新宿区は、ビジネス、ショッピング、エンターテインメントが一堂に会する日本を代表する繁華街の一つです。

新宿駅周辺は国内外から多くの人々が訪れるエリアであり、高層ビルが立ち並び、賑やかな雰囲気が漂っています。

また、歌舞伎町や新宿御苑などの有名な観光地もあり、観光客にも人気のスポットがたくさん存在します。
新宿区には、様々なジャンルの飲食店があり、その数は膨大です。

トレンドに敏感な若者から海外の観光客、ビジネスマンまで、幅広い客層に対応できるお店が求められています。

また、新宿の夜は長いため、夜遅くまで営業しているお店も多いです。
 

【新宿区の主要な駅・街の情報】

●四谷三丁目駅

四谷三丁目駅が開業したのは1959年。丸ノ内線の霞ヶ関～新宿間の延伸時に開業した駅で、当時は帝都高速度交通営団（営団地下鉄）に属する駅でした。2004年の帝都高速度交通営団の民営化に伴い、現在は東京地下鉄（東京メトロ）に属する駅として存在しています。

駅前は弁護士や税理士などの事務所が入った雑居ビルやチェーンの飲食店でにぎわっています。新宿通り沿いには、四谷三丁目駅のシンボルともいえるスーパー・丸正総本店のビルが建っており、入口に祀られている「お岩水かけ観音」が有名。現在はビルの建て替えに伴って一時閉店中ですが、2025年に新店としてオープンする予定です。

・四谷三丁目駅の乗降客数

参照：東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」

・四谷三丁目駅周辺の業態別飲食店数

参照：食べログ（2024年3月現在）

四谷三丁目駅はオフィス街であるため、ランチや仕事帰りに立ち寄る飲食店の需要が高いエリア。それに伴ってかランチメニューを提供する和食や、お酒を楽しめる居酒屋やバーなどのジャンルの飲食店が多い模様です。

＊四谷三丁目駅の詳細な街レポはこちら

●高田馬場駅

高田馬場駅の大きな特徴は、周辺に早稲田大学や学習院女子大学、東京富士大学など大学のキャンパスが多いこと。予備校や専門学校も集まっているため、常に若者の姿が見られます。また、アジア系を中心に留学生の多いエリアでもあり、エスニック料理などの個性的な飲食店も多数出店しています。

駅北側の早稲田口を出ると、すぐに目に入るのが「BIG BOX」のビル。飲食店やアパレルショップ、ゲームセンターやボウリング場などが入るショッピングモールで、待ち合わせにもよく使われています。駅前は商業施設や飲食店が充実しているため、買い物やレジャー、外食に困らないのが大きな魅力です。

・高田馬場駅の乗降客数

参照：JR東日本「各駅の乗車人員 2022年度」・西武鉄道「駅別乗降人員 2023年度」・東京メトロ「乗降人員(2023年度一日平均)」

・高田馬場駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

参照：飲食店ドットコム「高田馬場駅の賃料相場情報」（2024年7月現在）

・高田馬場駅周辺の業態別飲食店数

参照：食べログ（2024年7月現在）

高田馬場駅周辺には和食や居酒屋の飲食店が多く見られます。中華やアジア・エスニック料理など多国籍料理の件数も多く、特にラーメン店は遠くから人が訪れるほどの人気店が集まっています。

女性に人気のイタリアンやカフェ、落ち着いてお酒が飲みたい方向けにバーやスナックなど、さまざまなジャンルの飲食店が入り混じっているのも特徴。学生向けにリーズナブルでボリューム満点のお店が多く見られます。

＊高田馬場駅の詳細な街レポはこちら

●歌舞伎町

歌舞伎町は新宿駅の北東に位置する街。西武新宿駅前通り、職安通り、明治通り、靖国通りに囲われたエリアを指します。歌舞伎町の名が付く駅はなく、最寄りとなるのは歌舞伎町の西に位置する西武新宿駅、南に位置する新宿駅、北東に位置する東新宿駅などです。飲食店や映画館や劇場、ボウリング場、パチンコ屋などの遊戯施設が集中する日本最大の繁華街として知られています。

