上野駅|世代問わず楽しめる魅力的な街の周辺情報

上野駅は、 古くから日本各地と首都を結ぶ重要な交通拠点。駅周辺には上野動物園やアメ横の他、博物館や美術館などが点在し、観光客や家族連れでにぎわっています。今回は、上野駅の特徴や魅力をご紹介。これから飲食店の開業を考えている方に向けての飲食店情報や店舗賃料相場にも触れていきます。

目次

上野駅

所在地東京都台東区上野7丁目1-1
最寄りの路線・乗降者数JR(山手線・京浜東北線・常磐線・高崎線・上野東京ライン) 162,555人
東京メトロ(銀座線・日比谷線)180,282人
前後駅JR山手線 鶯谷駅←上野駅→御徒町駅
JR京浜東北線 鶯谷駅←上野駅→御徒町駅
JR常磐線 上野駅(起点)→日暮里駅
JR高崎線 上野駅(起点)→尾久駅
JR上野東京ライン 上野駅(起点)→東京駅
東京メトロ銀座線 稲荷町駅←上野駅→上野広小路駅
東京メトロ日比谷線 入谷駅←上野駅→仲御徒町駅

参照:JR東日本「各駅の乗車人員 2023年度」東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」

上野駅前の特徴

上野駅は、1883年に開業した歴史ある駅。東京と東北地方や北関東を結ぶ交通拠点として栄え、多くの路線がこの駅を起点に開通しました。地方から東京への玄関口として重要な役割を担い、特に戦後の集団就職の時代には、多くの若者が「故郷からの最初の一歩」として上野駅を利用したそうです。

現在では、JRの在来線に加えて東北・北陸新幹線や常磐線、京成線、東京メトロなど多くの路線が乗り入れています。全国各地へのアクセスが非常に良好で、出張や旅行の出発点として多くの人々に利用されているのも特徴です。

駅前に広がる上野公園は春の桜の名所として有名で、毎年多くの花見客が訪れます。上野動物園や東京国立博物館、国立西洋美術館など、歴史や文化に触れられる施設も充実しており、国内外問わず観光客に人気です。また、駅の南側にあるアメ横(アメヤ横丁)では食べ歩きグルメが充実していて、観光客や地元の人々にも愛される場所となっています。

各出口の特徴

不忍口

上野公園の不忍池に面している出口。 アメ横へのアクセスも良く、自然豊かな風景が広がっています。

山下口

上野公園南側に位置する出口。 不忍口と同様にアメ横や上野駅周辺の商業施設へのアクセスが便利です。

正面玄関口

上野駅の中央に位置し、多くの路線の改札口に近い出口。 ショップやレストランが入っている駅ビルにも直通で行けます。

広小路口

正面玄関口の近くにある出口。上野アメ横センタービルへのアクセスが便利。

浅草口

浅草方面へのアクセス良好な出口。 浅草方面へのバス乗り場があり、浅草寺や仲見世通りなど浅草観光の拠点として利用できます。

東上野口

東上野方面へのアクセスに便利な出口。上野広小路駅へのアクセスも良く、台東区役所にも近いエリアです。

入谷口

入谷鬼子母神に近い出口。比較的静かで落ち着いた雰囲気です。

公園口

上野公園に最も近い出口。上野動物園や国立科学博物館へのアクセスも良く、豊かな自然に囲まれています。

上野駅周辺の飲食店情報

上野駅周辺の飲食店数

1802件

業態別飲食店数

和食551件
洋食・西洋料理153件
中華149件
アジア・エスニック125件
カレー45件
焼き肉・ホルモン116件
居酒屋610件
ラーメン68件
カフェ・喫茶店182件
バー201件

参照:食べログ(2024年10月現在)

上野駅周辺は、多彩な飲食店が集まるエリアで、観光客から地元の人々まで幅広く利用されています。アメ横には、にぎわい溢れる屋台や居酒屋が立ち並んでいます。また、老舗の日本料理店やカフェなど落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめる店舗の他、気軽にランチやディナーを楽しめる飲食店も営業中です。

