国分寺駅は、JR東日本の中央線と西武鉄道の国分寺線・多摩湖線が乗り入れる駅です。中央特快を利用すれば新宿まで30分程でアクセスできます。駅周辺は再開発が進み、商業施設が充実、ショッピングから飲食まで幅広く楽しめます。駅前はタワーマンションや団地などの集合住宅が多い一方、駅から少し離れると戸建てが立ち並ぶ住宅街が広がります。今回は、国分寺駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。
国分寺駅
| 所在地 | 東京都国分寺市本町2-1-23 |
| 路線・乗降者数 | 101,156人(JR中央線) 111,199人(西武線) |
| 前後駅 | 武蔵小金井駅←国分寺駅→西国分寺(JR中央線) 国分寺駅→恋ヶ窪駅(西武国分寺線) 国分寺駅→一橋学園駅(西武多摩湖線) |
参照:JR東日本「各駅の乗車人員 2024年度」/西武鉄道「2024年度 駅別乗降人員(1日平均)」
国分寺駅前の特徴
国分寺駅は、1889年開業。通勤・通学時間帯の利用者が非常に多く、乗降人員は10万人以上にのぼります。駅の北口にはミーツ国分寺、南口には国分寺セレオという商業施設がそれぞれあり、ショッピングや日常の買い物に多くの人が訪れます。さらに、近年の再開発により駅直結のツインタワーが完成し、駅前はより賑わいを見せる空間へと変化しました。一方で昔ながらの商店が残る通りや、歴史的な寺院などもあり、様々な面を見れることも特徴です。
各出口の特徴
北口
北口を出ると大きなロータリーがあり、バス乗り場とタクシー乗り場が整備されています。駅前にはタワーマンションが建ち、その中には商業施設も入っています。駅前通りには商店街が続き、昔ながらの商店が残っています。スーパーが複数あり、飲食店も多く立ち並ぶエリアで、暮らしやすい環境が整っています。
南口
南口には、丸井を有する駅ビルが直結しており、日常の買い物や食事に便利です。駅前には殿ヶ谷戸庭園があり、自然に触れられる落ち着いた雰囲気があります。駅周辺や多喜窪通り沿いには商店が多く、駅近くには団地も隣接。駅から少し離れると住宅地が広がっています。
国分寺駅周辺の飲食店情報

国分寺駅周辺の飲食店数
560件
業態別飲食店数
| 和食 | 174件 |
| 洋食・西洋料理 | 61件 |
| 中華 | 23件 |
| アジア・エスニック | 26件 |
| カレー | 17件 |
| 焼き肉・ホルモン | 19件 |
| 居酒屋 | 196件 |
| ラーメン | 34件 |
| カフェ・喫茶店 | 70件 |
| バー | 46件 |
和食や居酒屋が特に多いエリアです。お店を目当てに遠くからこの地を訪れる人気店が多いのも特徴です。
国分寺駅の人気カフェ
国分寺駅から徒歩5分の場所にある喫茶店。2022年に「百名店」に選出された人気店です。古民家風の建物のガラス扉を開けると古道具や書棚が並ぶレトロな雰囲気が広がります。店内は1階・2階に席があり、落ち着いた音楽が流れています。店内の本棚の本は自由に手に取って読むことができ、静かに読書したい時はもちろん、落ち着いて会話を楽しみたいときにもおすすめ。一人でも利用しやすいカウンター席もあります。ゆったりとした時間を過ごしたい日にぴったりの喫茶店です。
国分寺駅から徒歩5分ほどの場所にあるベーグル専門店。手作りのベーグルが常時20種類以上並ぶ人気店です。テイクアウトの他に、10席ほどのイートインスペースで、購入したベーグルを味わうこともできます。ベーグルは厚みのある形で手にしっかり収まるサイズ感、口に入れると弾力のある食感が特徴。外側はカリッと香ばしく、中はむっちりとした食感で、噛むごとに豊かな風味が口いっぱいに広がります。
国分寺駅から徒歩5分ほどの場所にあるカフェ。身体にも環境にもやさしいビーガン料理を提供していて、雑貨屋とギャラリーが併設されています。店内は広々としており、自然の温もりを感じながら、ゆったりとくつろげる空間です。
ランチでは、季節の食材を使ったプレートやカレー、ヴィーガンバーガーなど、植物性素材だけで作られた料理ですが満足感のあると評判。旬の素材を生かした料理は、健康志向の人だけでなく、自然や食材にこだわる人にもおすすめです。
店舗賃料相場
国分寺駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
| 平均坪単価 | 21,566円 |
| 最高坪単価 | 56,516円 |
| 最低坪単価 | 2,962円 |
国分寺駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
| 2025年 | 21,059円 |
| 2024年 | 18,462円 |
| 2023年 | 18,972円 |
| 2022年 | 20,259円 |
参照:飲食店ドットコム「国分寺駅の賃料相場情報」(2025年11月現在)
※2025年11月21日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。
国分寺駅周辺の特徴

