近鉄八尾駅は大阪府八尾市にある近鉄大阪線の主要駅で、大阪市内へのアクセスも良く、通勤・通学の利便性が高いエリアです。駅周辺には買い物客やファミリー層が多く集まり、にぎわいのある街並みが広がっています。今回は、近鉄八尾駅の特徴や周辺環境に加え、飲食店の開業を検討している方に向けて、店舗賃料や飲食店数などの情報を紹介します。
近鉄八尾駅
所在地 | 大阪府八尾市北本町2-153-2 |
路線・乗降者数 | 近鉄大阪線 34,711人 |
前後駅 | 久宝寺口駅←近鉄八尾駅→河内山本駅 |
近鉄八尾駅前の特徴
近鉄八尾駅は1924年に開業した、近鉄大阪線の主要駅のひとつです。100年近い歴史をもち、長年にわたって八尾市の交通とまちづくりの中核を担ってきました。駅周辺には「八尾天満宮」や「久宝寺緑地」などの名所があり、歴史と自然の両方を楽しめるのが魅力です。
飲食店については、駅直結の商業施設や駅前通りを中心に、チェーン店から個人経営の店舗まで幅広く立地。とくに地元密着型の和食店やラーメン店が多く、近隣住民や通勤客に親しまれています。また、住宅地としても落ち着いた雰囲気があり、近くには買い物施設や教育機関も点在。生活利便性が高く、地域に根ざした飲食ビジネスが展開されているエリアです。
各出口の特徴
中央改札口
南北両側に出られる駅のメイン改札口。南側はバスロータリーや商業施設が広がるにぎやかなエリアで、飲食店や買い物客でにぎわっています。北側は市役所や住宅街に近く、落ち着いた雰囲気です。
西改札口
住宅街側にある小規模な改札口で、主に地元住民が利用します。周辺には個人経営の飲食店や医療施設などが点在しており、静かな環境が特徴。混雑を避けたい通勤・通学者にも便利です。
近鉄八尾駅周辺の飲食店情報

近鉄八尾駅周辺の飲食店数
414件
業態別飲食店数
和食 | 149件 |
洋食・西洋料理 | 42件 |
中華 | 11件 |
アジア・エスニック | 11件 |
カレー | 11件 |
焼き肉・ホルモン | 16件 |
居酒屋 | 110件 |
ラーメン | 20件 |
カフェ・喫茶店 | 51件 |
バー | 20件 |
近鉄八尾駅周辺には、粉もん文化を反映したたこ焼き・お好み焼き店をはじめ、和洋中幅広い飲食店が揃っています。駅南側はチェーン系が中心、北側や西側は個人店が多く、地元密着型の雰囲気が特徴です。
近鉄八尾駅周辺の人気カフェ
近鉄八尾駅から徒歩3分の場所にあるハレノヒカフェは、木の温もりを感じる落ち着いた空間で、子連れにも優しいカフェです。野菜たっぷりのプレートや、出汁が香る和風カレーが人気で、食事メニューも充実。手作りガトーショコラや自家製チーズケーキ、子どもも大人も笑顔になるベリーベリーパフェなど、スイーツも評判です。
近鉄八尾駅から徒歩5分ほどの場所にある「香留壇」は、静かな通り沿いに佇むレトロな喫茶店です。ボリューム満点の本格アメリカンハンバーガーが人気で、パテの枚数を選べるのも魅力。プレーン、チーズ、照り焼き、チリなどメニューが豊富に揃っています。ドリンクはコーヒーや紅茶のほか、自家製シロップを使ったジンジャエールやレモンソーダ、ストロベリーソーダなどが好評です。
近鉄八尾駅から徒歩約4分の場所にある「珈琲 軽食 ブランケット」は、ゆったりとしたソファ席が並ぶ広々とした店内が魅力のカフェです。名物は昔ながらの固めプリンで、どこか懐かしさを感じさせる味わいが人気。クロックムッシュやカレー、たくさんのおかずが並ぶボリューム満点のランチプレートも好評です。店名のとおり、ブランケットのように包み込んでくれるような居心地の良さがあり、インスタ映えする見た目と空間も支持を集めています。
店舗賃料相場
近鉄八尾駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 10,712円 |
最高坪単価 | 19,798円 |
最低坪単価 | 4,311円 |
近鉄八尾駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
2025年 | 10,931円 |
2024年 | 11,020円 |
2023年 | 13,862円 |
2022年 | 15,062円 |
参照:飲食店ドットコム「近鉄八尾駅の賃料相場情報」(2025年7月現在)
※2025年7月21日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。
近鉄八尾駅周辺の特徴

