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【飲食店】路面店とテナント店の違い!どっちがおすすめ?

2024.02.14

飲食店を開業するときに最も重要なのは立地です。主な出店場所は、道路からすぐに入れることが特徴の路面店と、ショッピングモールなどに出店するテナント店の2つがあります。

しかし、初めてお店を開業するときは、どんな場所に出店すべきかがわからず、悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、路面店とテナント店との違いについて紹介します。どちらが飲食店にはおすすめなのかについても解説していますので、出店場所を選ぶときの参考にしてみてください。

目次

路面店とは 

路面店とは、主に人通りの多い街中で、通りに面して店舗を運営している状態のことをいいます。大きな道路に沿って店を出す路面店は、ブランド力のある有名店やチェーン店が数多く出店しているのが特徴です。

また、駅前のロードサイドでも、たくさんのカフェやファーストフード店、雑貨店などが営業しています。

道路に面した路面店は、お客さんが気兼ねなく入店できるのがメリットです。このメリットを活かすためには、ターゲットになる層が通行しているかを見極め、適切な立地を選ぶことが重要といえます。

人の目にとまりやすいため、広告費を抑えながらの集客にも期待できます。しかし、路面店への出店を目指す飲食店は多く、人気が高いため、家賃が高く設定される場合がある点に注意してください。

テナント店とは 

テナント店とは、百貨店やショッピングセンターなどの商業施設や、商業ビルなどで開業しているお店のことをいいます。駅直結型ビルの飲食店などもテナント店のひとつです。

テナント店のメリットは、プロモーションを商業施設の運営会社が担ってくれる点にあります。そのため、店舗側の集客対策にかかる手間やコストの負担を減らすことに期待できます。

集客の費用を抑えられる反面、営業時間などのルールを自由に決められない点がデメリットといえます。    

また、大きなショッピングモールの場合、競合店が近くに出店している場合があります。顧客が分散され集客力が落ちる可能性があるため、事前にどのような店舗が出店しているかを意識する必要があります。

路面店とテナント店の違い 

飲食店を経営する場合、路面店とテナント店では数多くの違いがあります。お店を出す場所だけでなく、それ以外にも異なる点があるため、どのような違いがあるのかを4つのポイントに分けて解説します。

集客力

路面店とテナント店はどちらにも集客力があります。しかし、どのようにお客さんを集めるのか、その方法が大きく異なります。

大型ショッピングモールや駅直結型ビルに出店しているテナント店の場合、施設そのものに知名度があるため、大きく宣伝しなくても来店が見込めるという点がメリットです。また、洋服店や雑貨店などのショップを利用した買い物客が、同じ施設内の飲食店を利用してくれる点も強みといえるでしょう。

店舗が道路に面している路面店では、お客さんが入店しやすい環境にあるため集客力に期待できるでしょう。歩道からすぐに入店できるため「ちょっと入ってみよう」と立ち寄ってくれるお客さんの来店を見込めます。

路面店は視認性が高く、看板なども通行人の目に留まりやすいといえます。また、ガラス張りの飲食店などでは、食事や会話を楽しむお客さんの様子が見えるため、それ自体が宣伝広告の役割を果たしてくれます。店舗内の雰囲気を感じ取れるため、入りやすさにつながるでしょう。

賃料

賃料の発生状況や算出の方法は、それぞれに大きな相違点があります。

テナント店の賃料は、商業施設やビルなどの運営会社によって決められており、規定はそれぞれの会社により異なります。一般的に固定された賃料ではなく、月次売上×設定利率で計上する場合が多いです。

また、売り上げがなかった場合でも「最低保証売上率」により定められた賃料を納める必要があります。売上を計上しやすい環境にあるため、売上がアップすればそれに対して賃料も上がるのがテナント店賃料の仕組みです。

