【大阪・玉造】薪窯ピザが900円から!「That’s PIZZA(ザッツピザ)」に学ぶ地域密着の強さ

大阪メトロ玉造駅1番出口から徒歩約1分の「That’s PIZZA(ザッツピザ)玉造店」は、薪窯で焼く本格的なナポリピザを、店内だけでなくテイクアウトやデリバリーでも日常の食事として楽しめるピザショップです。

定番の「マルゲリータ」から、店のロゴをモチーフにしたオリジナルピザまで、メニューには店独自の楽しさがあります。グラフィックアートやアパレルなど、ストリートカルチャーを取り入れた店づくりも印象的です。

本記事では、実際に店舗を訪問し、立地や店内の雰囲気、メニュー、料理、接客を詳しくレポートします。

さらに、首都圏・関西エリアで数多くの居抜き物件を取り扱う「居抜きの神様」の視点から、地域に根差したピザ店が支持される理由についても分析します。

玉造でピザ店を探している方はもちろん、飲食店の開業や出店を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

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目次

【玉造】地域に根差したカッコイイピザ屋「That’s PIZZA(ザッツピザ)玉造店」とは

「That’s PIZZA」は、2015年に東大阪・布施で誕生したピザショップです。

創業者の梶原洋平氏は、以前営んでいたカフェバーで、自分の店の“武器”になる料理を模索するなかでピザに着目。本場ナポリで修業した後、地元の布施に1号店を開きました。掲げているのは、「地域に根差したカッコイイピザ屋」。

本格的なナポリピザを提供するだけでなく、グラフィックアートやアパレル、音楽イベントとの関わりなど、自分たちが親しんできたストリートカルチャーも店づくりに取り入れています。

その後、2019年に南堀江店、2021年に梅田豊崎店を開業。2022年には、4店舗目となる玉造店をオープンしました。各店舗を担うのは、布施店で経験を積んだピザ職人です。ピザの技術とブランドのスタイルを共有しながら、それぞれの街で店舗を運営しています。

公式サイトでは、「取材記事を掲載していただきました」として、関西のカルチャーWebマガジン「MARZEL」のインタビュー記事を紹介。その中では、1号店の布施店が、最初から街に受け入れられていたわけではなかったことが語られています。自分たちのスタイルで営業を続け、近隣の人と顔の見える関係を重ねながら、少しずつ街の一員になっていったといいます。

「地域に根差したカッコイイピザ屋」という言葉には、商品やデザインだけでなく、その街で店を続け、人との関係を育てていく姿勢も表れています。

本格的でありながら、構えずに利用できる。この店が玉造の街でどのように使われているのか、実際の店舗体験から考えます。

【基本情報】

項目内容
店名That’s PIZZA玉造店(ザッツピザ)
住所大阪府大阪市中央区玉造2-16-25
アクセス大阪メトロ長堀鶴見緑地線・玉造駅1番出口から徒歩約1分
営業時間11:30-21:00(L.O. 20:30)
定休日火曜日
電話番号06-7410-5812
支払い方法現金、QRコード決済(PayPay)可/電子マネー不可
駐車場店舗隣に有料パーキングあり
テイクアウト・デリバリーテイクアウト可/デリバリー(出前館・Uber Eats)
公式サイトhttps://thats-pizza.org/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/thatspizza_tamatsukuri/

※営業時間・定休日は変更となる場合があります。来店前に最新情報をご確認ください。
※2026年10月時点の情報です。

外観・立地|玉造駅1番出口から徒歩約1分、住宅街に近い落ち着いた立地

店舗前の通りと自転車

「That’s PIZZA玉造店」は、大阪メトロ玉造駅の1番出口から徒歩約1分。長堀通から一本入った道を曲がると、すぐに店舗が見えてきます。駅から近い一方で、大通りに面した慌ただしさはありません。店の前で立ち止まりやすく、自転車でも立ち寄りやすい、住宅街に近い落ち着いた場所です。

訪問時には店頭に多くの自転車が並んでいました。店内にいる客数とは一致していなかったため、すべてが来店客のものとは限りません。それでも、その風景からは、この一帯で自転車が日常的な移動手段になっていることが伝わります。

外観はグレーを基調としたシンプルなつくりです。ピザをモチーフにした看板と、大きな窓からこぼれる店内の明かりが目印になっています。窓越しに厨房や客席の様子が見えるため、初めて訪れる人も店内の雰囲気をつかみやすく、営業していることもひと目でわかります。

