスマンが通う居酒屋や飲食店が多く、リピーターを獲得しやすい環境が整っています。また、駅周辺では集合住宅の建設も進んでおり、ファミリー層を中心に今後さらに活気が期待できるエリアでもあります。そのため、地域に根付き、愛される飲食店の開業を考えている方におすすめの立地です。「居抜きの神様」では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。
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