路面店では、斡旋や管理を行う不動産会社に固定された家賃を支払うことで賃料を納めます。そのため、売上-家賃+経費=利益になります。

また、店舗経営者が所有する物件で飲食店を経営する場合、賃料負担を軽くできます。賃料が抑えられれば、その分をプロモーション活動などに回すこともできるでしょう。

自由度

ショッピングモールなどに出店するテナント店では、店舗運営を自由にできない部分がいくつかあります。たとえば、営業時間は施設の規定に合わせる必要があり、照明の明るさなども、ほかテナントと統一感を求められる場合があります。

イメージを損なわないような規定があり、詳細なルールが設けられているのもテナント店の特徴です。賃料算出に必要な売上実績報告書の提出が求められるなど、自由な経営がしづらい部分もあります。

路面店は、経営者自身が物件を探し、店舗を運営していくため、比較的自由な営業方針を打ち立てられます。営業時間や宣伝方法など、経営者の裁量で決定できるため、自由にお店作りができるところがメリットといえます。

テナント店と違い、売上報告書なども提出する必要がないため、経営方針に口出しをされることもないでしょう。

また、外観や看板など、店舗づくりの自由度も高いため、お店のコンセプトやイメージを表現しやすいのも路面店のメリットです。自由なマーケティングやプロモーションに挑戦したい方にもおすすめです。

宣伝方法

宣伝方法は、テナントと路面店で大きく異なります。

テナント店では、商業施設を運営する企業がマーケティングをしているため、メディアなどへのプロモーションも実施しています。そのため、店舗による宣伝をほとんどすることなく、ある程度の知名度を確保することが可能です。宣伝費用を抑えられるため、コストダウンにも期待できるでしょう。

路面店に出店した場合、すべてのプロモーションは店舗が行わなければなりません。集客対策や各種PRなど、売上をアップするための戦略を自分たちで考えて実行する必要があります。

しかし、自由なプロモーションを行えるということは、独自のカラーを出しやすいということでもあります。人目につきやすく集客しやすいメリットを活用し、独自のマーケティング戦略を打ち立てられれば、効果的に売り上げアップを狙うことも可能です。

初めての飲食店経営なら路面店がおすすめ 

初めて飲食店を経営する方には、路面店への出店をおすすめします。テナント店はショッピングモールや駅直結型ビルなどが多く、知名度のある店舗やチェーン展開している店舗でないと出店が難しい場合があります。

賃料も固定で自由に運営できる路面店のほうが、初めて飲食店を経営する方にはハードルが低いといえます。しっかりとリサーチし、適切な出店場所を選定することが大切です。

また、居抜き物件を活用するのもおすすめです。居抜き物件は建物や設備が残っているため、効率的な開業準備ができます。内装工事にかかる費用を抑えられるため、コストを削減することも可能です。

外観や看板を変えるだけで、前テナントのイメージを変えられます。路面店の物件を探している方は、ぜひ居抜き物件も選択肢にいれてみてください。

路面店であれば自由な経営ができることから、チェーン店などと違いお店の名前も自分で決めることができます。こちらでは、お店の名前の基本的な考え方や注意点を解説しますので、合わせてご覧ください。 

まとめ 

店舗を開店するときに、物件選びはとても重要です。場所だけでなく、物件のタイプをきちんと選択することも大切です。

路面店での飲食店経営は自由なプロモーション活動ができ、イメージどおりの内装などを作ることも可能です。さまざまな面において自由度が高いといえるでしょう。

また、居抜き物件の場合、改装費や設備費を節約できるだけでなく、開業コストを早めに回収したりなどのメリットがあります。以前の店舗が飲食店だった場合、認知度を継承して顧客を取り込める可能性もあるでしょう。

居抜きの神様では、初期投資の大幅削減や、内装設備の工事時間を大幅に短縮できます。さらに、ほかでは紹介されていない独占未公開物件を紹介していますので、物件をお探しの方はぜひ居抜きの神様へ相談することをおすすめします。

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この記事を書いた人

居抜き物件のことなら「居抜きの神様」に任せるのじゃ

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