駅からの近さと、住宅街のなかで気軽に立ち寄れる環境は、店内での食事だけでなく、テイクアウトとの相性もよい立地です。

店内の空気感|グラフィックアートが彩る、家族でも入りやすいカジュアルな空間

店内のグラフィックアート

店内に入ると、壁一面に描かれた大きなグラフィックアートが目に飛び込んできます。むき出しの配管やダクト、厨房の上に飾られたピザ型のオブジェなど、一般的なイタリア料理店とは異なる、ストリート感のある空間です。厨房は客席から見えるオープンなつくりで、大きなピザ窯も店内の一部になっています。カウンター席からは、生地を伸ばし、具材を載せ、窯で焼き上げる様子を見ることができます。

客席はテーブル席が中心です。4人で利用しやすい席が多く、テーブルをつなげれば大人数にも対応できます。訪問時には子ども連れの家族が利用しており、その後も別の家族客とカップルが来店していました。

公式サイトからは、もう少し洗練されたレストランのような印象を受けていましたが、実際の客席はテーブルや椅子も含めてシンプルです。ゆっくり過ごすレストランというより、焼きたてのピザを気軽に食べるファストフードに近い空気を感じました。子ども用の準備もされており、家族で利用する際の気負いはありません。店のデザインには強い個性がありながら、客席は普段使いしやすい。この組み合わせが、幅広い世代の入りやすさにつながっているように感じます。

店内の掲示物からも、音楽やアート、イベントと関わってきた「That’s PIZZA」らしいカルチャーが伝わります。ただ、トイレには、すでに終了したイベントのポスターも複数残されていました。これまでの活動を知る手がかりになる一方で、終了した告知が残っていることで、現在の店の動きは少し見えにくくなっています。地域の催しや最近の取り組みなど、今の玉造とつながる情報へ更新されれば、「地域に根差した店」という姿勢が空間からもさらに伝わりそうです。

訪問して見えてきた「That’s PIZZA玉造店」の魅力と可能性

メニューを開くと、ピザを中心に人数に合わせて注文を組み立てやすい構成や、店独自のドリンクなど、「That’s PIZZA」らしい魅力が見えてきました。一方で、メニューの表示や提供時間の伝え方には、さらに満足度を高められる余地もありました。ここでは、次の3つの視点から紹介します。

  1. メニュー構成|25センチのナポリピザを中心に、人数に合わせて組み立てやすい
  2. ドリンク|瓶ビールに絞ったアルコールと、メニュー表示の伝え方
  3. サービス・提供時間|家族で楽しめる店だからこそ、待ち時間のひと言を

1.メニュー構成|25センチのナポリピザを中心に、人数に合わせて組み立てやすい

ピザ・サイドメニュー

メニューの中心は、直径約25センチのピザです。トマトソースベースとモッツァレラチーズベースに分かれており、定番の「マルゲリータ」をはじめ、アンチョビ、魚介、生ハム、季節の野菜などを使ったピザが並びます。

店名を冠した「That’s PIZZA」や「ソーセージ&フレンチフライ」など、ほかでは見かけない組み合わせも用意されています。ハーフ&ハーフにも対応しており、複数の味を試したいときにも利用しやすい構成です。

ピザは900円からで、定番の「マルゲリータ」も950円。1,400円前後の商品が中心です。薪窯で焼く直径約25センチのナポリピザを、1,000円以下から選べる価格設定は、この店の日常使いしやすさを支えています。(※記事内の価格はすべて税込です。)

サイドメニューには、「ライスコロッケ」「フレンチフライ」「チキンナゲット」などの揚げ物があります。自家製ベーコンや自家製チキン、サラミの盛り合わせなども揃い、サラダは3種類です。複数人で分けやすく、ピザと組み合わせることで、家族やグループの人数に合わせて注文を調整できます。通常のピザに加え、リンゴやチョコレート、ピスタチオを使ったデザートピザがあるのも特徴です。

2.ドリンク|瓶ビールに絞ったアルコールと、メニュー表示の伝え方

ドリンクメニュー

アルコールは、「コロナ」「ハートランド」「バドワイザー」の瓶ビールをはじめ、チューハイ、ハイボール、ナチュラルワインなどに絞られています。生ビールは置かれておらず、訪問時には「バドワイザー」650円を注文しました。

ピザと一緒に幅広い酒を楽しむ酒場ではなく、食事に合わせて必要なアルコールを選べる構成です。実際の理由は店にしかわかりませんが、アルコールの注文が中心ではない店であれば、生ビールの樽を扱うより、瓶ビールに絞る方が品質やロスを管理しやすいとも考えられます。

