尼崎駅は、JR西日本と阪神電車、2つの主要な鉄道駅が存在し、それぞれ異なる魅力を持つエリアです。JR尼崎駅周辺は大規模な再開発により、「アミング潮江」をはじめとする近代的な商業施設や高層マンションが立ち並んでいます。一方、阪神尼崎駅周辺は活気ある商店街や寺町など、歴史と下町情緒が色濃く残るエリアです。
大阪駅(梅田)や神戸三宮へのアクセスが非常に良く、利便性と多様な文化が共存する尼崎駅周辺の基本情報、街の特徴、周辺施設について紹介します。
尼崎駅
| 所在地 | JR西日本 兵庫県尼崎市潮江1-1 阪神電車 兵庫県尼崎市御園町 |
| 路線・乗降者数 | JR西日本 83,442人 阪神電車 40,612人 |
| 前後駅 | JR神戸線(東海道本線) 塚本駅←尼崎駅→立花駅 JR宝塚線(福知山線) 尼崎駅→塚口駅 JR東西線 加島駅←尼崎駅 阪神本線 大物駅←尼崎駅→出屋敷駅 阪神なんば線 大物駅←尼崎駅 |
参照:統計情報リサーチ JR西日本の駅別乗降客数ランキング 阪神電車ハンドブック阪神(駅別乗降人員・駅所在地)
尼崎駅前の特徴
尼崎駅はJR西日本と阪神電車、2社の駅舎があります。両駅は約2km離れていますが、バスや自転車で移動可能な距離です。
JR尼崎駅は、JR神戸線(東海道本線)・JR宝塚線(福知山線)・JR東西線の3路線が交わるターミナル駅です。1874年(明治7年)、東海道本線の神崎駅(かんざきえき)として開業。1949年(昭和24年)6月に、街の代表駅としての実状が考慮されて尼崎駅と改称されました。
JR尼崎駅の利用者は1日約8.5万人、大阪駅まで1駅約5分という圧倒的な利便性を誇ります。駅北側の再開発エリア「アミング潮江」には、大型商業施設「あまがさきキューズモール」やホテル、病院、オフィスビルが直結し、洗練された都市機能を有しています。
一方、阪神尼崎駅は、阪神本線と阪神なんば線が分岐する駅で、大阪難波や奈良方面へも乗り換えなしでアクセス可能です。1905年(明治38年)4月、阪神本線の開業と同時に開業しました。駅前には中央公園が広がり、南側にはレンガ造りの工場跡地や寺町が、北西側には「元気街(げんきまち)」の愛称で知られる「尼崎中央・三和・出屋敷商店街」が広がります。
各出口の特徴
JR北口
再開発により誕生した「あまがさき緑遊新都心」が広がるエリアです。高架通路で直結する「あまがさきキューズモール」がランドマーク。高層マンションやホテル、病院が集積し、近代的で整備された街並みが特徴。買い物客や通勤客で終日賑わっています。
JR南口
バスロータリーと住宅街が広がるエリア。駅前からは尼崎市内各方面へ向かう路線バスが発着し、工業エリアや住宅地へのアクセスを支えます。かつては工場エリアでしたが、現在は集合住宅や小規模な商店、クリニックなどが増え、落ち着いた生活エリアとして整備が進んでいます。ロータリーからは関西国際大学や産業エリアへのバスも発着しており、学生やビジネスマンの利用も目立ちます。
阪神北口
中央公園や空中庭園が広がるエリア。駅から地上へ出るとすぐに広場があり、イベントスペースとしても活用されています。中央公園を抜けた先には「尼崎市総合文化センター」などの公共施設があり、コンサートや展示会など文化イベントが開かれる地域の拠点です。北側はオフィスビルも多く、昼間はビジネスパーソンの往来が目立つエリアです。
阪神南口
尼崎中央商店街や三和本通商店街など、複数のアーケード商店街へとつながるエリアです。終日多くの買い物客で賑わっています。さらに南へ進むと、復元された尼崎城や歴史ある寺院が立ち並ぶ寺町エリアがあります。
尼崎駅周辺の飲食店情報

