なんば駅|大阪文化が詰まった関西屈指の繁華街

大阪市中央区に位置するなんば駅は、大阪の二大繁華街の一つ「ミナミ」の中心地。大阪の代表的な観光スポット、グリコサインや道頓堀の最寄り駅で、国内外問わず観光客が訪れる日本有数の観光地です。今回は、なんば駅の特徴や周辺施設をご紹介。さらに現在飲食店の開業を検討中の方に向けて、駅周辺の飲食店情報や店舗賃料相場も解説します。

目次

なんば駅

所在地大阪府大阪市中央区難波1-9
路線・乗降者数Osaka Metro御堂筋線・千日前線・四つ橋線 328,003人
阪神なんば線・近鉄奈良線 36,293人
前後駅Osaka Metro御堂筋線 心斎橋←なんば→大国町
Osaka Metro千日前線 桜川←なんば→日本橋
Osaka Metro四つ橋線 四ツ橋←なんば→大国町
阪神なんば線・近鉄奈良線 桜川←大阪難波→近鉄日本橋

参照:Osaka Metro「路線別乗降人員 2023年度」 阪神電車「駅別乗降人員 2024年度」

なんば駅の特徴

Osaka Metroなんば駅は昭和10年に心斎橋駅からの延伸でつくられました。地下鉄駅ということもあり、駅の改札口を出ると地上に出ずとも地下だけでショッピングやグルメを楽しめるようになっています。なんば駅には現在御堂筋線、千日前線、四つ橋の3つの路線が乗り入れており、交通利便性の高い駅です。

グルメをはじめ、大阪を象徴するものが詰まっているなんば駅周辺には、Osaka Metroの3路線に加え、阪神なんば線、近鉄奈良線、JR関西本線、南海電鉄南海線の合計6つの駅があります。関西の各方面からアクセスがしやすいこともあり、観光客からの人気が高く、駅周辺は1日を通して賑やかです。

各出口の特徴

出口1〜10

出口1〜10は南海難波駅方面の出口。南海電車や高島屋、なんばCITY、なんばパークスと繋がっています。

出口11・14〜20

御堂筋東側の出口。道頓堀やなんばウォーク、心斎橋筋方面の出口のため観光客の多くが利用します。

出口12・13

御堂筋西側、難波4丁目や難波御堂筋方面の出口です。

出口21〜23

なんばウォーク方面の出口。地下街の散策に最適なため買い物客が多く利用します。

出口24〜25

難波2丁目方面の出口で、道頓堀へもアクセスしやすいです。

なんば駅周辺の飲食店情報

なんば駅周辺の飲食店数

4,460件

業態別飲食店数

和食1369件
洋食・西洋料理498件
中華211件
アジア・エスニック204件
カレー103件
焼き肉・ホルモン267件
居酒屋1401件
ラーメン162件
カフェ・喫茶店495件
バー821件

参照:食べログ(2025年1月)

なんば駅周辺は大阪グルメを堪能できる街として有名で、飲食店の数は4,000超。大阪を代表する繁華街として観光客からも人気です。和食を中心とした居酒屋が多く、チェーン店だけでなく個人経営のお店も多数。夜遅くまで眠らない街のため、バーの需要も高く和食、居酒屋に続いてバーの数が多いエリアとなっています。

なんば駅周辺の人気カフェ

a la mode osaka

なんば駅から徒歩5分、宗右衛門町にある韓国スタイルのカフェです。店内はピンクとブルーを基調とした可愛らしい雰囲気に包まれていて女子会に最適。アフタヌーンティーセットが人気で、プリンセスのような気分が味わえます。押し活コースという変わったコースもあり、風船などを使った装飾やスイーツプレートのデコレーションをお願いすることができます。

Hyde&Away

なんば駅からアメリカ村方面へ進んだ場所にあるフルーツタルト専門店。店内はアンティークなインテリアで埋め尽くされていて、インスタ映え間違いなし。タルトに乗っているフルーツはどれも色鮮やかで綺麗な見た目。食べるのが勿体無いほど美しいタルトです。数に限りがあり、午後には売り切れてしまう商品もあるため、早い時間に行くことをお勧めします。

OSARU Coffee

JR難波駅から程近くにあるカフェで、朝の8時から営業しています。モーニングが特に人気で、オープンと同時に行かなければ待ち時間が発生するほど。ボリュームのあるサンドイッチがいただけるほかフレンチトーストも美味しいです。靴を脱いで入るスタイルのため、アットホームな雰囲気でゆったりとしながらカフェタイムを楽しめます。

参照:食べログ(2025年1月)

店舗賃料相場

なんば駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価29,031円
最高坪単価89,980円
最低坪単価10,000円

なんば駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)