気になったのは、一部の商品名と価格が白いテープで覆われていたことです。テープだけでは、一時的な品切れなのか、取り扱いを終了したのかがわかりません。メニューからは、注文できる商品だけでなく、店が商品をどのように管理しているかも伝わります。

取り扱いを終了したのであればメニューを差し替え、一時的な欠品であれば「品切れ」など、理由がわかる表示にする。少なくとも注文時に説明があった方が、お客さんも状況を理解しやすくなります。商品名を白いテープで覆っただけの状態では、「最初から注文できない商品がある」という印象だけが伝わってしまいます。表示をひと工夫するだけで、メニュー全体への安心感もさらに高まりそうです。

瓶で提供される「バドワイザー」650円

背後のグラフィックアートも含め、店内のカジュアルな雰囲気が伝わります。

3.サービス・提供時間|家族で楽しめる店だからこそ、待ち時間のひと言を

店内・ホールの様子

訪問した日は、店内の注文とテイクアウトが重なる時間帯でした。滞在中にはテイクアウト客が複数訪れ、たくさんの箱を持ち帰る人もいました。厨房では店長が一枚ずつピザを焼きながら、店内と持ち帰りの注文に対応しており、忙しく動いていました。

そのため、料理が出るまでには少し時間がかかりました。先に提供されると思っていたサラダも含め、テーブルに料理がない時間が続き、提供の目安がわからないまま待つことになりました。とくに子どもと一緒の食事では、空腹の状態で待つ時間は長く感じられます。

ただ、提供に時間がかかること自体が、必ずしも不満につながるわけではありません。入店時に「現在テイクアウトの注文が重なっているため、ピザの提供に少し時間がかかります」とわかれば、お客さんも待ち方を選べます。最初にピザをまとめて注文する、早く提供できる商品を尋ねるといった選択ができるからです。

スタッフが頑張っていなかったわけではありません。厨房では店長が次々にピザを焼き、ホールスタッフも注文や配膳に対応していました。退店時には、店長も厨房から笑顔で挨拶をしてくれました。

一方、店全体の活気という点では、もうひと工夫の余地がありそうです。スタッフ個人の感じは悪くありません。ただ、入店時の迎え方や提供時間についての案内は限られており、目の前の注文への対応が続くなかで、店が持つ楽しさまで伝える余裕は感じにくい状況でした。

混雑状況や提供時間をひと言伝えるだけでも、スタッフの頑張りが、よりお客さんの満足につながりそうです。

実食レビュー|王道の「マルゲリータ」から、店名を冠したオリジナルピザまで

ここからは、実際に注文した料理とドリンクを1品ずつ紹介します。

定番の「マルゲリータ」から、店名を冠したオリジナルピザ、サイドメニュー、オリジナルのクラフトコーラまで、「That’s PIZZA玉造店」の味を確かめました。

なお、記事内の価格は2026年9月の訪問時のものです。訪問後に価格改定が行われているため、最新の価格は店舗でご確認ください。

マルゲリータ|薪窯の焼き目が香ばしい、店のピザを知るための王道の一枚

マルゲリータ

最初に注文したのは、「マルゲリータ」950円です。トマトソース、モッツァレラ、バジルを使った王道の一枚。直径約25センチを薪窯で焼き上げながら、1,000円を切る価格に収めています。

縁には薪窯で焼いた香ばしい焼き目が入り、生地の上にトマトソースとチーズが広がります。シンプルな組み合わせだからこそ、店のピザそのものを知るにはわかりやすい商品です。本格的なナポリピザを、日常的に選びやすい価格で楽しめる「That’s PIZZA」の良さを感じました。

ソーセージ&フレンチフライ|フライドポテトをそのまま載せた、家族でシェアしやすい一枚

ソーセージ&フレンチフライ

「ソーセージ&フレンチフライ」1,400円は、ソーセージとフライドポテトをピザの上に載せた、見た目にも印象的な商品です。

焼き上がったピザの上に波形のフライドポテトが並び、メニューを見たときから気になりました。本格的なピザ生地に、ソーセージとポテトという親しみやすい具材を合わせています。

