駒沢大学駅は世田谷区駒沢にある地下駅。東急田園都市線の駅の一つで、駒澤大学の最寄駅として知られています。学生街のイメージがありますが、地上に出ると国道246号に面していて駅前商店街や飲食店、スーパーが多く立ち並ぶ便利なエリアです。今回は、駒沢大学駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。
駒沢大学駅
所在地 | 東京都世田谷区上馬4-3 |
路線・乗降者数 | 東急田園都市線 67,494人 |
前後駅 | 桜新町←駒沢大学駅→三軒茶屋駅 |
駒沢大学駅前の特徴
1977年に廃止になった東急玉川線の真中電停の位置に、新玉川線開通と同時に開業。駅名は、近隣にある駒澤大学からつけられたと言われています。東京急行電鉄田園都市線のみで他線は乗り入れていませんが、1日の平均乗降者数は約67,000人と多くの人がこの駅を利用しています。
駅周辺にはおいしいと評判のグルメ店や商店街の他、マクドナルドやサイゼリヤといったチェーン店が多数あり、学生や家族連れでにぎわっているのが特徴です。深夜まで空いているお店もあるため、仕事で遅くなったとしても不便を感じません。個人経営のビストロや居酒屋などの店もそろっているので、居心地の良い空間で休日を過ごせます。
各出口の特徴
東口・駒沢公園口
「駒澤大学」「東京医療センター」「駐日ガボン大使館」「駒沢オリンピック公園」「自由通り」などがあり、学生でにぎわっています。緩やかな坂道が多いですが歩道は広く綺麗に舗装されているため、歩きやすい道です。駅前にはおしゃれなお店やコンビニ、スーパーなどがあるので、買い物には不自由しないでしょう。
西口
国道246号線に面しているので交通量が多いですが、歩道沿いにはさまざまなジャンルのお店が立ち並んでいます。学生向けのリーズナブルな飲食店が入ったビルがあるのも特徴です。住宅街に入ると閑静な雰囲気で、単身向けのアパートやマンションがたくさんあります。
駒沢大学駅周辺の飲食店情報
駒沢大学駅周辺の飲食店数
229件
業態別飲食店数
和食 | 49件 |
洋食・西洋料理 | 40件 |
中華 | 6件 |
アジア・エスニック | 15件 |
カレー | 14件 |
焼き肉・ホルモン | 10件 |
居酒屋 | 55件 |
ラーメン | 14件 |
カフェ・喫茶店 | 42件 |
バー | 27件 |
居酒屋や和食、洋食店が多いエリアです。学生が気軽に立ち寄れるリーズナブルな店舗から、オーナーこだわりの個人店など、さまざまなお店が並んでいます。
人気店
国道246号にある路地から少し奥まったところにあるカレー屋さん。肉や野菜、ハーブ、スパイスをバランス良く取り入れたタイカレーが有名です。 ほろほろとやわらかい鶏肉と玉ねぎ、ジャガイモの入ったチキンカリー、シャキシャキとした野菜とスパイスがバランス良く仕上がっているグリーンカリーなどから選べます。卓上に置いてある唐辛子入りのナンプラーをご飯にかけて食べれば、より本格的なタイカリーに。五感を刺激するパンチの効いたカレーを食べたい時にぴったりのお店です。
駒沢大学駅から自由通りを6分ほど歩いた場所にあるパン屋さん。打ちっぱなしのコンクリートとガラス張りの明るい店内、赤い看板が目印です。「小麦本来の甘みを引き出したい」と砂糖の使用を控え、栄養価の高いライ麦や全粒粉、甘酒から起こした自家製酵母を使ったパンは、フレンチ出身のシェフだからこそのこだわりで作られています。調理した具材がたっぷり挟んである食事パン、コーヒー風味や木いちご、夏限定の自家製梅ジャム入りのあんこを使用したあんぱんなど、ラインナップも豊富です。
駒沢大学駅から徒歩3分の路地裏住宅街にあるビストロ。ファミリーやカップルはもちろん、おひとり様でも楽しめるカジュアルフレンチのお店です。お店の看板メニューは、4日間かけて準備する牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。口の中でほどけるようにやわらかい牛ホホ肉とコクがなんとも言えない味わいです。他にも季節の食材をたっぷり使ったオリジナル料理やバラエティ豊かなデザート、オーナーこだわりのワインなどクオリティの高いフレンチが楽しめます。目の前のシェフに食べたい食材や調理法をリクエストできるのも嬉しいポイントです。
店舗賃料相場
駒沢大学駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
平均坪単価 | 24,520円 |
最高坪単価 | 61,453円 |
最低坪単価 | 11,364円 |