街の特徴
駅名は地名からきており、聖武天皇の命により建立された国分寺(武蔵国分寺)がこの地にあったことに由来。
現在、駅周辺には複数の商業施設が集まり、多くの人が行き交います。駅前は、集合住宅が多く立ち並ぶエリアになっていますが、駅から少し離れると戸建て住宅が中心の落ち着いた住宅街が広がります。利便性と住宅エリアの落ち着きが共存する、暮らしやすい街並みが広がっています。また周辺には、大学や私立学校が複数あり、学生の利用が多いことも特徴のひとつです。
近隣の公共施設・商業施設
国分寺市立本多図書館駅前分館(200m)
殿ヶ谷戸庭園(198m)
国分寺マルイ(46m)
近隣企業オフィス
(株)Olympicグループ(170m)
リオン(株)(687m)
近隣学校
第七小学校(466m)
国分寺市立第二中学校(457m)
国際文化理容美容専門学校国分寺校(227m)
祭り・イベント
国分寺まつり
国分寺から駅徒歩10分ほどの場所にある武蔵国分寺公園で、毎年11月に開催される市内最大のイベント。姉妹都市や友好都市の物産直売や各種模擬店、地域団体によるステージ、パレードなど、さまざまな催しが行われます。
主要通り
国分寺街道(都道133号線)
国分寺街道は、国分寺駅の東側から府中駅付近までを結ぶ主要道路。国分寺駅近くで野川を越えると、南へまっすぐ伸びる道となり、そのまま府中駅方面へ続いています。住宅街の中を走る道路ですが、東八道路を越えると周辺には複数の学校が立ち並ぶエリアとなります。
人気スポット

国分寺駅から徒歩約18分の場所にある真言宗の寺院。奈良時代、全国に建立された国分寺のうちの「武蔵国国分寺」の後継寺院にあたります。創立当初は現在とは別の場所にあったとされ、武蔵国分尼寺跡を含んだ一帯は「武蔵国分寺跡」として国の史跡に指定されています。
現在の武蔵国分寺の境内には薬師堂、本堂、仁王門、楼門が建ち、複数の彫刻や建造物、資料などが文化財に指定されています。
殿ヶ谷戸庭園

国分寺駅から徒歩2分の場所にある回遊式庭園。大正初期に造られ、昭和9年には本館や茶室「紅葉亭」が整備されました。その後、昭和49年に東京都が買収し、都立庭園として開園。平成23年には国名勝に指定されました。四季折々の植物に加え、国分寺崖線から湧き出る湧水を楽しむことができます。
商業施設の充実と落ち着いた住宅地が広がる国分寺駅
国分寺駅周辺は、商業施設が集まり、飲食店も多く、日々多くの人が行き交うにぎやかな街です。駅前にはタワーマンションや団地などの集合住宅が多く、少し離れると落ち着いた住宅街が広がっており、地域住民の日常利用も期待できます。学生の往来も多いため、新たに飲食店を開業したい方にとって、安定した集客を期待できる街といえるでしょう。居抜きの神様では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。

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