上野駅周辺の人気カフェ

珈琲 王城

上野駅から徒歩4分に位置する1964年に創業した昭和レトロ感満載の喫茶店です。 シャンデリアが飾られ、重厚感のあるテーブルや椅子が並べられた店内は広々としていて、まるでクラシックな洋館のような雰囲気を醸し出しています。ネルドリップで淹れた香り高いコーヒーが楽しめるのはもちろん、厚切りトーストやサンドイッチ、プリンアラモードなど喫茶店ならではのメニューが豊富です。

ギャラン

上野駅から徒歩1分で行ける落ち着きのある続く老舗のカフェです。落ち着いた雰囲気の店内は、木目調のインテリアやレトロな装飾が施されており、どこか懐かしさを感じさせる心地良い空間が広がっています。クリームソーダやプリン、ナポリタンといった喫茶店の定番メニューの他、サンドイッチやトーストから選べるセットメニューなどが人気です。

カフェ すいれん

上野駅から徒歩5分、緑豊かな庭園と池を眺めながら静かなひとときを楽しめるカフェです。店内の広い窓からは四季折々の景色が楽しめ、特に春の新緑や秋の紅葉が美しいとすぐに席が埋まってしまうほど人気です。看板メニューには、チーズが濃いめのティラミスや濃厚でしっとりしたチョコレートが味わえるオペラなど5種類から選べるティータイムセットがあります。魚介やきのこなどのパスタ、ローストビーフなどのメニューもあり、上野周辺を散策した人々でにぎわっています。

参照:食べログ(2024年10月)

店舗賃料相場

上野駅周辺の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価27,189円
最高坪単価83,333円
最低坪単価4,677円

上野駅周辺の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)

2024年28,243円
2023年25,102円
2022年28,169円
2021年29,359円

参照:飲食店ドットコム「上野駅の賃料相場情報」(2024年10月現在)

上野駅周辺の特徴

街の特徴

上野の由来は、上野の山が周囲より高かったことから「上野」と呼ばれるようになったという説や、古代の人物である小野篁が一時滞在したことに由来するという説もありますが、江戸時代初期、この地に居城した大名・藤堂高虎が、本拠地の伊賀上野(現在の三重県伊賀市)になぞらえて名付けたという説が有力といわれています。上野の歴史は古く、寛永寺が建立されたことで江戸の文化の中心地として栄えてきました。

現在の上野は、多くの観光名所が集中していることが大きな特徴です。上野公園内には、東京国立博物館や上野動物園、国立西洋美術館などがあり、文化や芸術を楽しむことができます。またアメ横では、活気あふれる市場や飲食店が並び、ショッピングやグルメを楽しむことができるため、観光客にとっても人気のスポットとなっています。

上野はJR上野駅や東京メトロの駅が利用でき、都心へのアクセスが非常に良好です。新幹線や各種鉄道が乗り入れているため、国内の他の都市への移動にも便利。周辺にはアパートやマンションが多く、生活施設も充実しているので居住に適した環境も整っています。

近隣の公共施設・商業施設

上野マルイ(120m)

国立西洋美術館(210m)

上野恩賜公園(248m)

上野動物園(400m)

東京都美術館(521m)

近隣企業オフィス

エム・ソフト(82m)

日立アカデミー(130m)

ベイシア 東京情報センター(180m)

太陽誘電(株)(322m)

近隣学校

第一工業大学 東京上野キャンパス(134m)

下谷医師会立看護高等専修学校(287m)

東京芸術大学 上野キャンパス(824m)

祭り・イベント

上野公園桜まつり

春に開催される上野公園の祭り。桜が満開になる時期に合わせて、夜桜のライトアップや多彩な屋台が立ち並び、多くの観光客や地元の人々が訪れます。公園内では、ライブ演奏やダンスパフォーマンスなどのイベントも行われ、春の訪れを祝う賑やかな雰囲気が楽しめます。