尼崎駅周辺の飲食店数
462件
業態別飲食店数
| 和食 | 151件 |
| 洋食・西洋料理 | 39件 |
| 中華 | 17件 |
| アジア・エスニック | 16件 |
| カレー | 10件 |
| 焼き肉・ホルモン | 21件 |
| 居酒屋 | 139件 |
| ラーメン | 20件 |
| カフェ・喫茶店 | 46件 |
| バー | 44件 |
尼崎駅周辺は、JR側と阪神側とで雰囲気が大きく異なり、盛んな業種も異なるのが特徴です。JR尼崎駅北口周辺では、ショッピングモール内のレストランやカフェ、チェーン系の飲食店が集まり、ファミリーやカップルでも利用しやすい環境が整っています。
一方、阪神尼崎駅側では、尼崎中央商店街や三和本通商店街を中心に、立ち飲み屋や焼き鳥店、お好み焼き店、居酒屋など庶民的な飲食店が充実しており、仕事帰りに一杯立ち寄る人も多いエリアです。
尼崎駅周辺の人気カフェ
阪神尼崎駅から徒歩約3分、元小学校の職員室をリノベーションしたノスタルジックなカフェです。レトロでおしゃれな空間が広がり、懐かしさと新しさが融合した独特の雰囲気を楽しめます。
人気メニューは、生パスタや自家製ローストビーフ、自家製チーズケーキなどのデザート、そしてこだわりのコーヒーです。アルコール類も提供されており、夜はコースディナーや貸切にも対応しています。落ち着いた雰囲気でランチやカフェタイム、ディナーまで幅広く楽しめる、尼崎ならではのユニークなスポットです。
JR尼崎駅直結のホテルヴィスキオ尼崎2階にある、アクセス抜群のカフェレストランです。駅から天候を気にせず利用できる便利な立地。宿泊客以外も利用可能で、朝食からディナーまで幅広いシーンで気軽に楽しめます。
モーニングは食材にこだわった和洋バイキング形式で、兵庫のご当地グルメも味わえます。ランチタイムは、こだわりのメイン料理が自慢の「ホテル洋食ランチ」を提供。ヴィスキオランチや海老フライランチなど、ご飯に合う洋食メニューと色とりどりのスイーツが楽しめます。ディナーはバルスタイルです。イタリアンやダイニングバーメニュー、お酒とともにゆったりとした時間を過ごせます。
阪神尼崎駅から徒歩5分、60年以上にわたって地元で愛されている老舗純喫茶です。レトロな山小屋風の造りで、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな空間が広がります。至る所に飾られた色鮮やかなステンドグラスは神戸異人館のステンドグラス教室の先生がデザインしたもの。座る場所によって異なる雰囲気を味わえるのも魅力です。
おすすめメニューはカレーランチと卵サンド。カレーランチは自家製カレーライスにサラダとコーヒー付きのセットです。自家製カレーはコクがあり、スパイシーな辛さがありながらも口当たり良くサラッと食べられる、カレー好きにはたまらない一品です。また、卵サンドは具だくさんで、パンはふわふわ。まさに王道のサンドイッチです。モーニングセットも提供しており、朝食やランチで訪れる人も多いです。こだわりの珈琲をはじめ、様々なドリンクや自家製チーズケーキなどの手作りスイーツも楽しめます。
店舗賃料相場
尼崎駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)
| 平均坪単価 | 12,339円 |
| 最高坪単価 | 29,657円 |
| 最低坪単価 | 3,868円 |
尼崎駅の平均賃料相場年別推移(2022年〜2025年)
| 2025年 | 12,160円 |
| 2024年 | 14,285円 |
| 2023年 | 12,352円 |
| 2022年 | 11,110円 |
参照:飲食店ドットコム「尼崎駅の賃料相場情報」(2025年12月現在)
※2025年12月9日に取得したデータです。データは更新されている可能性があります。
尼崎駅周辺の特徴

街の特徴
尼崎は尼崎藩の城下町を中心に、阪神工業地帯の工業都市へと発展してきました。「尼崎」の名は、漁業など海に関わる仕事に就く人を表す「あま(海士・海人)」に地形を表す「さき(崎)」を組み合わせたものです。現在は、「工業の街」というイメージから、「住みたい街」へと大きくイメージ転換を図っています。
JR尼崎駅周辺の再開発は成功事例として知られ、大阪駅まで1駅という利便性の高さと住環境の良さから、都心近接のベッドタウンとして人気が向上しています。一方で、阪神尼崎駅周辺は「下町・人情の街」としての魅力を色濃く残しており、安くて美味しい飲食店や活気ある商店街が地域住民の生活を支えています。
再開発による新しい街並みと、昭和レトロな雰囲気の下町が混在する、多層的な表情を持つ魅力的なエリアです。
近隣の公共施設・商業施設
あまがさきキューズモール(JRから50m)
兵庫県立尼崎総合医療センター(JRから900m)
アマゴッタ(阪神から150m)
尼崎中央公園(阪神から80m)
尼崎城(阪神から400m)
近隣企業オフィス
JR西日本不動産開発(株)(JRから150m)
住友精密工業(株)本社(JRから800m)
阪神電気鉄道(株)本社・関連施設(阪神から200m)
尼崎信用金庫 本店(阪神から350m)
近隣学校
関西国際大学 尼崎キャンパス(JRから400m)
大原スポーツ&メディカル専門学校(JRから200m)
祭り・イベント

