【飲食店の経営者必見】金沢 あっぱれ 人気の理由を名物と口コミから分析

「元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店」は、北陸三県の食材と地酒をそろえた名物料理と、船盛りが運ばれるときのにぎわいで人気を集める金沢・片町の居酒屋です。

口コミでは、刺身の厚みや金沢おでん・地酒の美味しさに加えて、掛け声とともに船盛りが運ばれる演出や活気のある接客が評価されています。

この記事では、片町本店の基本情報とおすすめメニュー、口コミから見る人気の理由を紹介します。

あわせて、片町と金沢駅前の立地の使い分けと、居酒屋経営に生かせる3つのポイントもまとめました。

金沢で店を選びたい方にも、居酒屋の開業を考えている方にも、店づくりのヒントが見つかる内容です。

居酒屋の出店に向いている東京都内の飲み屋街や、実際の成功事例について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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目次

元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店の基本情報

元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店は、金沢の繁華街・片町にある炉端居酒屋です。

公式サイトでは「北陸の旨いがココに集結」と打ち出し、北陸の食材と地酒をそろえています。

運営するのは株式会社ELFで、金沢駅の近くには系列店の金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店もあります。

基本情報に続けて紹介するのは、次の3つです。

  • 外観
  • 店内
  • メニュー

まずは、住所や営業時間などの基本情報を表で確認しておきましょう。

店名元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店
住所〒920-0981
石川県金沢市片町2丁目2-15 北國ビルディング B1F
アクセス片町スクランブルすぐ
野町駅から962m
電話番号050-1865-4354
営業時間月〜木:17:00〜23:00
(フード・ドリンクL.O. 22:30)
金・祝前日:17:00〜00:00
(フード・ドリンクL.O. 23:30)
土:16:00〜00:00
(フード・ドリンクL.O. 23:30)
日・祝日:16:00〜23:00
(フード・ドリンクL.O. 22:30)
定休日不定休
席100席
予約予約可(Web予約・電話)
支払い方法クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover)
Alipay
WeChat Pay
ホームページhttps://appare-kanazawa-katamachi.com/
※2026年10月時点の情報
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店

出典:食べログ|元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店
出典:株式会社ELF|会社概要

当日の予約は電話で受け付けており、混雑時は2時間制になる場合があります。

▶ すぐに予約したい方はこちら
https://booking.ebica.jp/webrsv/search/e020002501/11902
▶ 店舗情報・メニューを詳しく見たい方はこちら
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17010282/

外観

店は北國ビルディングの地下1階にあり、公式サイトでは場所を「片町スクランブルすぐ」と案内しています。

交差点の名前がそのまま目印になるので、初めて金沢を訪れる人でも場所をイメージしやすいでしょう。

繁華街の片町の中にあるため、飲み会の前後や観光の夜にも立ち寄りやすい立地です。

店内

店内の中央には「コの字型」のカウンター席があり、公式サイトでは「お一人様でもお気軽にご利用頂けます」と案内しています。

ほかに、目の前にキッチンが広がるカウンター席と、4〜6名掛けのテーブル席も用意されています。

テーブル席はつなげると最大16名まで使え、テーブル個室や6〜22名で使える掘りごたつ個室もある作りです。

1人での晩酌から大人数の宴会まで、人数に合わせて席を選べます。

壁面のウォールアートは金沢の町並みを浮世絵風に描いた一枚です。

公式サイトでは、「デザイン界のアカデミー賞」と称される第105回ニューヨークADC賞を受賞したと紹介しています。

店内は完全分煙で、たばこを吸う人は専用の喫煙ブースを使います。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|店内・空間

