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下北沢駅|利便性が良く、住みやすいおしゃれな街

京王井の頭線の下北沢駅

下北沢駅は、小田急小田原線・京王井の頭線の駅名。東京都世田谷区の北東部に位置し、「シモキタ」の愛称で呼ばれています。ライブハウスや古着屋などが多くあり、おしゃれな若者が集う街として定着していますが、渋谷駅や新宿駅、東京駅方面にも15分以内でアクセスできるため、利便性の高いエリアとしても人気です。今回は、下北沢駅の基本情報に加え、街の特徴や周辺施設の情報について紹介します。

目次

下北沢駅

所在地東京都世田谷区北沢2-24-2
路線・乗降者数小田急小田原線 112,116人
京王井の頭線 102,137人
前後駅小田原線 世田谷世田駅←下北沢駅→東北沢駅
京王井の頭線 新代田駅←下北沢駅→池ノ上駅

参照:小田急電鉄「下北沢駅の概要 乗降人員(1日平均)」
   京王グループ「鉄道事業概要 1日の駅別乗降人員 2022年度」

下北沢駅前の特徴

下北沢駅がつくられたのは、小田原急行鉄道が新宿〜小田原間を開通した1927年。1933年に帝都電鉄(現:京王電鉄)も乗り入れ、2013年3月に小田急線が地下化されました。都内ターミナル駅までのアクセスが良く、2路線が使えるため、1日の乗降者数は小田原線・井の頭線合わせて約21万人と非常に多くの人が利用しています。

2013年に地下化された小田急線下北沢駅周辺の線路跡地には、1.7kmにも及ぶ下北線路樹が開業されました。商業施設や保育園、温泉旅館、イベントエリアなどが立ち並び、下北沢の新スポットとなっています。また駅周辺には夜遅くまで営業している飲食店が多く、買い物環境も充実しているため、昼夜問わず人がたくさん集まるにぎやかな街です。

各出口の特徴

東口

小田急線・井の頭線どちらの改札も近く、下北沢駅で一番大きい出口の東口。2022年3月に開業した「ミカン下北」があり、その先には飲食店やスイーツショップ、クリニックなどが立ち並ぶ「下北沢あずま通り商店街」「下北沢一番街商店街」と続いています。

中央口

それぞれ向き合うように設置されている小田急線中央口と京王線中央口。その中央口を出ると駅直結の「シモキタエキウエ」という商業施設があります。他にも韓国や中国、ベトナムなど国際色豊かな飲食店が多く立ち並んでいます。

西口

2021年10月より無人改札となっている西口を出ると、アパレルショップやカフェなどが多く集まる下北沢一番街方面や、駅西側に広がる住宅街へ続いています。下北沢駅改札口の中でもひときわ静かな印象で、昔ながらの景色が残っています。

南西口

「下北沢南口商店街」「Recipe SHIMOKITA」の最寄り出口。「Recipe SHIMOKITA」には、ダイエーやユニクロ、ダイソーなど生活に便利な店舗が入っています。飲食店が多く立ち並びますが、劇場や古着屋、レコードショップなど下北沢カルチャーを感じられるお店もあり、多くの人でにぎわっています。

北口

日常品の買い物に便利なスーパー「ピーコック」や、低価格が売りの「オオゼキ」があります。商店街には、ヴィンテージものを扱ったおしゃれな古着屋も。イベントやお祭りが開催されているので、地元住民も多く利用しています。

下北沢駅周辺の飲食店情報

下北沢駅周辺の飲食店数

948件

業態別飲食店数

和食185件
洋食・西洋料理124件
中華39件
アジア・エスニック51件
カレー64件
焼き肉・ホルモン29件
居酒屋285件
ラーメン40件
カフェ・喫茶店220件
バー217件

参照:食べログ(2024年2月現在)

