【大阪・松屋町】「麦酒や ポゴジロー」訪問|クラフトビールと手作り点心、その魅力をお客様に届けるために

大阪メトロ松屋町駅から徒歩2分、松屋町筋沿いにある「麦酒や ポゴジロー」は、クラフトビールと焼売・点心を中心とした中華料理を楽しめる酒場です。

店頭にはネオンが灯り、店内にはずらりと並ぶクラフトビールのタップ。
料理は焼売や小籠包、麻婆豆腐などの中華を中心にしながら、鮮魚やナムル、季節料理まで幅広く揃います。

事前に見ていた情報からも、クラフトビールと中華を組み合わせた店だということはわかっていましたが、最初の訪問では、そのおもしろさにすぐ気づけたわけではありません。食べ進めるうちに、「こんなメニューもあったのか」「焼売はこんなに種類があるのか」と、後から店の輪郭が見えてきました。

本記事では、実際に味わったクラフトビールと焼売・点心を中心に、外観や店内の雰囲気、メニュー構成まで詳しくレポートします。

さらに、首都圏・関西エリアで数多くの居抜き物件を取り扱う「居抜きの神様」の視点から、「ポゴジロー」が幅広いお客様に支持される理由についても分析します。

「ポゴジロー」が気になっている方はもちろん、飲食店の開業やクラフトビール・中華酒場での出店を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

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目次

【大阪・松屋町】焼売とクラフトビールの酒場「ポゴジロー」とは

「ポゴジロー」は、2020年にオープンしたクラフトビールと中華料理を楽しめる酒場です。

クラフトビールは常時十数種類を揃え、国内各地のブルワリーを中心に、海外のビールまで幅広く扱っています。
料理は焼売、小籠包、麻婆豆腐、炒飯、担々麺といった中華料理を軸にしながら、季節の鮮魚や酒肴、韓国料理を思わせるメニューなども並ぶ構成です。

SNSでは「焼売とクラフトビールのお店」と掲げられており、実際に店内では複数種類の焼売や点心を楽しめます。
古い建物を生かした店舗にネオンを組み合わせた外観も特徴のひとつで、Osaka Metroのメディアではネオンサインを切り口に紹介されたこともあります。

クラフトビールという専門性を持ちながら、中華酒場としての入りやすさも残した店です。

【基本情報】

項目内容
店名ポゴジロー
住所大阪府大阪市中央区安堂寺町2-3-14
アクセス大阪メトロ長堀鶴見緑地線「松屋町駅」から徒歩2分、大阪メトロ谷町線「谷町六丁目駅」から徒歩4分
営業時間月〜金 18:00〜翌1:00(L.O.24:00)/土・祝 15:00〜翌1:00(L.O.24:00)/日 15:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日不定休
電話番号050-5462-1762
席数20席(カウンター8席、テーブル12席)
支払い方法クレジットカード可(VISA、Mastercard、AMEX、Diners、JCB)
設備全席喫煙可(紙巻たばこ・加熱式たばこ)
公式サイトhttps://pogojiro.foodre.jp/
公式Instagramhttps://www.instagram.com/pogojiro/

※2026年10月時点の情報
※営業時間・定休日は変更となる場合があります。来店前に最新情報をご確認ください。

外観・立地|松屋町筋沿いの古い建物に灯るネオン

ポゴジローがある通り

「ポゴジロー」があるのは、松屋町筋沿いです。周辺には古い建物や個人経営の飲食店も残り、巨大な繁華街とは少し違う空気があります。
その中で目に入るのが、店頭のネオンです。「クラフトビール」の文字や、店のキャラクターを描いたピンク色のネオンが夜の通りに浮かびます。
古い建物を利用した酒場というと、路地裏や住宅街にひっそりと構える店も少なくありませんが、「ポゴジロー」は大通り沿いです。

建物の古さをそのまま見せるのではなく、ネオンや看板を加えることで、夜でも店の存在がわかる外観になっています。
店頭には黒板やメニューも置かれ、外からでもクラフトビールと中華の店であることが伝わる店構えです。