駒沢大学駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)
2024年 | 31,202円 |
2023年 | 21,090円 |
2022年 | 31,209円 |
2021年 | 19,907円 |
参照:飲食店ドットコム「駒沢大学駅の賃料相場情報」(2024年5月現在)
駒沢大学駅周辺の特徴
街の特徴
現在の駒沢一帯は、明治時代に上馬引沢村、下馬引沢村、深沢村と呼ばれており、町村制施行のタイミングで駒沢村という地名になりました。昭和時代に入ると、世田谷区配下の駒沢という地名になります。ちなみに駒沢と呼ばれるようになったのは、「馬の産地」として有名だったのがきっかけだそうです。
駒沢大学駅前は、「駒沢大学駅前商店街」が広がっており、コンビニやスーパーなどがたくさん立ち並んでいます。さまざまなグルメ店や美容室、カルチャー教室などがそろっているので、地元の人から観光客まで多くの人でにぎわっています。商店街や幹線道路を抜けると閑静な住宅街が広がっており、渋谷駅まで3駅約7分というアクセスの良い立地のため、ファミリー層にも人気がある街です。
近隣の公共施設・商業施設
世田谷警察署(850m)
駒澤大学図書館(643m)
世田谷税務署(1.3km)
近隣企業オフィス
(株)Waqoo(422m)
いであ(株)(729m)
(株)コア(962m)
近隣学校
駒沢小学校(341m)
世田谷区立駒沢中学校(596m)
東京学芸大学附属高等学校(1.5km)
駒澤大学 駒沢キャンパス(517m)
祭り・イベント
駒沢ふれあい広場夏祭り
駒澤大学を地域の「広場」として行われる駒沢の夏の風物詩。近隣住民との交流や、駒澤大学の在学生、同窓生らが楽しむイベントとして駒澤大学同窓会東京都支部が主催しています。模擬店や盆踊りの他、大学のサークルによる演技発表ステージなどが行われ、駒澤大学OBの有名人がゲストとして参加することもあります。
主要通り
国道246号線
駒沢大学駅を出ると目の前を走っている国道246号線。東京都千代田区から静岡県沼津市に至る一般国道です。246号沿いにはラーメン屋などの飲食店や商店街が立ち並び、買い物客でにぎわってはいるものの、下町風を感じさせる雰囲気もあります。246号から一歩路地へ入れば、閑静な住宅街が広がり、住民だけが利用する道路が多いので、子連れやペットなども安心して歩けます。
自由通り
駒沢大学駅前交差点から5kmほどの道路。自由通りと玉川通りの交差点一帯である「駒沢大学駅前商店街」は、コンビニやチェーン店、パン屋、花屋など80点以上が集まっています。コーヒー店も多く、イタリア流エスプレッソや深煎り豆のネルドリップ、こだわりのカップでサーブするお店などさまざなコーヒーが楽しめます。
人気スポット
駒沢大学駅のシンボルである広大で緑豊かなレクリエーション公園。1964年の東京オリンピックの会場となったのが名称の由来です。ジョギングコースやドッグランの他、スケートボードエリアや陸上競技場、硬式野球場など屋内外の12のスポーツ施設が併設。ユニークな遊具がそろう3つの児童公園もあるので、朝早くからたくさんの地元民が利用しています。季節の花々や野鳥なども見られるので、自然をのんびり感じながら散策したい人にぴったりです。
関東大震災の復興建築として建てられた駒澤大学 禅文化歴史博物館。130年を超える駒澤大学の歴史や仏教などを紹介している全国でも珍しい「禅」をテーマにしたミュージアムです。写経や坐禅などができるスペースが設置されていたり、木魚を鳴らせたりと、仏教文化を体験しながら学ぶことができます。1928年に建てられ、1999年に東京都の歴史的建造物に選定された旧図書館(耕雲館)は大正時代のレトロな佇まいと、洋風歴史建造物との融合にどこか懐かしい雰囲気を感じられます。天井にはステンドグラスが輝いており、大正時代にタイプスリップした感覚を味わえるでしょう。
利便性が良く活気あふれる駒沢大学駅
都心から近く、自然が豊富な駒沢大学駅。学生が多く和気あいあいとした街ですが、生活に便利な買い物環境が整っており、閑静な住宅街も広がっているので住みやすいエリアと言えるでしょう。徒歩で近隣の駅にも行け、飽きのこない魅力的な立地のため、これから住居や店舗を探している人にぴったりです。「居抜きの神様」では、低コストで開業しやすい居抜き物件を数多く取り扱っています。居抜き物件をお探しの方は、ぜひご相談ください。
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