メニュー

料理は、金沢港から入る魚介や能登牛を始めとした北陸ブランド肉、加賀野菜を始めとした地元野菜など、地物が中心です。

メニューに並ぶ北陸の名物や炉端らしい料理は、次のとおりです。

  • 名物の船盛り
  • 金沢おでん
  • 卓上の炭火で焼く酒のアテ
  • 土鍋ごはん
  • 金沢カレーの元祖!チャンピオンカレーの揚げ春巻き

ドリンクは石川の地酒を始めとした全80種以上で、地酒の3種飲み比べも用意されています。

冬季限定のカニ料理では、「おでんのカニ面」が2026年10月22日から、「カニ酢で食べる香箱ガニ」が2026年11月7日から販売されます。

「カニ酢で食べる香箱ガニ」は1日10杯限定で、来店の3日前までに予約する決まりです。

宴会コースはすべて2時間飲み放題付きで、どのコースにも名物の船盛りが入ります。

※2026年10月時点の情報

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|メニュー
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コース

▶ すぐに予約したい方はこちら
https://booking.ebica.jp/webrsv/search/e020002501/11902
▶ 店舗情報・メニューを詳しく見たい方はこちら
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17010282/

片町本店のおすすめメニュー5選

片町本店のメニューから、名物として打ち出されている料理と地酒を5つ紹介します。

公式サイトの紹介文に、口コミの声も添えています。

価格はいずれも2026年10月時点の税込価格です。

  • おすすめ1:あっぱれ名物!豪快 お刺身船盛り|1,925円(税込)
  • おすすめ2:金沢おでん盛り合わせ(6種)|1,628円(税込)
  • おすすめ3:炙らせていただきます!能登牛の炙り肉寿司|1,485円(税込)
  • おすすめ4:とろ~り濃厚!かにクリームコロッケ|968円(税込)
  • おすすめ5:石川県の地酒 3種飲み比べ|1,320円(税込)

まずは、店の看板として打ち出されている船盛りから見ていきます。

おすすめ1:あっぱれ名物!豪快 お刺身船盛り|1,925円(税込)

「あっぱれ名物!豪快 お刺身船盛り」は1人前1,925円(税込)で、2人前から注文できます。

公式サイトでは「北陸の旨い魚を贅沢に使った船盛り」「厚切りで豪快な盛り付けは、見た目にも食欲をそそります」と紹介しています。

宴会コースのすべてに入っており、片町本店の看板料理といえる一品です。

口コミでも「分厚いだけじゃなくて、本当においしかった!」「特別なお醤油やお塩につけてたべれるようにだしてくれる」と、刺身の厚みと食べ方の工夫が評価されています。

※口コミは原文をそのまま引用
※引用:Google口コミ

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コース

おすすめ2:金沢おでん盛り合わせ(6種)|1,628円(税込)

金沢おでんは、公式サイトで「金沢のご当地グルメ」として紹介されている料理です。

紹介文には「昆布・かつおの効いた出汁と具材から出る旨みが◎」とあり、出汁については「毎朝の継ぎ足しと、じっくり時間をかけて旨味を引き出します」と説明しています。

6種1,628円・8種1,870円・10種2,200円(いずれも税込)から選べ、梅貝入りの6種は2,068円(税込)です。

具材はその日によって変わるため、何が入るかを楽しみに注文できます。

冬季限定の「おでんのカニ面」は1杯3,850円(税込)で、販売期間は2026年10月22日〜2027年1月31日です。

口コミには「金沢おでんもグッド」という声があります。

※口コミは原文をそのまま引用(絵文字は省略)
※引用:Google口コミ

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー

おすすめ3:炙らせていただきます!能登牛の炙り肉寿司|1,485円(税込)

(画像出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー)

「炙らせていただきます!能登牛の炙り肉寿司」は、大判1枚にシャリ2貫が付く一品です。

公式サイトの紹介文では焼き具合をレアですすめており、「黄身と甘ダレをくぐらせてひと口で!」と食べ方も案内しています。

能登牛を始めとした北陸ブランド肉を打ち出す店のこだわりが、1皿で伝わる一品という印象です。

魚介の名物が多い店で、肉料理も1品頼みたい人に向いています。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー

おすすめ4:とろ~り濃厚!かにクリームコロッケ|968円(税込)

(画像出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー)