ネオンは単なる装飾ではなく、外部メディアから「ネオンの店」として取り上げられる要素にもなっています。飲食店の特徴は、料理だけとは限りません。
外観の一部が、そのまま店を知ってもらう入口になることもあるのです。

店内の雰囲気|立ち飲み・カウンター・大テーブル・2階席が揃う空間

ポゴジロー店内

店内に入ると、入口側には立ち飲みスペースがあります。そこから奥へ進んで曲がるとカウンター席、さらに奥には大きなテーブル、2階には客席という配置です。

同じ店舗の中に、一杯だけ飲む人、一人でカウンターに座る人、二人組、複数人のグループまで受け止められる場所があります。訪問中、2名のお客様が入店した際には、スタッフの方がさっとパイプ椅子を用意していました。固定された席数だけにとらわれず、そのときの人数に合わせて柔軟に席をつくっているのが印象的です。

大テーブルも、この店にはよく合っています。中華料理には大皿を囲む食文化があり、一般的なカフェやレストランよりも、大きなテーブルを複数の客で共有することへの違和感が少ないように感じます。

立ち飲み、カウンター、大テーブル、2階。

限られた店舗の中に複数の使い方を持たせることで、利用人数や滞在時間を一つに限定しない店になっています。

訪問して見えてきた「ポゴジロー」の魅力と可能性

実際に訪れてみると、「ポゴジロー」の魅力はクラフトビールの種類の多さだけではありませんでした。

焼売・点心を軸にした幅広いメニューや、土地の背景まで楽しめるビール、馴染みのある料理名で出される自由な一皿。メニューを手に取るたびに、新しい楽しみが見つかる店です。ここでは、訪問して見えてきた4つの魅力を紹介します。

  1. メニュー構成|焼売・点心を軸に、季節料理や酒場メニューまで幅広く
  2. クラフトビール14タップ|国内外のブルワリーをめぐる楽しさ
  3. 「空芯菜のナムル」に見る、自由な組み合わせと頼みやすさ
  4. 焼売・点心|看板商品の魅力を高めるために

1.メニュー構成|焼売・点心を軸に、季節料理や酒場メニューまで幅広く

クラフトビールのメニュー

クラフトビールは訪問時14種類。国内各地のブルワリーに加え、海外のビールもあり、260ml・360ml・591mlの3サイズから選べます。
クラフトビール以外にも、生ビール、サワー、焼酎、中国酒、梅酒、ワイン、ソフトドリンクまで揃っています。

期間限定フードメニュー

「本日の鮮魚」や期間限定メニューもあり、訪問時には「みょうがの甘酢漬け」「ハモの唐揚げ甘酢あん」「牛ハラミとゴーヤのチャンプルー」「冷やし黒ごま担々麺」なども用意されていました。

料理はかなり幅広く、焼売、小籠包、海老蒸餃子、麻婆豆腐、炒飯、担々麺などの中華が中心です。そのうえで、唐揚げ、フライドポテト、ポテトサラダ、冷奴など、酒場で馴染みのある一品も並んでいました。

フードメニュー

点心も種類が多く、「鶏焼売」「肉焼売」「鶏梅焼売」「わさび焼売」「ネギ味噌焼売」のほか、小籠包や海老蒸餃子、焼ニラ饅頭などがあり、単品でもセットでも楽しめます。デザートには杏仁アイスやゴマ団子もあり、軽く飲むだけでなく、食事から〆まで一軒で完結できる構成です。

中華を軸にしながら、季節料理や酒場料理までかなり自由に広げている。写真だけでは拾い切れないほどメニューの幅があり、実際に店内でメニューを手に取って初めて、その多さがわかりました。

2.クラフトビール14タップ|国内外のブルワリーをめぐる楽しさ

訪問時、クラフトビールは14種類。国内では愛知、熊本、福島、愛媛、長野、奈良など各地のブルワリーが並び、海外のビールも扱われていました。

中でも印象に残ったのが、熊本・AMAKUSA SONAR BEERの「AMAKUSAクロぅ?」(税込935円)です。メニューには「熊本応援」の文字がありました。熊本のブルワリーのビールを扱い、一杯を通じてその土地へ目を向けてもらう。クラフトビールは、味やスタイルだけではなく、造られている土地や造り手の背景まで含めて選ぶ理由になるのだと感じます。

