十三駅は阪急電鉄神戸本線、京都本線、宝塚本線の3沿線が乗り入れるターミナル駅です。大阪の中心地梅田駅まで1駅で京都や神戸方面へのアクセスもよく交通利便性の高い駅です。今回は十三駅の魅力や周辺施設の情報に加え、飲食店の開業を検討中の方に向けて、駅周辺の飲食店情報や店舗賃料相場も紹介します。
十三駅
所在地 | 大阪府大阪市淀川区十三東2丁目12-1 |
路線・乗降者数 | 阪急京都本線・神戸本線・宝塚本線 64,132人 |
前後駅 | 阪急神戸本線 神崎川駅←十三駅→中津駅 阪急京都本線 神崎川駅←十三駅→中津駅 阪急宝塚本線 三国駅←十三駅→中津駅 |
十三駅前の特徴
十三駅は阪急電鉄の主要3沿線、神戸本線、京都本線、宝塚本線が乗り入れるターミナル駅で、京都本線においては起点駅の役割を担っています。普通列車から特急まで全ての列車が停車し、阪急全駅の中で乗降人員数が6位と利用者数はトップクラス。大阪梅田駅まで約4分、神戸三宮駅や京都河原町駅、烏丸駅までも一本でアクセスできる交通利便性の高い駅です。
十三駅は1910年に開業した歴史ある駅です。当時は宝塚本線のみでしたが、1920年には神戸本線、1921年には京都本線を開業させ、戦前から阪急電鉄のターミナル駅として多くの人が利用しました。1967年には関西私鉄で初めての立ち食いそば・うどん店として「阪急そば」がオープン。駅ホーム内で食事ができる立ち食いそばスタイルを関西で定着させる先駆けとなりました。
各出口の特徴
西口
西口には十三駅前西商店街をはじめ十三本町商店街、SAKAEMACHI商店街など複数の商店街があります。改札口を出るとすぐ目の前から商店街が広がっており、大阪のディープな雰囲気が漂っています。
東口
十三駅前通り商店街や十三東駅前商店街があります。飲食店や衣料品店、コンビニなどが多く、特に夜は繁華街として賑わいます。
十三駅周辺の飲食店情報

十三駅周辺の飲食店数
602件
業態別飲食店数
和食 | 185件 |
洋食・西洋料理 | 49件 |
中華 | 28件 |
アジア・エスニック | 26件 |
カレー | 18件 |
焼き肉・ホルモン | 45件 |
居酒屋 | 232件 |
ラーメン | 33件 |
カフェ・喫茶店 | 65件 |
バー | 74件 |
十三駅周辺はビジネスパーソンたちが多く利用する繁華街ということもあり、居酒屋が軒を連ねています。ジャンルは和食がメイン、次いでバーとなっており、深夜まで空いているお店が多く、2軒目3軒目選びにも困りません。大衆酒場のような気軽に入れる雰囲気のお店がほとんどで、大阪の古き良き風情を感じられます。
十三駅周辺の人気カフェ
十三駅から徒歩8分ほどのところにあるコーヒースタンドカフェ。閑静な商店街の中にあるため、十三駅近くのような喧騒感がなく、ゆっくりとコーヒーを選びたい人にピッタリです。コーヒー豆の種類が豊富で浅煎りから深煎りまで様々。各国の厳選されたコーヒー豆を良心的な価格で購入することが可能です。自家焙煎されたこだわりの一杯をいただける、コーヒー好きには最適なカフェです。
十三駅から徒歩1分ほどの場所にあるカフェです。阪急電車の線路沿いにあるため、2階にある窓際のカウンターからは十三駅を行き交う電車を眺めることができます。産地別のコーヒーが置いてあり、本格的なコーヒーを飲むことができるほか、ケーキやトーストといった軽食もあります。アンティークなカップやお皿がおしゃれで、大人なコーヒタイムを過ごすことができます。
十三駅から徒歩6分の場所に位置しています。店内はこじんまりとしたレトロな雰囲気。熟練バリスタが淹れてくれる本格的なコーヒーをいただけます。小さいカフェですが、落ち着いていてゆっくりくつろげるのも魅力。コーヒーの他に、オムライスやカレーライスなどガッツリ食事をしたい方向けのフードメニューがあるほか、サンドイッチやケーキなどの軽食もあります。
店舗賃料相場
十三駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 16,520円 |
最高坪単価 | 56,629円 |
最低坪単価 | 5,043円 |
十三駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
2025年 | 12,108円 |
2024年 | 19,363円 |
2023年 | 19,227円 |
2022年 | 17,360円 |
参照:飲食店ドットコム「十三駅の賃料相場情報」(2025年2月現在)
※2025年2月20日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。
十三駅周辺の特徴