街の中央にある花道通りを挟んで南側が歌舞伎町1丁目、北側が歌舞伎町2丁目です。1丁目には2023年にオープンしたばかりのエンターテイメント施設「東急歌舞伎町タワー」、新宿コマ劇場の跡地にできた「新宿東宝ビル」、ディープな飲み屋街として知られる「新宿ゴールデン街」などがあります。飲食店も多く、活気のあるエリアです。2丁目は夜のお店などが並ぶネオン街ですが、北側の職安通り沿いまで行くとオフィスビルやマンションが建ち並び、落ち着いた雰囲気になります。

・歌舞伎町最寄り駅の乗降客数

参照：西武鉄道「2023年度 駅別乗降人員」、JR東日本「各駅の乗車人員2023年」、京王線「駅別一日平均乗降人員」、東京都交通局「各駅乗降人員一覧」、東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」、小田急鉄道「1日平均駅別乗降人員」

・歌舞伎町周辺の業態別飲食店数

参照：食べログ（2024年9月現在）

歌舞伎町は居酒屋やバー、和食といったジャンルの飲食店が多い模様です。繁華街のイメージ通り、お酒を楽しめるお店が多数出店しています。洋食・西洋料理、アジア・エスニック、焼き肉・ホルモン、カフェ・喫茶店といったジャンルも100件を超えており、全体的に飲食店が多いエリアです。

・歌舞伎町の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

参照：飲食店ドットコム「西武新宿駅の賃料相場情報」（2024年9月現在）

＊歌舞伎町の詳細な街レポはこちら

●新宿三丁目駅

新宿三丁目駅はデパートや商業ビル、居酒屋が建ち並ぶ繁華街として有名です。江戸時代から甲州街道の宿場町「内藤新宿」として栄えていた場所で、1959年に帝都高速度交通営団（東京メトロ）丸ノ内線の駅として開業します。

新宿三丁目交差点には老舗デパートの伊勢丹新宿店や、複合商業施設の新宿マルイ本館が並び、大都会らしい洗練された雰囲気が漂っています。また、居酒屋が多い街としても知られており、細い路地にたくさんの人気店が密集しているのが特徴です。居酒屋以外の飲食店やカフェも多く、デートや友人との食事、ビジネスシーンなどさまざまなシチュエーションで利用できます。

・新宿三丁目駅の乗降客数

参照：東京メトロ「各駅の乗降人員ランキング」、東京都交通局「各駅乗降人員一覧」

・新宿三丁目駅周辺の業態別飲食店数

参照：食べログ（2024年9月現在）

新宿三丁目駅付近の飲食店数は4,800件以上と、圧倒的な出店数の多さが特徴。特に居酒屋は1,600件以上もあり、東京の駅周辺の中でもトップクラスを誇ります。バーの数も1,000件に近く、日本を代表する飲み屋街のひとつと言って良いでしょう。他には和食も1,300件以上と非常に多く、日本の伝統的な料理が楽しめるエリアとなっています。

・新宿三丁目駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

参照：飲食店ドットコム「新宿三丁目駅の賃料相場情報」（2024年9月現在）

＊新宿三丁目駅の詳細な街レポはこちら

●大久保駅

大久保駅が開業したのは1895年。地域の開発と人口増加に対応する重要な交通手段を果たすため、甲武鉄道の駅として設置されました。現在でも都心へのアクセスが良く、主要ターミナルの新宿駅へもわずか1駅と非常に近いことから、通勤や通学、観光の拠点として利用されています。

大久保駅は新大久保駅から徒歩圏内にあるので韓国文化が強く感じられ、韓国料理店やK-POPショップが駅周辺に多く点在しています。外国人向けのスーパーやインターナショナルな食材を取り扱う店も豊富で、海外からの留学生や移民も多く住んでいるのが特徴です。

・大久保駅の乗降客数

参照：JR東日本「各駅の乗車人員 2023年度」

・大久保駅周辺の業態別飲食店数

参照：食べログ（2024年9月現在）

大久保駅周辺は、韓国料理店をはじめ、居酒屋、ラーメン店など多国籍な飲食店が豊富です。特に、韓国料理店が多く、本場の味を楽しめるお店が点在しています。また、気軽に食事を楽しめるコスパの良いお店もが多い印象です。

・大久保駅の平均賃料相場年別推移（2021年〜2024年）

参照：飲食店ドットコム「大久保駅の賃料相場情報」（2024年9月現在）

＊大久保駅の詳細な街レポはこちら