14タップを維持するには、樽の入れ替えだけでなく、ビールラインやタップの洗浄、温度や品質、在庫の管理も必要です。お客様から見えるのは14本のタップですが、その裏側には日々の手入れがあります。

種類が多いこと自体よりも、それを良い状態で出し続けていることに、「ポゴジロー」の積み重ねが表れています。

3.「空芯菜のナムル」に見る、自由な組み合わせと頼みやすさ

「空芯菜のナムル」(税込450円)は、この店の料理の自由さがよく表れた一品です。中華料理や東南アジア料理でも馴染みのある空芯菜を、ナムルとして出す。
そこに日本各地のクラフトビールを合わせる。文化的にはいくつもの要素が混ざっていますが、食べ手には難しく感じません。

ナムル、冷奴、唐揚げ、ポテトサラダなど、馴染みのある料理名に落とし込まれているからです。料理の発想は自由でも、注文のハードルは上げない。このバランスが「ポゴジロー」のおもしろさだと感じました。

4.焼売・点心|看板商品の魅力を高めるために

着席時に、瓶に入った丸められた紙がドリンクメニューだと案内がありました。私はカウンターに置かれていたフードメニューも固定されているものだと思い込み、最初は手元に見えていたものと、壁に掲示されたおすすめを中心に注文していたのです。

しばらくして初めてメニューを手に取れることに気づくと、焼売、小籠包、点心セット、一品料理、揚げ物、麺、炒飯と、料理が出てくる、出てくる。「こんなにあったのか」と驚きました。

「ポゴジロー」は「焼売とクラフトビールのお店」だと発信しています。危うく私は、その焼売を食べずに帰るところでした。初めて訪れる方は、カウンターに置かれたメニューもぜひ手に取ってみてください。

点心は蒸す工程が必要なので、提供まで少し時間がかかります。それ自体は気になりません。たとえば最初に「点心は少しお時間をいただくので、よろしければ先にご注文ください」といった一言があれば、待ち時間を前もって知ることができます。看板の点心にも、たどり着きやすくなりそうです。

クラフトビールも同じです。14種類すべてを詳しく説明しなくてもかまいません。「今は熊本応援でこのビールがあります」「初めてならこれがおすすめです」「点心なら3種類食べられるセットがあります」。そんな一言があるだけで、店が何を楽しんでほしいのかは伝わります。

おすすめの一言は押し売りではなく、お客様が「何を頼めばこの店を楽しめるのか」を知る手がかりになります。注文が増えれば客単価にもつながりますが、それ以上に、厨房で時間をかけてつくられた料理の魅力が、まっすぐお客様に届くと嬉しいと感じました。

店を出た後、知人から「どうでしたか」と聞かれたとき、私が最初に口にしたのは「料理が出てくるまで少し時間がかかった」ということでした。点心を一つずつ包んでいることも、14タップを管理していることも、5年以上続けてきた日々の仕事も、まだ知らなかったからです。初めて訪れた方にとっても、最初の印象が待ち時間になることはあるのかもしれません。

同じ待ち時間でも、「料理が遅かった」で終わるのか、「手作りだから少し待つけれど、焼売は食べた方がいいよ」になるのか。
お客様が次の誰かに話す店の印象まで、その場で渡された情報によって変わります。ここまで手をかけている店だからこそ、もっと伝わってほしい。

今回もっとも強く感じたのは、このことでした。

実食レビュー|クラフトビール3杯と、丁寧に仕込まれた焼売・煮込み

今回のドリンクはすべてクラフトビール。土地の背景まで楽しめる3杯と、丁寧に仕込まれた料理3品を味わいました。ここからは、注文した順に一杯ずつ、一皿ずつ紹介します。