2025年33,558円
2024年28,749円
2023年27,099円
2022年26,220円

参照:飲食店ドットコム「なんば駅の賃料相場情報」(2025年1月現在)

なんば駅周辺の特徴

街の特徴

なんば駅周辺は古くから豊臣秀吉が築城した大阪城の城下町として栄え、天下の台所と言われてきました。明治時代以降も産業革命の中地として発展し、商店街や大型商業施設、観光スポットが誕生。「ミナミ」の愛称で親しまれ、現在も多くの人で賑わう繁華街となっています。

なんば駅周辺には「なんばパークス」や「高島屋」をはじめ大型商業施設が建ち並んでいるほか、ディープな大阪の雰囲気を味わえる商店街も多く、国内外問わず観光客が訪れる街となっています。近隣には、大阪の象徴「グリコサイン」や「道頓堀」といった観光スポットがあり大阪の文化やグルメを堪能できる街として人気です。

近隣の公共施設・商業施設

ekimo なんば(60m)

なんば マルイ(110m)

大阪高島屋(130m)

なんばウォーク(230m)

近隣企業オフィス

(株)高島屋(290m)

東洋テック(株)(450m)

南海電気鉄道(株)(900m)

近隣学校

グラムール美容専門学校(110m)

バンタンゲームアカデミー(120m)

高野山大学 難波サテライト(150m)

祭り・イベント

難波八阪神社夏祭り

なんば駅南側にある難波八坂神社では毎年7月13日に宵宮祭、14日に本宮祭が行われます。宵宮祭では道頓堀川に神事船や氏子船、どんどこ船などが行き交う船渡御が行われます。この船渡御は江戸時代から行われていた大阪「ミナミ」エリアを代表する祭りで、地元企業の支援によって現在も行われています。14日には陸渡御が行われ、神輿などが千日前や道頓堀、戎橋筋を練り歩きます。

主要通り

戎橋筋商店街

戎橋筋商店街は大阪「ミナミ」エリアを象徴する商店街です。歴史は長く、始まりは江戸時代初期と言われています。1615年に道頓堀川が完成し戎橋がつくられたため、十日戎にお参りする道筋として賑わいを見せ、幕末にかけて商店街ができていきました。明治時代以降は周辺に駅や高島屋が開業。その後も各社の駅がつくられ、ターミナル駅へ発展していくと同時に商業施設や観光スポットが誕生しました。現在は外国人観光客も増え大阪の文化を堪能できる場所として人気を博しています。

心斎橋筋商店街

Osaka Metro心斎橋駅から道頓堀へとつながる商店街です。戎橋筋商店街と並んで大阪「ミナミ」を象徴する商店街として人気で、心斎橋PARCOや大丸心斎橋店の2大百貨店へアクセスできます。飲食店やアパレル店が多く、約180店舗が営業中。戎橋筋商店街に負けないほど観光客が多く、平日でも約6万人が訪れています。

人気スポット

道頓堀グリコサイン

大阪道頓堀のランドマーク「グリコサイン」。大手お菓子メーカーグリコの広告塔で、1935年からこの場所に設置されています。現在のグリコサインは2014年にリニューアルされた6代目。時代と共にデザインが少しずつ変化しており、各時代のグリコサインはグリコの江崎記念館でジオラマ展示されています。ランドマーク化し始めたのは1972年に設置された4代目頃と言われており、グリコサインの前で同じポーズをして写真を撮る人が増えていきました。

なんばグランド花月

吉本興業が運営するお笑い専門の劇場。毎日漫才や落語の公演が行われており、毎週日曜日には吉本新喜劇を鑑賞することができます。大阪のお笑い文化を堪能できる数少ない場所のため、難波へ行くなら外せない場所です。

大阪文化の中心地として人気のなんば駅

大阪の2大繁華街の1つとして発展してきたなんば駅周辺。駅前には百貨店をはじめ大型商業施設が建ち並び、大阪グルメが楽しめる店が軒を連ねています。「ミナミ」の愛称で親しまれるこのエリアには、大阪の象徴であるグリコサインや道頓堀があり、国内外問わず観光客が訪れる人気観光地。グルメやファッション、お笑いなど大阪文化のディープな雰囲気を味わうには最適な場所です。

「居抜きの神様」では、前業態の設備や内装を活かして、低コスト・短期間で開業できる居抜き物件を多数取り扱っています。なんば駅周辺で飲食店の新規開業やブランド拡大を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2024年からライターとして活動。世界一周の経験を活かし旅行系の記事を中心に執筆。ライフスタイルや金融関係の記事も得意です。現在はバンクーバーに在住中。見やすく理解のしやすい記事の執筆を心がけています。

コメント

コメントする

目次