「とろ~り濃厚!かにクリームコロッケ」は、メニューで「あっぱれ名物」に分けられている1品です。

中身は、かに味噌・かにの身・濃厚なクリームソースが入った「揚げないクリームコロッケ」。

公式サイトでは「かにの足に見立てたパンをちぎってたっぷりソースに付けて」と、食べ方を案内しています。

コロッケなのに揚げていない意外さと、パンをちぎってソースに付ける楽しさがあり、見た目と食べ方に工夫のある一品といえるでしょう。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー

おすすめ5:石川県の地酒 3種飲み比べ|1,320円(税込)

「石川県の地酒 3種飲み比べ」は、公式サイトで「『スタッフとおる』が厳選した地酒を3種飲み比べでご用意!」と紹介されています。

北陸の地酒も試したいなら、「北陸三県の地酒3種飲み比べ」(1,650円(税込))も選べます。

北陸の地酒は、グラスか1合を選んで頼めるメニューです。

コンセプトページでは、加賀の伝統工芸品である九谷焼のおちょこで地酒を楽しめることを、店のこだわりに挙げています。

口コミにも「日本酒飲み比べがあり、いずれも美味しかった」という声があります。

※口コミは原文をそのまま引用(絵文字は省略)
※引用:Google口コミ

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|ドリンクメニュー
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コンセプト

▶ すぐに予約したい方はこちら
https://booking.ebica.jp/webrsv/search/e020002501/11902
▶ 店舗情報・メニューを詳しく見たい方はこちら
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17010282/

口コミから見る片町本店の人気の理由

Google口コミを読むと、片町本店が選ばれる理由は大きく2つに分けられます。

どちらの理由も、口コミの声と公式サイトの情報を照らし合わせると、店の仕組みとのつながりがわかります。

  • 理由1:金沢の名物と北陸の地酒を1軒で味わえる品ぞろえ
  • 理由2:「船が出るぞ」の掛け声で店中が盛り上がる、見せる接客

それぞれ詳しく見ていきましょう。

理由1:金沢の名物と北陸の地酒を1軒で味わえる品ぞろえ

「刺身船盛りを2人前注文した!分厚いだけじゃなくて、本当においしかった!特別なお醤油やお塩につけてたべれるようにだしてくれるのでもっと美味しい!歌に乗って出てくるのは恥ずかしいけど楽しい 他の土鍋お料理もおでんのお汁とお茶漬けにしてくれたり、サービスもよい なんでもおいしかった。!」

「豪快な舟盛りや金沢おでん、香箱カニなど、金沢ならではの名物を一度に楽しめるのが魅力。料理はどれもクオリティが高く、観光で訪れても「間違いない」と感じられました。スタッフの方々も明るく気持ちの良い接客で、店内は老若男女問わず活気があります。金沢観光の食事先として、ぜひ立ち寄りたい一軒です。」

「日本酒飲み比べがあり、いずれも美味しかった。金沢おでんもグッド。予約しないと満席で入れませんので、是非予約を。」

※口コミは原文をそのまま引用(絵文字は省略)
※引用:Google口コミ

3件の口コミに並ぶのは、船盛り・金沢おでん・日本酒の飲み比べなど、北陸の名物を名指しで評価する声です。

観光で訪れた人は「金沢ならではの名物を一度に楽しめるのが魅力」と書いており、「予約しないと満席」という声もあります。

公式サイトのコンセプトページによると、片町本店は「石川・富山・福井」の北陸三県の産地と酒蔵を巡り、食材と地酒を仕入れています。

料理とドリンクのメニューを見ると、船盛り・金沢おでん・能登牛・地酒の飲み比べが1つの店のメニューに並ぶ構成です。

「舞茸としらすととびこの土鍋ごはん」の紹介文には「おでん出汁でお茶漬けにするのもアリ◎」とあり、口コミにも「特別なお醤油やお塩につけてたべれるようにだしてくれる」という声があります。

北陸の名物を1軒に集め、食べ方まで提案する品ぞろえが、旅先で店を1つに決めたい人の決め手になっていると考えられます。

「予約しないと満席」という声からは、名物を目当てに予約してから来る人がいることもうかがえるでしょう。

自分の店に取り入れるなら、地域の名物を1軒にまとめ、看板の品には食べ方の提案を添えるやり方が参考になります。

初めての利用でも注文を選びやすく、予約して来店する理由にもつながるでしょう。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コンセプト
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|ドリンクメニュー