「Glück」(長野・軽井沢Q)|最初はすっきり飲める一杯から

1杯目は、長野・軽井沢Qの「Glück」(税込880円)。最初の一杯なので、まずはすっきりと飲めるものから選びました。

「ITSUTOSE」(愛媛・GROUNDTAP BREWERY)|西条の米と水を生かした一杯

2杯目は、愛媛・GROUNDTAP BREWERYの「ITSUTOSE」(税込990円)。西条産のお米を使った軽やかな飲み口に加え、名水百選の湧水「うちぬき」で知られる西条の水や、地元企業の技術を生かしたブルワリーという背景にも惹かれました。

土地の資源や産業まで一杯の個性になる。クラフトビールならではの選ぶ楽しさを感じた一杯です。

「AMAKUSAクロぅ?」(熊本・AMAKUSA SONAR BEER)|最後にゆっくり味わう黒ビール

AMAKUSAクロぅ?

最後は、熊本・AMAKUSA SONAR BEERの「AMAKUSAクロぅ?」(税込935円)。メニューには「熊本応援」の文字があり、最後は応援する気持ちも込めてこの一杯を選びました。黒ビールだったので、私にとっては最初の一杯というより、最後にゆっくり飲みたいタイプ。結果的に3杯目にちょうどいい流れになりました。

「空芯菜のナムル」|しっかりした塩気がビールに合う一皿

料理は、「空芯菜のナムル」(税込450円)、「バラ先軟骨トロトロ煮」(税込480円)、「点心セットD」(税込660円)を注文しました。

「空芯菜のナムル」は、今回食べた中でもおもしろかった一品です。中華料理でも馴染みのある空芯菜をナムルにする。少し塩気がしっかりしているので、苦味のあるIPAなどと合わせてもよさそうです。

「バラ先軟骨トロトロ煮」|白髪ネギをたっぷり添えた名物の煮込み

「バラ先軟骨トロトロ煮」は、名前の通りトロトロ。その上には細く切られた白髪ネギがたっぷり添えられていました。こうした薬味まで丁寧に仕込まれているのを見ると、一皿への印象も変わります。濃いめの煮込みに白髪ネギの食感が入り、酒のつまみとしてよく合います。

「点心セットD」|3種類の点心を少しずつ食べ比べ

点心セットD

「点心セットD」(税込660円)は、「鶏焼売」「マンスリー焼売」「麻辣小籠包」を各1個楽しめる組み合わせです。蒸籠の中には見た目から違う3種類の点心が並び、それぞれにきちんと個性があり、なおかつどれもおいしい。一種類を何個も食べる前に、まず少しずつ試せるセットがあるのも嬉しいところです。

だから余計に、これを知らずに帰らなくてよかったと思いました。

「居抜きの神様」視点で見る「ポゴジロー」が支持される理由

ポゴジロー店舗外観

ここまで見てきた外観や店内、メニュー、実食の内容から、「ポゴジロー」が幅広いお客様に選ばれている理由を、店舗づくりの視点で整理します。ポイントは、クラフトビールという専門性と、誰でも使いやすい店づくりの両立です。

「ポゴジロー」の強みは、クラフトビールという明確な専門性を持ちながら、使う人を限定しすぎていないことです。14種類のクラフトビールを揃える一方で、「アサヒスーパードライ」(税込605円)をはじめ、サワー、焼酎、中国酒、梅酒、ワインなども用意されています。そのため、クラフトビールに詳しくない人でも利用しやすい。料理も点心や麻婆豆腐だけに絞らず、唐揚げ、フライドポテト、炒飯、麺まで揃い、一杯だけ飲みたい人から、しっかり食事をしたい人まで受け止められます。

さらに、クラフトビールのタップは銘柄が入れ替わり、期間限定料理や「本日の鮮魚」、「マンスリー焼売」などもあるため、「今日は何があるだろう」と再訪する理由が生まれます。変わる部分を持ちながら、「焼売とクラフトビール」という店の芯は残している。このバランスも長く続く店には大切です。