大人だけでなく、子どもにも内容がわかりやすく、家族でシェアするときにも選びやすい一枚です。

That’s PIZZA|ロゴマークの色をモチーフにしたオリジナルピザ

That’s PIZZA

続いて注文したのは、店名を冠した「That’s PIZZA」1,400円です。

コーンペーストをベースに、リコッタチーズ、サラミ、グラナチーズを組み合わせています。コーンペーストをピザに使うこと自体が珍しく、定番の「マルゲリータ」とは異なる、店独自の味を楽しめる一枚です。

このピザは、店のロゴマークに使われている色をモチーフに開発されたもの。

店名を付けるだけでなく、ブランドのデザインを商品として表現しているところにもおもしろさがあります。

ライスコロッケ|もう少し食べたいときにちょうどよいサイドメニュー

サイドメニューからは、「ライスコロッケ」2個500円を注文しました。

ピザをもう一枚頼むほどではないものの、もう少し食べたいときにちょうどよい量です。子どもにも取り分けやすく、ピザ以外の商品を少し加えたいときにも選びやすい一品でした。

ベーコンシーザーサラダ|複数人で分けられるボリュームの一皿

ベーコンシーザーサラダ

「ベーコンシーザーサラダ」1,200円は、複数人で分けられる十分なボリュームがあります。ピザを中心にした食事に野菜を加えられ、グループで利用するときの組み合わせにも向いています。

That’s SUNSET COLA|スモモと新生姜を合わせた、ピザと楽しむクラフトコーラ

That’s SUNSET COLAの差し込みメニュー

ドリンクで印象に残ったのは、「That’s SUNSET COLA」600円です。

スモモと新生姜を組み合わせたクラフトコーラで、専用の差し込みメニューには「ピザがすすむクラフトコーラ」というコピーが書かれています。赤と黄色を使ったデザインやイラストも目を引き、メニューを見ていると思わず注文したくなる商品です。

That’s SUNSET COLA

実際に飲んでみると、スモモと新生姜の風味が重なり、一般的なコーラとは異なるクラフトコーラらしい味わいがありました。

本格的なピザを提供する店だからこそ、ドリンクにもこうした店独自の選択肢があるのはうれしいところです。

料理だけでなく、ドリンクの商品名、味、差し込みメニューのデザインまで「That’s PIZZA」らしくつくられていました。

「居抜きの神様」視点で見る「That’s PIZZA玉造店」が支持される理由

「That’s PIZZA玉造店」の大きな強みは、薪窯で一枚ずつ焼き上げる直径約25センチの本格ナポリピザを、900円から提供していることです。定番の「マルゲリータ」も950円。宅配ピザと比較しても選択肢に入りやすく、「今日はピザにしよう」と思ったときに選べる価格に収めています。

公式サイトからリンクされている「MARZEL」のインタビューで、創業者の梶原洋平氏は、ピザ職人を目指して入ってきた人に、まず「たかがピザやから」と伝えると話しています。現地では子どもから高齢者まで当たり前に食べられており、大阪でいえば、お好み焼きのような存在だからです。その一方で、職人には世界レベルの技術を教えるといいます。

高い技術を追求しながら、ピザそのものは日常の食べ物として届ける。その考え方が、900円からという価格にも表れているのではないでしょうか。

駅から近く、周辺に住宅も多い玉造では、店内飲食に加えて、テイクアウトやデリバリーに対応していることも強みになります。店内で焼きたてを食べる日もあれば、夕食として持ち帰る日もある。利用場面を限定しないため、その日の都合に合わせて使いやすく、地域の生活に入り込みやすい店です。

玉造店については、「ご家族でも、カップルでも、おひとり様でも」と案内されています。実際に店内には子ども用の準備があり、ピザは複数人で取り分けやすく、「ライスコロッケ」やフライドポテトなど、子どもが選びやすい商品も揃っています。本格的なナポリピザを子ども連れでも気負わず楽しめる店づくりは、住宅地にある玉造店の立地とも合うものです。

もう一つの強みは、ブランドの個性がはっきりしていることです。

グラフィックアートやロゴ、オリジナルグッズ、音楽イベントとの関わりなど、自分たちが親しんできたカルチャーを店づくりに取り入れています。さらに、「That’s PIZZA」や「That’s SUNSET COLA」のように、その感覚を商品にもつなげています。

本格的なピザを日常的に選べる商品と価格、店内飲食と持ち帰りの両方に対応する利用方法、家族客を受け入れる店づくり、そして店独自のカルチャー。これらが組み合わさることで、玉造の住宅地で普段使いされながら、ほかのピザ店とは異なる存在感も生まれています。

居酒屋を例にした開業の手順や、飲食店の開業を成功させるためのポイントについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。