下北沢駅らしいおしゃれな居酒屋やカフェが多く立ち並んでいます。和食や洋食、アジア料理など幅広いジャンルの飲食店があり、さまざまな食文化を楽しめます。

人気店

Curry Spice Gelateria KALPASI ~カルパシ ~

下北沢駅中央口から徒歩1分の場所にあるジェラート&カレー専門店。「予約が取れないカレー店」として有名な千歳船橋「Kalpasi」のオーナーが手がける姉妹店です。メニューは不定期で変わりますが、常時3種類のカレーと8種類のジェラートをラインナップ。約50種類の中から10種類以上のスパイスを使い、季節や旬に合わせた内容のカレーを作っています。お米はカレーによく合うよう複数の米をブレンドしたものを使用するこだわりぶり。青唐辛子ピクルスやパクチー、温玉などトッピングも充実しています。またもう一つの名物であるジェラートも、スパイスをたっぷり使っており、他のお店では味わえない!とクセになる美味しさです。

純手打ち 麺と未来

下北沢駅から徒歩3分ほどの場所にあるラーメン屋さん。「ミシュランガイド東京2020」ではビブグルマンを初獲得しており、ラーメン好きの間で話題沸騰中のお店です。普通の麺とは異なるもち小麦を使用しているため、小麦の味とモチモチとした食感を感じられます。丸鶏・手羽先・アサリ・羅臼昆布・枯れ節などをふんだんに使った黄金色のスープが特徴の塩らーめんには、チャーシューやメンマ、ネギがたっぷりトッピング。箸で持ち上げるのが難しいほどやわらかいチャーシューは、肉の旨みがギュッと詰まった美味しさです。他にも味玉入りや海老わんたん入りなどのメニューから選べます。

トロワ・シャンブル

下北沢駅から歩いて3分の場所に位置する老舗の喫茶店。1980年に創業して以来一度も改装をしていない店内は、年代物のレトロアイテムやインテリアに囲まれ、温もりを感じる隠れ家のような雰囲気です。店の看板メニューはコーヒー豆を浅めに煎ったカゼ・ブレンドと深めに煎ったニレ・ブレンドの2種類。ネルドリップで1杯ずつ丁寧に淹れるこだわりで、角がなくキレの良い味わいが魅力です。コーヒーと一緒に選びたいのが創業から変わらずにあるチーズケーキ。香ばしいトルテとなめらかな口当たりのレアから選べ、コーヒーの味をしっかりと引き立ててくれます。創業以来通う常連客やビジネスマン、学生など老若男女問わず愛されており、オープンとともに席が埋まる人気店です。

参照:食べログ(2024年2月現在)

店舗賃料相場

下北沢駅の店舗賃料相場情報(直近1年間)

平均坪単価30,318円
最高坪単価73,333円
最低坪単価11,364円

下北沢駅の平均賃料相場年別推移(2021年〜2024年)

2024年29,898円
2023年32,243円
2022年29,291円
2021年27,477円

参照:飲食店ドットコム「下北沢駅の賃料相場情報」(2024年5月現在)

下北沢駅周辺の特徴

街の特徴

明治の末に町村合併が行われるまで、東京府(武蔵国)荏原郡下北沢村という農村でした。実際には下北沢という地名は存在せず、世田谷区の北沢エリアを総称することが多いようです。大正時代に入ると、東急玉川線(玉電)の開通と関東大震災により、都心からの移住者が増加。小田急電鉄小田原線と京王電鉄井の頭線が開業したことによって、急速に商業地へと成長していきます。昭和後期に入った頃から本格的に“若者の街”としてにぎわいを見せ始め、ロックやジャズ、ブルースを流すバー、本多劇場などがオープンし、夢を追い求める若い人が多く集う街へとなりました。

下北沢は場所によって様相が異なりますが、都心部に近い利便性と世田谷区の優れた住環境が両立した人気の高いエリアです。渋谷まで急行で約3分、新宿まで約7分でアクセスすることができる他、箱根や小田原方面にも乗り換えせずに行けます。また西側には環七通りが走っているので車での移動も不自由なく、通勤通学からレジャーまで気軽に楽しめます。再開発により、大型商業施設などが増えて便利になった反面、迷宮のように入り組んだ細い路地とこだわりを持ったおしゃれな店がひしめき合う商店街は、昔ながらの雰囲気をじっくり味わえるでしょう。駅周辺には若者や観光客が多いものの、住宅地に入ると豊かな緑あふれ、静かで穏やかな環境で生活することができます。