そして、この店には紹介される切り口がいくつもある点も見逃せません。クラフトビールの専門媒体から見れば14タップを持つビアバー、Osaka Metroのメディアではネオンサインを切り口に紹介されています。大通り沿いの古い建物という立地や外観も含め、一つの特徴だけに頼らず、複数の入口から店を知ってもらえる設計になっています。

専門性、利用しやすさ、変化、発信の切り口。これらが別々に存在するのではなく、一つの店の中で噛み合っていることが、「ポゴジロー」の強さだと感じます。

居酒屋の開業手順や必要な資格、飲食店の開業を成功させるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。クラフトビールの酒場や中華酒場の開業を検討している方は、あわせてご確認ください。

▶ 出店を検討している方へ|居抜き物件という選択肢

「ポゴジロー」は、14タップのクラフトビールと手作りの焼売・点心という明確な軸を持ちながら、立ち飲みやカウンター、大テーブルまで、さまざまな使い方を受け止める店です。古い建物にネオンや看板を加え、大通り沿いで店の存在が伝わる外観をつくっている点も特徴です。

飲食店を開業する際は、スケルトン物件だけでなく居抜き物件も選択肢に入れることで、初期費用や工事期間を抑えられる可能性があります。前の店舗が使っていた厨房設備や給排水設備などを活用できれば、設備工事の負担を軽くできる場合もあるでしょう。

その分の予算は、料理開発やドリンクのラインナップ、内装、看板、販促など、店の個性をつくる部分に回しやすくなります。

点心のように仕込みや蒸す工程が欠かせない料理を出す中華酒場や、多くの種類のビールを扱う店は、厨房や給排水の設備が営業の土台になる業態です。既存の設備を活用できる物件が見つかれば、「ポゴジロー」のように、メニューや外観の見せ方で個性を打ち出すことに力を注ぎやすくなります。

これからクラフトビールの店や中華酒場の開業を検討している方は、居抜き物件も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

▶ 居抜きの神様 会員登録はこちら
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▶ 中華・エスニック・多国籍料理の居抜き物件・貸店舗・テナントの一覧はこちら
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総評|知るほど、もう一度行きたくなる一軒

最初に「ポゴジロー」へ入ったとき、私が見えていたのは、クラフトビールがたくさんある中華酒場という一面でした。ところが、メニューを手に取り、「点心セットD」を食べ、店を出た後にInstagramを遡っていくうちに、店の見え方は少しずつ変わっていきました。

14本のタップ、種類の異なる点心、期間限定料理、本日の鮮魚。

店内にいる間にも、「こんなメニューもあったのか」と新しい選択肢が次々に出てきます。その裏側では、毎日の仕込みや酒の入れ替えがあり、Instagramにはそんな日々が5年以上残っていました。

今回食べた「バラ先軟骨トロトロ煮」の白髪ネギまで丁寧に仕込まれていたことや、個性の違う点心がどれもおいしかったことも、後からその積み重ねを知ると少し違って見えます。

一度の訪問で全部わかる店ではありませんでした。でも、それは「わかりにくい」で終わる話でもありません。知っていくほど、「次はこれを食べたい」「今度は違うビールを飲みたい」と、もう一度行く理由が増えていきました。

次に行くときには、こちらから聞いてみたいです。

「今日は何を飲むのがおすすめですか?」
「今日、これだけは食べて帰ってというものはありますか?」

今回は自分でメニューを探しながら楽しみました。次は、店がすすめる一杯と一皿から「ポゴジロー」を知ってみたい。

そんなふうに、帰った後から次の訪問が始まっているような一軒でした。

▶ 店舗情報・メニューを詳しく見たい方はこちら
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27119792/

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この記事を書いた人

【城戸 香奈子】

約20年にわたり飲食業界に携わる。外食チェーン本部で商品開発・広報・MD・店舗改善業務などを経験。全国約400店舗・2万回以上の店舗訪問を通じて、売上改善やオペレーション構築に関わる。現在は大阪を拠点に、飲食店の開業・運営・数字の見える化など、実務に根ざした支援を行う。

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