街の特徴
近鉄八尾駅が位置する八尾市は、かつて「河内木綿」や綿織物の産地として栄え、繊維業を中心に発展してきた歴史ある街です。近鉄大阪線の開通によって交通の利便性が向上し、市街地の整備が進むとともに、大阪市内へのアクセスの良さを活かした住宅地としても人気を集めるようになりました。
駅周辺には「リノアス」や「アリオ八尾」といった大型商業施設が集まり、買い物や外食、映画などが一か所で楽しめる利便性の高い都市機能が整っています。また、「八尾市立しおんじやま古墳学習館」や「八尾天満宮」といった歴史文化に触れられるスポットも点在しており、観光や地域学習の場としても親しまれています。
商業と住宅が調和したコンパクトな都市として、生活の利便性と地域の温もりが共存しているのが八尾の魅力。長年にわたって地元の暮らしに根ざしながらも、新しい商業施設や交通インフラの整備が進み、今なお発展を続けています。
近隣の公共施設・商業施設
リノアス八尾(150m)
アリオ八尾(350m)
八尾市役所(384m)
八尾市立八尾図書館(477m)
近隣企業オフィス
松本油脂製薬(株)(1.2km)
ホシデン(株)(1.4km)
近隣学校
八尾小学校(402m)
八尾市立成法中学校(711m)
大阪府立八尾高等学校(998m)
大阪経済法科大学 八尾駅前キャンパス(413m)
祭り・イベント

八尾河内音頭まつりは、毎年10月下旬に開催される八尾市最大規模のお祭りです。河内音頭発祥の地として知られる八尾ならではのイベントで、市民や団体が大きな輪をつくって踊る「総おどり」が名物となっています。会場は久宝寺緑地や八尾市役所周辺で、屋台やステージイベントも行われ、多くの来場者でにぎわいます。地域の伝統と活気を体感できる、八尾を代表する恒例行事です。
八尾天満宮の追儺式(ついなしき)は、毎年2月3日の節分に行われる伝統的な神事で、邪気を祓い、無病息災を願う厄除けの行事です。神職による祝詞奏上のあと、「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、鬼に扮した役者に向かって豆まきが行われます。境内には多くの参拝者が集まり、福豆や福餅を受け取ろうと手を伸ばす光景が広がります。
主要通り
近鉄八尾駅前商店街(ファミリーロード八尾)
近鉄八尾駅前商店街(ファミリーロード八尾)は、駅から北方向に延びる全長約300メートルのアーケード付き商店街です。通り沿いには昔ながらの個人商店や飲食店、衣料品店などが軒を連ねており、地元の人々の買い物スポットとして親しまれています。天候に左右されず歩ける構造のため、平日でも一定の人通りがあり、高齢者から学生まで幅広い層に利用されています。
府道174号(八尾道明寺線)
駅南口を東西に走る通りは、近鉄八尾駅周辺のメインストリートのひとつです。アリオ八尾やリノアス八尾、バスロータリーが面しており、交通量・人通りともに多く、にぎわいのあるエリアとなっています。沿道には飲食店や金融機関、医療機関などが集まり、地域住民にとって重要な生活動線として機能しています。
人気スポット

八尾市立しおんじやま古墳学習館は、八尾市にある「心合寺山(しおんじやま)古墳」の歴史や古墳時代の暮らしについて学べる体験型の学習施設です。全長約160メートルの前方後円墳「心合寺山古墳」に隣接しており、実物大の埴輪や石棺レプリカ、ジオラマ模型などを通じて、古代の文化や技術に触れられます。
館内では子ども向けのワークショップや体験イベントも随時開催され、家族連れにも人気。入館無料で気軽に立ち寄れることから、学校の社会見学や地域学習の場としても利用されています。
八尾天満宮は、学問の神様・菅原道真公を祀る神社で、地元では「八尾天神」として親しまれています。創建は江戸時代とされ、古くから合格祈願や厄除けのご利益を求める参拝者が訪れます。静かな境内には本殿や絵馬掛けが整い、受験シーズンには多くの学生でにぎわいます。また、節分の「追儺式」や夏・秋の例祭など、地域に根ざした伝統行事も継承されており、地元の信仰と歴史が感じられる神社です。
八尾市文化会館プリズムホールは、コンサートや演劇、講演会、展示会など多彩なイベントが開催される八尾市の文化拠点です。大・小ホールのほか、会議室や展示スペースも備え、市民の文化活動の発表の場としても活用されています。近鉄八尾駅から徒歩約5分とアクセスも良く、プロの舞台から地域イベントまで幅広い層に親しまれている施設です。
生活拠点としての機能が集まり、にぎわいが広がる近鉄八尾駅
近鉄八尾駅は、利便性と暮らしやすさが調和した八尾市の中心的なエリアです。商業施設や住宅がバランス良く広がり、地域に根ざした生活が営まれています。幅広い世代が行き交う駅周辺では、飲食店需要も安定しており、新規出店にも適した環境といえるでしょう。
「居抜きの神様」では、内装や設備を引き継いで低コストで開業できる居抜き物件を多数取り扱っています。近鉄八尾駅周辺で飲食店の出店を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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