近隣の公共施設・商業施設

ミカン下北(88m)

セカンドストリート楽器館下北沢店(120m)

reload(326m)

代田図書館(634m)

近隣企業オフィス

東邦ホールディングス(株)(651m)

(株)ペルセウスプロテオミクス(864m)

東洋ドライルーブ(株)(951m)

近隣学校

池之上小学校(564m)

私立下北沢成徳中学校(400m)

下北沢成徳高等学校(394m)

東京大学 駒場リサーチキャンパス(972m)

祭り・イベント

北澤八幡神社例大祭

街が祭り一色に染まる下北沢地区最大のお祭り。室町時代中期の文明年間に創設されたと言われており、数百年にわたる歴史を持つ秋祭りです。 毎年、9月初旬の土曜日と日曜日に行われ、江戸神楽や雅楽、巫女舞、和太鼓などさまざまな催しが行われます。境内には縁日の出店が行われ、ベビーカステラやチョコバナナ、海鮮焼きなど定番の食べ物に加え、世田谷区と縁組協定を結んでいる川場村ののむヨーグルトなどが販売されています。

主要通り

下北沢南口商店街振興組合

下北沢のメインストリートと呼ばれている商店街。古着屋やカフェ、居酒屋などの店舗が充実しており、活気にあふれています。夜遅くまで営業しているお店が多いため、1日を通して楽しむことができます。

下北沢一番街商店街振興組合

チェーン店から個性的な個人店など180点以上が加盟している商店街です。リーズナブルな飲食店が多く、ゆったりと過ごせます。2月には「下北沢天狗まつり」、8月には「下北沢阿波おどり」などのイベントが開催され、地元の人や観光客でにぎわっています。

人気スポット

本多劇場

下北沢には大きな劇場から小さな劇場まで多くの劇場がありますが、なかでも最も有名で大きいのが本多劇場です。1982年に開場した演劇専用の劇場で、人気芸能人からカルト小劇団などが出演しており、演劇やお笑い、落語などまでさまざまなジャンルの公演が行われています。ヴィレッジヴァンガードのすぐ隣にあり、店内からもそのまま本多劇場に行くことも可能です。 386席ある座席は後ろに行くにつれて高くなっているため、どの席からでも舞台が観やすいのが魅力。下北沢駅から徒歩2分の場所に位置しています。

森巖寺(しんがんじ)

1600年前半に建立された歴史あるお寺。下北沢駅南口から8分ほど歩いて閑静な住宅街を通り抜け、坂道を進んだ先にあります。江戸時代の天保7年に作られたお堂「淡島堂」の他、「阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩」三体の像が安置された本堂など多数のお堂があり、歴史好きな人やレトロスポットが好きな人におすすめな観光スポットです。それなりに広いお寺ですが、境内全体を表示したMAPがあるため、混乱せずにお参りができます。医療と医薬の神の少彦名神を祭り、重度の腰痛を持ち参拝に訪れた人があっという間に痛みが消えたという逸話も残されているので、観光で訪れた際はそのご利益にあやかりましょう。

色々な顔を持つ魅力的な下北沢駅

渋谷や新宿まで直通で行ける利便性の高さと住みやすさ、音楽や演劇などのサブカルチャーが人気の下北沢駅。駅の利用者数が多く、個性的な店も多数あるため、これから住んだり、飲食店の出店を検討していたりする人におすすめのエリアです。「居抜きの神様」では、初期コストを抑えて開業できる居抜き物件を多数取り扱っています。飲食店開業に向けて物件をお探しの際はぜひご相談ください。

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この記事を書いた人

男の子2人を育てるママライターです。飲食店を経営していた両親の元で、美味しいものを食べて育ちました。現在は息子たちの野球の遠征先でお気に入りの飲食店を探すのが趣味です。満足してもらえる記事の執筆を心がけています。

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