▶ ピザ店の出店を検討している方へ|居抜き物件という選択肢

「That’s PIZZA玉造店」は、薪窯で焼くナポリピザを手に取りやすい価格で提供し、店内飲食・テイクアウト・デリバリーを組み合わせることで、玉造の住宅地で日常的に利用される店になっていました。ストリートカルチャーを取り入れたデザインやオリジナル商品も、ほかのピザ店とは異なる存在感につながっています。

これからピザ店や飲食店の出店を考えるなら、前の店舗の厨房設備や給排水設備などを活用できる居抜き物件も選択肢の一つです。条件が合えば、内装や設備をゼロからつくる場合に比べて、初期費用や工事期間を抑えられる可能性があります。

その分の予算を、料理やドリンクの商品開発、店の世界観を伝える内装、販促などに回しやすくなる点もメリットです。ロゴから生まれたピザやオリジナルのクラフトコーラ、グラフィックアートのように、個性を打ち出す部分に予算をかけられることは、店づくりの強みになります。

ピザ店は、窯をはじめとした厨房設備が店づくりの中心になる業態です。一方で、駅から近く住宅街にも近い立地なら、店内飲食に加えてテイクアウトやデリバリーとの相性もよくなります。飲食店として使われてきた物件を引き継げる居抜き物件は、立地と設備の両面から検討しやすい選択肢といえます。

出店エリアや業態に合う物件を探す際は、居抜き物件も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

▶ 居抜きの神様 会員登録はこちら
https://godproperty.jp/register

▶ 洋食(フレンチ・イタリアン)の居抜き物件・貸店舗・テナントの一覧はこちら
https://godproperty.jp/osaka/property/french

▶ 大阪市中央区の居抜き物件・貸店舗・テナントの一覧はこちら
https://godproperty.jp/osaka/property/osaka/osaka-chuo-city

▶ 玉造駅の居抜き物件・貸店舗・テナントの一覧はこちら
https://godproperty.jp/osaka/property/osaka/osaka-city/tamatsukuri-st

総評|近くにあったら何度も買いに行きたい、玉造のピザ屋

「That’s PIZZA玉造店」を訪れて最も強く残ったのは、「近くにあったら、きっと何度もピザを買いに行くだろうな」という感覚でした。

王道のピザだけでなく、店のロゴから発想した「That’s PIZZA」や、フライドポテトを載せたピザ、オリジナルのクラフトコーラにも、店ならではの楽しさがあります。宅配ピザを注文するなら、こちらのピザを選びたいと思える味と価格でした。

訪問時には家族客が店内で食事をし、近所の人が焼きたてのピザを持ち帰っていました。目的地として遠方から訪れるというより、街で暮らす人の食事の選択肢になる店。そんな玉造店の立ち位置が、実際の利用風景からも伝わってきました。

一方、店内で過ごした時間まで含めて考えると、商品やデザインから感じる楽しさが、接客や空間のすべてから同じように伝わってくるまでには、まだ伸びしろがあるように感じました。

店内とテイクアウトの注文が重なるなか、スタッフは懸命に対応していました。帰りには店長も厨房から笑顔で挨拶をしてくれました。それだけに、入店時の迎え方や待ち時間についてのひと言が加われば、店内で過ごす印象は大きく変わりそうです。終了したイベントの掲示物についても、現在の活動や地域の情報へ更新されれば、店と玉造との今の関係がさらに見えやすくなります。

「That’s PIZZA」が掲げる「地域に根差したカッコイイピザ屋」は、商品やデザインだけで完成するものではないのでしょう。その店に立つ人と街の人との関係が少しずつ重なり、「いつもの店」になっていくまでには時間がかかります。

「That’s PIZZA玉造店」は、ピザのおいしさと価格によって、すでに地域の人が日常的に利用できる店になっています。そこに接客や店内で過ごす時間の心地よさが重なれば、「That’s PIZZA」の4号店から、玉造の人にとって大切な「いつものピザ屋」へ、さらに育っていくのではないでしょうか。

▶ 店舗情報・メニューを詳しく見たい方はこちら
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27153623/

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この記事を書いた人

【城戸 香奈子】

約20年にわたり飲食業界に携わる。外食チェーン本部で商品開発・広報・MD・店舗改善業務などを経験。全国約400店舗・2万回以上の店舗訪問を通じて、売上改善やオペレーション構築に関わる。現在は大阪を拠点に、飲食店の開業・運営・数字の見える化など、実務に根ざした支援を行う。

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