理由2:「船が出るぞ」の掛け声で店中が盛り上がる、見せる接客

「2026年7月1日 金沢に旅行に来て夕食ここで食べました。『船が出るぞ』の掛け声で刺し身の舟盛りが運ばれ、お店は、賑わっていて、私達も、笑いながら楽しい食事が出来ました。どれも食べても美味しかったです。ご馳走さまでした。また、金沢に来たら食べに来たいです。お客様を裏切らない『金沢炉端あっぱれ』でした。」

「名物の舟盛りとカニ面は事前予約ができるということで、人数分を事前に予約しました。お陰で品切れということもなく、提供されるまでの時間も短く、120分の中で十分堪能できました!スタッフの方もとても明るく優しくて、舟盛りが提供されるたびにスタッフの方々の「船が出るぞ〜」の掛け声をかけるのですが、こちらの席でも「オー!」と呼応してみたりとおいしいだけじゃなく、楽しい時間も過ごせました!」

「人気店だけあって混んでいます。料理はとても美味しいですが、人気メニューは早々に品切れになることも。おしゃれな品々と、メリハリと旨味を感じる味付けは、お酒が進みます。すっぱいレモンサワーは強烈でしたが美味でした。(笑)舟盛りオーダーが入った時の賑やかな雰囲気もいいですね。とにかく、スピード感ある店員さんの気配りも素晴らしいです。夜9時以降であればすんなり入れる時間帯だと思いますが、予約を入れておくのが確実だと思います。」

※口コミは原文をそのまま引用(絵文字は省略)
※引用:Google口コミ

3件の口コミは、どれも船盛りが運ばれる場面に触れています。

スタッフの「船が出るぞ〜」の掛け声に客席が「オー!」と応えたという声や、旅行の夕食で「笑いながら楽しい食事が出来ました」という声が並びます。

理由1の口コミにある「歌に乗って出てくるのは恥ずかしいけど楽しい」も、同じ場面を書いたものでしょう。

お店の発信を見ると、金沢駅前店の公式サイトに載っている公式Instagramの投稿には「船が出るぞー!」とあり、片町本店の公式サイトに載っている投稿にも「店内全体で大盛り上がり」と書かれています。

片町本店のコースページを見ると、宴会コースのすべてに船盛りが入る構成です。

掛け声とともに運ぶ決まった出し方によって、注文した席だけでなく周りの席の人にも名物が伝わり、店全体のにぎわいや次の注文につながっていると考えられます。

口コミの「スピード感ある店員さんの気配り」からは、にぎやかな中でも料理を出すテンポを保つ段取りがあると読めます。

取り入れるなら、看板の品の出し方を店の決まりにして、客席も参加できる形にするのがおすすめです。

食事が体験として記憶に残れば、再来店や口コミの広がりにつながるでしょう。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店
出典:金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コース

片町本店と金沢駅前店の立地の使い分け

「あっぱれ」は、繁華街の片町と金沢駅の東口側の2か所に店を構えています。

同じ名物を出しながら、店の場所や営業時間を店ごとに変えているのが特徴です。

2店舗の違いを、表で比べてみましょう。

項目元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店
場所片町スクランブルすぐ(北國ビルディング B1F)JR北陸本線「金沢駅」東口より徒歩3分(スマイルホテルプレミアム東口店 1F)
開店時間月〜金・祝前日:17:00
土・日・祝日:16:00
16:00
閉店時間金・土・祝前日:00:00
そのほか:23:00
23:00
お通し代・チャージ代495円(税込)385円(税込)
あっぱれ名物!豪快 お刺身船盛り(1人前・2人前から)1,925円(税込)1,848円(税込)
※2026年10月時点の情報
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店

出典:金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー
出典:金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店|料理メニュー