東京舞祭

東京都内で行われる伝統芸能や舞踊を中心とした祭りです。多彩な伝統芸能が披露され、盆踊りや民謡、獅子舞など、日本各地の郷土芸能が一堂に集まります。地域の住民や観光客が一緒に楽しむことで地域活性化を目指しており、訪れる人々に日本の文化の深さを体感させる素晴らしいイベントです。

五條天神社 例大祭・節分

五條天神社の例大祭は、東京都台東区にある五條天神社で行われる重要な伝統行事です。毎年5月25日に神社の境内で行われ、神輿の渡御や舞踊、神楽などの伝統芸能が披露されます。また毎年2月3日に行われる節分の行事では豆まきが行われ、著名人や地元の住民が参加します。

主要通り

中央通り

上野駅から新橋駅付近までつながるにぎやかな大通り。大型商業施設や専門店、飲食店などが多く立ち並び、ショッピングや食事を楽しむことができます。特に若者に人気があり、週末や祝日には活気に満ちた雰囲気が漂います。

昭和通り

上野公園やアメ横へのアクセスも良く、古くから親しまれている通り。文具店街として知られる他、古き良き商店や飲食店が点在し、下町の雰囲気を楽しむことができます。上野付近では頭上に首都高速道路が走っていて、多くのオフィスビルやビジネスホテルも集まります。

アメ横(アメヤ横丁)

上野駅と御徒町駅の間の高架下を中心に、約500メートルに渡って約400店舗が軒を連ねている商店街。さまざまな種類の食品や日用品を扱うお店が立ち並ぶ他、屋台や飲食店も多く、特にグルメ好きにはたまらないエリアです。

駅前通り

上野駅の正面に広がる通り。観光の拠点として非常に便利な場所で、居酒屋やカフェなどの飲食店やホテルが立ち並びます。大きな道路に面しているため交通量も多く、上野の活気を感じることができる通りです。

人気スポット

上野動物公園

上野動物公園(正式名称:恩賜上野動物園)は、1882年に開園した日本最古の動物園です。園内は東園と西園に分かれており、有名なパンダを始め、サルやゴリラ、ゾウやトラなど世界各地の動物や希少種など約300種3000匹の動物が飼育されています。園内には動物だけではなく、緑豊かな庭園や池、歴史的な建造物や展示もあり、1日中楽しめます。

アメ横

戦闘間もなく黒市(闇市)として発展した歴史を持つアメ横。食品や衣料品、雑貨、コスメ、アクセサリーまで、幅広い商品が揃っています。新鮮な魚介類や乾物が手に入る食品エリア市場が特に有名で、にぎやかな呼び込みの声が飛び交い、訪れる人々の活気にあふれているのが特徴です。年末年始には海鮮食材のセールなどが行われ、買い物客で溢れかえっている様子が風物詩となっています。

東京国立博物館

1872年に設立された日本最古の博物館です。日本と東洋の美術・文化財を中心に、国宝・重要文化財を含む約12万点の貴重なコレクションを収蔵し、文化財の保存と公開に力を入れています。 博物館は本館、東洋館、平成館、表慶館などの建物で構成されており、各館でテーマが異なるのが特徴です。館内の周りには豊かな自然が広がり、春には桜、秋には紅葉といった美しい景色を見ることができます。

伝統と現代のにぎわいが共存する街、上野駅

上野駅周辺は歴史的な名所と文化施設、そして活気あふれる商業エリアが集まる魅力な場所。観光だけではなくグルメやショッピングも満喫できるので、どんな世代でも楽しめます。観光客や地元住民で連日にぎわう街なので飲食需要も高め。これから飲食店の開業を考えている方にもおすすめのエリアといえるでしょう。

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この記事を書いた人

男の子3人を育てるママライターです。飲食店を経営していた両親の元で、美味しいものを食べて育ちました。現在は息子たちの野球の遠征先でお気に入りの飲食店を探すのが趣味です。満足してもらえる記事の執筆を心がけています。

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