毎年8月1日・2日に開催される、阪神尼崎駅周辺の貴布禰神社の祭りです。阪神尼崎駅南口からだんじりパレードが街を練り歩きます。
神社境内への宮入や、だんじり同士が向かい合ってぶつかり合う「山合わせ」は迫力満点で、多くの観客を魅了します。期間中は露店も立ち並び、地域住民だけではなく多くの見物客で賑わいます。約300年の伝統を持つとされる尼崎を代表する夏祭りです。
毎年10月に開催される市内最大級のイベントです。尼崎市の市制誕生(10月8日)を祝い、市民の親睦と連帯意識を高めることを目的としています。
阪神尼崎駅周辺の公園や市役所周辺を会場に、華やかなパレードやステージパフォーマンス、地元グルメや特産品を扱う多くの出店が並び、市民総出で賑わいます。地域の伝統芸能や音楽演奏、ダンスなど多彩なプログラムが繰り広げられ、子どもから大人まで楽しめる秋の風物詩です。
主要通り
尼崎中央商店街

尼崎中央商店街は、阪神尼崎駅北口からすぐの場所に入口があるアーケード商店街です。「中央一番街」から「中央五番街」まで約1kmにわたって続きます。食料品店や洋品店、飲食店、パチンコ店など多種多様な店舗が並び、阪神タイガース関連の装飾が多いことでも知られています。
周辺の三和本通商店街や出屋敷方面の商店街とあわせて「尼崎中央・三和・出屋敷商店街」と総称され、エリア一帯が巨大な商店街ゾーンとして賑わっています。「元気街(げんきまち)」という愛称でも親しまれています。
国道2号線
国道2号線は、大阪と神戸を東西に結ぶ幹線道路。尼崎市内では市街地寄りを走り、JR尼崎駅と阪神尼崎駅の間を通っています。通勤・通学の車だけでなく路線バスの往来も多く、市内の移動と都市間の移動の両方を支える重要な道路です。沿道には店舗やオフィス、住宅が混在していて、騒音や安全面に配慮するため、歩道の拡幅や植栽帯の整備なども進められています。
国道43号線

国道43号線は、阪神間の臨海部を東西に貫く幹線道路です。阪神尼崎駅のすぐ南側を走り、尼崎市内の工場や倉庫が集まるエリアを通過します。トラックなど物流車両の通行量が多く、阪神高速神戸線や湾岸線とも接続しているため、物流インフラとして重要な役割を担う道路です。一方で、交通量の多さに伴う騒音や大気環境への影響もあり、防音壁の設置や歩道の分離といった環境・安全対策が図られているのも特徴です。
人気スポット

尼崎城は、江戸時代の絵図を参考に再建された天守で、2019年に一般公開が始まった尼崎の新たなシンボルです。阪神尼崎駅南口から徒歩約5分とアクセスしやすい立地にあります。
4層の天守閣内部には、尼崎の歴史や城下町文化を紹介する展示のほか、城下町の賑わいを体験できるVRシアターや侍・姫の衣装体験コーナーなどの体験型コンテンツが用意されており、歴史を楽しく学べるエンターテインメント施設です。周辺の城址公園とあわせて散策する人も多い、人気の観光スポットです。
JR尼崎駅直結の大型ショッピングモール。ファッション、雑貨、グルメ、映画館(MOVIXあまがさき)など約140店舗が入居しています。駅からのアクセスが抜群で、休日には多くの家族連れやカップルで賑わいます。
城下町の面影と新しい街並みが調和する尼崎駅
尼崎駅周辺は、JRと阪神の2つのターミナル駅を中心に、江戸時代から続く城下町の面影を残しながら、再開発によって生まれ変わった街です。寺町や歴史ある建物が点在する一方で、駅前には美しく整備された新しい街並みが広がり、アーケード商店街の賑わいとモダンな商業施設が共存しています。
大阪や神戸への圧倒的なアクセスの良さで通勤・通学に便利である一方、日常の買い物は商店街やショッピングモールで完結でき、生活利便性の高さも魅力です。充実した飲食店や商業施設が立ち並び、ビジネス、居住、観光の拠点として高いポテンシャルを持っています。
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