平日の開店は金沢駅前店のほうが1時間早く、金曜・土曜・祝前日の閉店は片町本店のほうが1時間遅くなっています。

お通し代・チャージ代と船盛りの価格も、店ごとに少しずつ違います。

立地の見方は、店ごとに次の2つです。

  • 片町本店:夜も人が多い繁華街
  • 金沢駅前店:1日を通して人が流れる駅前

最初に、片町本店の周りの人の流れを確かめてみましょう。

片町本店:夜も人が多い繁華街

片町本店の営業は、平日が17時から、土・日・祝日が16時からです。

金曜・土曜・祝前日は0時まで開いており、夜遅くまで使える店です。

金沢市の歩行者動態調査報告書によると、片町・香林坊エリアで最も人が多い時間帯は平日21時で、金沢駅エリアや武蔵エリアと比べて夜の時間帯にも比較的人が多いとされています。(※1)

口コミにも「金沢に旅行に来て夕食ここで食べました」など、旅行で訪れた人の声もあります。

夜の繁華街にある店が、観光客の夕食の場としても選ばれている様子がうかがえるでしょう。

夜遅くまでの営業と、6〜22名で使える掘りごたつ個室は、旅行の夕食から宴会まで、夜に片町へ集まる人の需要に合う作りと考えられます。

(※1)出典:金沢市|歩行者動態調査報告書

金沢駅前店:1日を通して人が流れる駅前

金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店は、JR北陸本線「金沢駅」東口より徒歩3分の、スマイルホテルプレミアム東口店1階にあります。

営業時間は16時〜23時で、平日は片町本店より1時間早い開店です。

小学生未満は入店できず、小学生以上18歳未満は保護者同伴でも18時が最終入店です。

金沢市の歩行者動態調査報告書では、金沢駅エリアで最も人が多い時間帯は平日13時・休日14時で、1日を通して人が流れるとされています。(※1)

同じ調査で金沢駅エリアに来た人のうち、石川県外に住む人は平日33.1%・休日41.1%でした。

この調査は20歳以上が対象で、外国人は含まれていません。

金沢駅前店の公式サイトに載っている公式Instagramの投稿でも、「金沢観光の思い出に残る」「金沢旅行の締めに最適」と、観光客に向けた発信をしています。

同じ調査では、金沢駅エリアと片町・香林坊エリアを同じ日に訪れる人が最も多いという結果でした。

2店舗を構えることで、駅と繁華街を行き来する人が、どちらの場所でも立ち寄れる形になっていると考えられます。

出典:金沢炉端 あっぱれ 金沢駅前店
(※1)出典:金沢市|歩行者動態調査報告書

あっぱれに学ぶ居酒屋経営のポイント3つ

片町本店の名物・口コミ・立地からは、居酒屋を開く経営者にも取り入れられるポイントがあります。

ここでは、次の3つにまとめました。

  • ポイント1:ねらう客層の動きに合わせて出店場所を選ぶ
  • ポイント2:看板メニューの提供を店の見せ場にする
  • ポイント3:地元の名物をメニュー名で打ち出す