街の特徴
十三駅は淀川の側にある駅で、対岸には大阪の中心地梅田があります。都心から程近く、阪急電鉄の3沿線が乗り入れるターミナル駅のため交通利便性が良く、京都や神戸方面へも1本で行くことが可能です。大阪梅田エリアからほど近くと言うこともあり、常に人通りの多いエリアです。
十三駅周辺は商店街の多さが有名で飲食店が軒を連ねているため、夜は繁華街として賑わいます。老舗の個人経営店から大手チェーン店まで幅広いお店が営業中。昔ながらの飲み屋街があり、大阪のディープな雰囲気を味わうには最適な場所です。一方で少し駅から離れると閑静な住宅街が広がっており、淀川近くまで行くと自然を感じることもできます。
近隣の公共施設・商業施設
淀川区役所(400m)
十三東公園(200m)
ドン・キホーテ 十三店(350m)
大阪市立淀川図書館(600m)
近隣企業オフィス
大阪ガスセキュリティーサービス(株)(650km)
カンナル印刷(株)(500m)
武田薬品工業(株)(600m)
近隣学校
英真学園高等学校(550m)
大阪市立十三中学校(550m)
大阪府立北野高等学校(600m)
祭り・イベント

十三駅と梅田駅を挟む、淀川の河川敷で行われる関西最大級の花火大会です。1989年に市民ボランティアによって開催されたことが始まりで、今では大阪の夏の風物詩となっています。全幅500mにも及ぶスターマインなどが魅力で、音楽と花火のコラボレーションが感動的な花火大会です。例年約45万人もの見物客が訪れる賑わいを見せています。
主要通り
十三駅前通り

十三駅東出口から神津神社方面へと繋がる商店街です。飲食店や衣料品店、コンビニなどが多く、チェーン店が目立ちますが、個人経営のお店も多く営業しています。入り口近くからたこ焼き屋やお好み焼き屋などがあり、大阪感を感じられます。リーズナブルなお店が多く、地域住民の普段使いにも多く利用されています。
十三駅西出口から徒歩1分の場所にある商店街です。十三筋から80mほどの小さな商店街で、駅周辺にある商店街と繋がっており、十三駅西側の玄関口としての役割を担っています。約40店舗で構成されており、昔ながらの雰囲気が流れています。
人気スポット
神津神社は十三駅から徒歩3分ほどの場所にあり、十三駅前通りから程近くです。神津の名称は、神崎川の「神」と中津川の「津」からとったもので、二つの川に挟まれた地域に神津村ができたことが由来です。川津神社は明治42年に周辺地域の氏神を小島村(現在の十三東)の村社八幡神社に合わせてお祭りしたのが始まりです。
大阪のディープな雰囲気が残る十三駅
十三駅は、阪急電鉄のターミナル駅としての役割を担っており、大阪、神戸、京都まで一本で行ける交通利便性の高い駅です。周辺には複数の商店街があり、どの商店街も食料品店や日用品店が充実。地域住民の生活を支えています。飲食店の数も多く、夜には繁華街として賑わっており、居酒屋やバーが夜遅くまで営業しています。
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