自分の店に置き換えながら、順に見ていきましょう。

ポイント1:ねらう客層の動きに合わせて出店場所を選ぶ

あっぱれは、繁華街の片町と金沢駅前の2か所に店を構えています。

同じ名物を出しながら、営業時間は店ごとに違う作りです。

夜遅くまで開ける片町本店と、16時に開ける金沢駅前店では、来てほしいお客様に応じて営業時間帯を分けていると読めます。

居酒屋を開業するときも、まずはねらう客層がどう動くかを考えてみましょう。

会社帰りや飲み会で人が集まる繁華街に出すのか、乗り換えや観光で人が行き交う駅前に出すのかで、向いている営業時間や席の作りは変わります。

物件を見るときは、カウンター・個室・宴会席などの席の作りが、ねらう客層や使われ方に合うかを確かめておくと安心です。

たとえば、1人客をねらうならカウンター席、会社の宴会をねらうなら個室や大人数の席を取りやすい物件が候補になるでしょう。

前の店の内装や厨房設備を引き継げる居抜き物件も、開業の費用と期間を抑えたいときの選択肢のひとつです。

東京都内で物件を探すなら、居抜きの神様の一覧から候補を比べてみましょう。

▶東京都の居抜き物件・貸店舗・テナントの一覧

ポイント2:看板メニューの提供を店の見せ場にする

あっぱれの船盛りは宴会コースのすべてに入る名物で、口コミでは「舟盛りオーダーが入った時の賑やかな雰囲気」と、運ばれる場面まで評価されています。

自分の店で取り入れるなら、まずはどの料理を見せ場にするかを決めるところから始めてみましょう。

見た目に迫力があり、多くのお客様が頼む看板メニューを選ぶと、演出を目にする機会が増え、店全体のにぎわいにもつながるでしょう。

次に、掛け声・運び方・席での仕上げなど、出し方の決まりと担当を決めておきます。

演出を続けるには、料理を出すタイミングを厨房とホールでそろえる段取りが欠かせません。

口コミの「スピード感ある店員さんの気配り」は、にぎやかな中でもその段取りができていることの表れと考えられます。

にぎやかな提供の場面は写真や動画に残りやすく、あっぱれも公式Instagramで船盛りを紹介する投稿を発信しています。

店の外にも名物を知ってもらう手段として、SNSでの発信と組み合わせるのも一案です。

集客・定番・高収益の3つの役割でメニューを組み立てる考え方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店
出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|コース

ポイント3:地元の名物をメニュー名で打ち出す

あっぱれは「あっぱれ名物!豪快 お刺身船盛り」「炙らせていただきます!能登牛の炙り肉寿司」「金沢カレーの元祖!チャンピオンカレーの揚げ春巻き」のように、メニュー名で名物や食べ方を伝えています。

金沢おでん・能登牛・加賀野菜・石川の地酒など、北陸の名物を1軒にそろえているのも特徴です。

金沢市観光調査結果報告書 令和7年(2025年)によると、日本人観光客が金沢に期待していたことは「食べること」が86.3%で最も多く、「お酒を飲むこと」も37.1%にのぼります。(※2)

旅先で地元の名物を味わいたい人が多いことは、この数字からも読み取れるでしょう。

あっぱれは冬になると、「おでんのカニ面」(2026年10月22日から)や「カニ酢で食べる香箱ガニ」(2026年11月7日から)といった季節限定の名物を出しています。

同じ報告書では、2025年に金沢市で宿泊者数が最も多かった月は11月、ついで10月でした。

宿泊客が多い秋から冬にかけてカニの名物を打ち出すことは、来店の理由を作る工夫と考えられます。

居酒屋を開業するなら、出身地の名物や地域の食材を看板にし、メニュー名でひと目で伝わるようにしてみましょう。

季節ごとに限定の名物を用意しておけば、同じお客様がもう一度来るきっかけにもなるでしょう。

店の打ち出し方を決めるもとになる、居酒屋のコンセプトの決め方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

出典:元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店|料理メニュー
(※2)出典:金沢市|金沢市観光調査結果報告書 令和7年(2025年)

まとめ

元祖 金沢炉端 あっぱれ 片町本店は、北陸の名物と地酒を1軒で味わえる品ぞろえと、掛け声とともに船盛りが運ばれる提供の演出で人気を集めています。

口コミと公式サイトの情報を照らし合わせると、名物の集め方や出し方、繁華街と駅前での店の使い分けにも、店づくりの工夫があることがわかりました。

看板メニューの見せ方、地元の名物の打ち出し方、ねらう客層の動きに合う物件選びは、居酒屋を開く経営者にも取り入れられるポイントです。

理想の店を形にするには、ねらう客層に合った立地や席の作りの物件と出会えるかどうかも大切です。

居抜き物件をうまく活用して、理想のお店づくりを進めましょう。

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この記事を書いた人

広告代理店を退職後、SEOライター/マーケターとして独立。これまで、東京を中心にレストラン・カフェなど数多くの飲食店マーケティングに従事し、集客や店舗拡大(FC展開含む)に貢献。自身の経験をもとに、現在は移住先の宮崎県で飲食店を2店舗経営。

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